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場所 : | 新座市大和田三丁目 |
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面積 : | 約14,910平米 |
主な時代 : | 縄文時代、平安時代 |
調査の目的 : | 土木工事等に先立ち、記録保存を行う。 |
調査期間 : | 平成29年6月から平成29年10月まで |
解説 : 後世の耕作によって筋状に破壊されていますが、約5,000年前の縄文時代中期の竪穴住居跡が見つかりました。平面は円形で、中央部に埋甕炉が設置されています。
解説 : 後世の耕作によって筋状に破壊されていますが、平安時代の竪穴住居跡が見つかりました。平面は円形で、やや小型ですが、カマド(写真の左側)も作られています。
解説 : 約5,000年前の縄文時代中期の土坑で、直径1m程の範囲から土器や石器が折り重なるように見つかりました。まとめて廃棄されたものかもしれません。
解説 : 約3,000年前の縄文時代後期末の住居跡が見つかりました。これまで大和田カミ遺跡から見つかった住居跡は縄文時代中期のものでしたが、初めて後期のものが確認されました。平面は方形で、壁際に小型の柱穴が巡るのが特徴です。中央には石で囲まれた炉があります。この住居跡からは、耳飾りや人面のような表現のある異形台付土器など、少し変わったものが見つかっています。
※ 調査成果の詳細につきましては、『大和田カミ遺跡群発掘調査報告書1』をご覧ください。