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平成23年度第2回新座市文化財保護審議委員会
平成23年9月1日(木曜日)
午後 2時00分から
午後 4時00分まで
観光プラザ2階 交流ルーム「せせらぎ」
根岸茂夫、石山哲夫、佐藤善信、岩崎信丈、小林英郷
生涯学習課長 大熊正、
生涯学習課副課長兼学芸員 斯波治、
生涯学習課主事兼学芸員 川端真実、
生涯学習課主事補兼学芸員 川畑隼人、
事務補佐員 高野 綾子
公開
(傍聴者 0人)
欠席委員 蔵持重裕
(素案、重要な構成要素の特定について)
ア 事務局から、「野火止用水文化的景観保存計画(素案)」により説明を行った。
現在、庁内検討委員会で行っている検討の経過を報告した。
イ 意見及び質疑応答
(委員)
4年前に、野火止用水文化的景観保存計画策定委員会というものが開かれたが、その時に問題になったことなどが、ここで、どのように活用されているのか。
(事務局)
平成17年度に文化的景観保存活用調査で野火止用水が現状でどのようになっているか、基礎的な概要の調査を行った。平成18年度には、野火止用水文化的景観保存計画策定委員会を設置し、新座市内の状況調査をし、P10のゾーン区分の図を作成し報告している。
(事務局)
補足説明をさせてもらう。ゾーン1から6の中で範囲を分けているが、その中でも、ゾーン2の平林寺一帯とゾーン3の本多一帯が、市民の皆様にも一番わかりやすく理解いただけるところだ。
景観も良好なものが形成されており、特にメインと考えている。ゾーン1からゾーン5に関しては、野火止用水とその周辺ということで景観計画と一致しているところだが、ゾーン2とゾーン3に関しては、さらに、雑木林や農地や屋敷林が残されている部分を加味した上での範囲設定としている。
(委員)
ゾーン1の屋敷林は、年々、近代的な建物が増えてきている中で、ゾーンとしてどれだけ反映されるのか。また、ゾーン4とゾーン5の野火止用水沿い周辺の東久留米市側は策定の意見が反映されるのかどうか。
(事務局)
あくまでも、現時点では、新座市の範囲の中での文化的景観ということになる。将来、都下の市が野火止用水の文化的景観に興味を持ち文化的景観の選択を行っていこうとなった時に、この計画が生きてくると考える。
(委員)
時間的経過の中でどんどん変わってきてしまう。市長は野火止用水サミットを行うことを考えているようだが、東京都や関係市町と懇談を早めに行い、新座市の考えを伝えておくことが大事だと考える。
また、サミットの進行状況はどうなっているのか。
(事務局)
実施する。現在、準備をしているところだ。
(委員)
そうであれば、市長は策定案には目を通しているのか。
(事務局)
現時点では、庁内検討委員会の素案ということなので、目は通してない。ただ、サミットで、もう少し簡単な紹介資料を作り、文化的景観のPRをする予定だ。
(事務局)
現時点の状況だが、サミットについては、一般的には公表されていないが、11月15日という日程は確保されている。新座市では野火止用水は教育委員会の文化財という位置付けだが、都下は担当課が道路課であったりで、教育委員会部局は1つもなく、文化財としての位置付けをしているところはない。
新座市では、今回、サミットについて秘書広聴課が担当部署ということで話を進めている。
(委員)
平林寺の考えがどうなのか。受け入れてもらえるのか、考えておいた方がいいのではないか。
(事務局)
来週が庁内検討委員会の最終だが、そこで、まとまったものを市長に報告する。なお、平林寺の方にも報告する必要があると考える。
(委員)
是非、お願いする。
ア 事務局から資料により説明を行う。
(事務局)
板倉町の水場の景観が関東で初めて重要文化的景観に選定された。この板倉町を視察研修場所としたいが、審議いただきたい。
日程は、10月13日を予定する。
イ 審議結果
了承を得る。