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大和田カミ遺跡第7地点発掘調査の様子

ページID:0058572 更新日:2023年4月1日更新 印刷ページ表示

大和田カミ遺跡第7地点発掘調査

発掘調査の概要

表1
場所 : 新座市大和田三丁目
面積 : 約1,450平米
主な時代 : 縄文時代
調査の目的 : 土木工事等に先立ち、記録保存を行う。
調査期間 : 平成29年7月から平成29年8月まで

 

発掘調査の作業風景

大和田カミ遺跡第7地点の作業風景

主な出土品等の紹介

柳瀬川の流路変更

 柳瀬川の旧河道

解説 : 大和田地区を流れる柳瀬川は、幾度も流路を変え、大地を削ってきました。発掘調査地内からは、柳瀬川の流れが削った溝状の跡が見つかっています。さらに、この溝の下からは、川が運んできた大型の礫、小型の礫、砂利等が層を成している箇所が見つかっており、時期によって流れの速さが異なっていたことを示しています。

縄文時代の焼土坑

縄文時代の焼土坑

解説 : 柳瀬川の旧河道の岸辺にあたるところから、推定縄文時代早期の焼土坑(ファイアピット)が見つかりました。後世の耕作によって筋状に破壊されていますが、複数の坑が重なり合って発見されており、幾度かに渡って作り替えられ、煮炊きなどの調理が行われたと考えられます。

※ 調査成果の詳細につきましては、『大和田カミ遺跡群発掘調査報告書1』をご覧ください。


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