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平成29年度第3回新座市青少年問題協議会(平成30年2月6日開催)

ページID:0063892 更新日:2018年2月9日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成30年2月6日(火曜日)
午後2時から午後2時40分まで

開催場所

新座市役所 本庁舎3階 303会議室

出席委員

山口六男会長・須田邦彦副会長・鈴木明子委員・佐藤重忠委員・石島陽子委員・木村俊彦委員・金子廣志委員・土屋修委員・西川達男委員・長谷川栄委員・斉藤宗夫委員・加藤恵委員・牛山孝儀委員・結城美千代委員・鈴木松江委員

事務局職員

教育総務部 渡辺哲也部長
生涯学習スポーツ課 金子啓一課長
              小糸副課長兼スポーツ・青少年係長
              藤田智美主任
              天倉美希主事
              向山千景主事補

会議内容

1 開 会

2 挨 拶

3 議 題

⑴ 「青少年の地域での支援の充実について」意見具申(案)について

⑵ 今後のスケジュール

⑶ その他

4 閉 会

会議資料

1 次第資料

2 新座市青少年問題協議会委員名簿

 

公開・非公開の別

公開
(傍聴0人)

その他の必要事項

欠席委員

宮敦子委員、菅野潤一委員、飯塚隆委員、並木信子委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開  会(司会 事務局)

 

2 挨  拶(山口会長、土屋委員)

 

3 議  題

 ⑴ 具体的方策の検討(進行 山口会長)

表1

発言者

内容

会長

 それでは、私が進行させていただく。
 まず、議題の1『「青少年の地域での支援の充実について意見具申(案)」について』、事務局から説明をお願いする。

事務局

 議題の1『「青少年の地域での支援の充実について意見具申(案)」について』について、事務局から説明を行った。

会長

 本日配布した資料を確認いただき、問題がなければ、市長に対し具申書として提出する。何か意見はあるか。
 長谷川委員の町内会では子ども食堂を実施していると思うが、意見はあるか。

委員

 私の町内会では、「子ども食堂」という名称ではないが、「地域の子をみんなで育てる」をキャッチフレーズに、不特定多数の方を対象に各種事業を実施している。昨年3月には、「西分ふれあい村塾」を立ち上げた。その後ハロウィンイベントを実施しており、3月11日(日曜日)にはひなまつりのイベントを行う予定である。参加者の様子を見ながら、試行錯誤しているところである。

会長

 いろいろなイベントを子どもの支援事業の足がかりにしてもらえると良い。 

委員

 焦らずに時間をかけて交流していければと思っている。
 イベントについては、今のところ好感触である。そのおかげか、体育祭に参加してくれる子どもが増え、今年度は4位という結果を収めた。子どもの親もイベントに関わってくれるので、この流れが定着すると良い。

会長

 体育祭の参加者を集めるのは大変なので、自然に集まるのは素晴らしいことである。

委員

 日帰りのバスツアーや工場見学など、子どもの興味がある体験型のイベントも取り入れている。

会長

 私の町内会もイベントを実施することはあるが、なかなか参加者が集まらない。
 学習支援について、例えばふるさと新座館には、小・中学生が集まっているのをよく見かけるので、あとは指導者がいれば実現すると思う。金子委員はどう考えるか。

委員

 具申書については、子どもの現状が適当に把握されているし、方策も具体的で良いと思う。
 子どもの経済格差は拡大していて、さらに心の貧困も拡大しているように感じる。大人がどうやって手を差し伸べるかがポイントである。
 特に本市は、地域資源を生かすという観点から考えると、公民館や集会所も充実しているので、場所の確保はできる。そのような施設は、大人だけの場ではなく、次世代を担う子どもへの支援にも利用できると良い。
 特に、学習支援については、実施していただけたら大変ありがたい。昨年、第六中学校に学習室を作った。机ごとに仕切りを設け、スタンドとコンセントも設置した。
 中央図書館においては、改修の際に学習室を設けたところ、大人を中心に多くの利用がある。
 同じような施設が学校にあったら良いのではと思い、第六中学校に作ったものである。家庭では学習環境が確保できない子がよく利用しているようであり、他の学校にも設置できたら良いと思う。さらに公民館や集会所にもそのような施設があると良い。このような支援が貧困や学力低下の連鎖を断ち切ることにつながるのではないか。
 地域で手を差し伸べてもらえるのはありがたい。私たちも地域住民への支援をしていかなくては、と痛感している。

