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平成29年度の平林寺境内林再生事業

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月21日更新

雑木林の伐採作業を実施しています

 平林寺境内林は、本市唯一の国指定文化財として昭和43年5月28日に天然記念物に指定されました(昭和51年5月12日に睡足軒の森が追加指定)。今も首都近郊随一の規模で存在し、かつての武蔵野の雑木林の面影を残しています。しかしながら、指定から約50年が経過した現在、境内林は指定当時から景観の変化、林床植生の貧化が起こっています。
 そこで、かつての武蔵野の雑木林の景観を取り戻し、この貴重な財産を次世代へ確実に継承するため、今年度から雑木林の再生を進めています。落葉広葉樹林全体の伐採を平成26年度から15年間で一巡させることを目標とし、全体を大きく3期に分け、1期5年の予定です。樹木の伐採などにより一時的な景観の変化も生じますが、文化財保護のため、皆様のご理解とご協力をお願いします。
 詳しくは、平林寺境内林再生事業リーフレットをご覧ください。

平成29年度の事業

事業場所

 平林寺境内林北側のクマザサ帯平坦部北・民家隣接部の一画(約0.8ヘクタール)を伐採します。
 また、平成26・27・28年度に伐採した箇所の下刈りを行います。
 ※ 事業場所の概要については、下の図面をご覧ください。
   平成29年度事業予定地 (別ウィンドウ・PDFファイル・0.16MB)

事業内容

 伐採による萌芽更新と傘伐(※)による天然下種更新を図り、苗木の補植を組み合わせた手法によって、再生を図ります。また、過年度に伐採した区域の下刈りや、管理用道路の開設を行います。

※傘伐(さんばつ)とは
 伐採期に達した林を、親木(母樹)を残して周辺を伐採すること。伐採後は、母樹から落下した種子が親木の傘の周囲で稚樹として成長するところから、’傘伐’という。母樹は稚樹が生長した後、伐採し新しい林を生成する。

事業経過

 下刈りは草の伸びる夏季に、伐採は葉の落ちた12月下旬から開始しました。

平成29年度下刈り作業地 下刈り作業地。平成27年度に伐採済み(平成29年7月10日撮影)

平成29年度伐採地1 平成29年度伐採地1。(平成30年1月12日撮影)

平成29年度伐採地2 平成29年度伐採地2。(平成30年2月27日撮影)

これまでに伐採した地区の経過報告

 平成26・27・28年度に伐採した地区では、切株からの萌芽や、林床から様々な植物が芽吹いておりますが、植生保護のため、伐採の経過を観察される際には、区画には立ち入らず、散策道などから見学するよう、ご協力をお願いいたします。

平成28年度

 平林寺境内林北側のクマザサ帯平坦部南(約0.9ヘクタール)を伐採しました。
 当該地区にはクマザサが繁茂していたため、ドングリからの実生幼木が少なく、他の伐採済み地で密生している幼木を移植して、雑木林の再生を試みています。

萌芽更新1年目 萌芽更新1年目(平成29年12月14日撮影)

平成27年度

 平林寺境内林北側・こもれび通り沿いの一画(約1.4ヘクタール)を伐採しました。

萌芽更新2年目 萌芽更新2年目(平成30年2月27日撮影)

管理用道路の例 管理用道路(平成30年2月27日撮影)

平成26年度

 業平塚北側一帯(約1.6ヘクタール)を伐採しました。

萌芽更新3年目_1 萌芽更新3年目(平成29年4月17日撮影)

萌芽更新3年目_2 萌芽更新3年目(平成29年4月17日撮影) 

ご注意とお願い

 作業場所には看板を設置し、細心の注意を払って作業を行います。作業場所・内容により、騒音や振動が発生する可能性もありご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。 

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