会長

 第六中学校の学習室は空き教室を利用したのか。         

委員

 技術家庭の授業で金工室として使っていた教室を使用した。
 昨年、石神小学校の大規模改修があったが、当初の計画では、放課後児童保育室のためにプレハブを建てることとしていたが、多額の費用がかかるため、近隣の第六中学校の教室を代用することとした。その契約差金で学習室を設置したものである。ぜひ一度見学してほしい。

会長

 利用時間は決まっているのか。

委員

 学校の下校時間に合わせて閉めるようにしている。

会長

 確かに、家庭環境により勉強をしたくてもできない子がいると思うので、学校で環境を作ってあげられると良い。公民館にもできるとさらに良い。

委員

 これまでもふるさと新座館のロビーには子どもが集まっていたが、机や椅子が足りないようだったので、追加で購入した。
 また、ふるさと新座館は今後指定管理となるが、業者との打合せの中で、空いている部屋は積極的に子どもたちに開放する方針で運営してくれるということになった。

会長

 そういったものを利用して、今回具申する方策がうまく実現するといい。

委員

 具申案はとても良い。
 近年の子ども会の活動の動きを報告する。以前から、子ども会連合会においても子ども食堂の話題が出ており、今年度初めて、「子ども会食堂」を2回計画した。1度目は公募などはせず、連合会に加盟している子ども会だけに周知し実施した。2回目は広報に掲載したが、他のイベントと重なったためか、応募がなかった。来年以降も続けようと思うが、各単位子ども会が地域で実施するくらいの規模が一番良いと思う。市全体で実施するようなタイプのイベントではないと感じた。
 現在、子どもに食事を提供するイベントを実施している子ども会は、1団体しかないようだ。いろいろな課題があるので、食事を作って一緒に食べる、という機会が少なくなってきている。この具申書にあるようなことができると良い。子ども会と町内会とが連携していけると良い。
 また、学習支援についてもやっていくべきだと思い、畑中地区で実施しているものを参考に、馬場地区の子ども会での実施を計画しているところである。2月下旬の実施を予定しているが、課題が出てきている。はじめは、好きな時に来て好きな時に帰るシステムにしようと考えていたが、行き帰りの責任問題が生じるので、時間を決めて実施することにしようということになった。しかし、そうすると宿題が早く終わってしまう子に何か遊びを提供しなくてはならない。また、狭い会場で多くの子をどうやって活動させるかが課題である。運営側は素人なので、どこまでできるかは分からないが、とりあえず試しにやってみようと思う。同じような事業を他の子ども会でも取り入れられたら、とも思っている。

会長

 子ども会へも町内会の協力が必要である。

委員

 協力し合えるのが理想である。そうすれば、町内会も活性化し、若い親も活躍できると思う。

委員

 新座市内の子どもの貧困状況はどうか。あまり実感できないように思う。

会長

 統計は出ているか。

委員

 市内には生活保護家庭があり、教育委員会では、生活保護まではいかないが低所得である準要保護家庭を対象に、給食費や学用品、修学旅行の費用等を補助する就学援助制度を設けている。生活保護家庭と準要保護家庭を合わせてだいたい11%前後だと認識している。

会長

 全国と同じような状況であると言える。他に意見がなければ、このまま市長に意見具申したいと思う。
 この他、何か意見交換したいことなどはあるか。

委員

 具申書に「世代を超えた」とあり、私は10年ほど地域福祉に関わっているが、どうしても高齢者中心のものとなっている。高齢者だけでの支え合いは難しい。若い世代も孤立しているような状況であり、皆不安の中で生活している。いろいろな世代が混在していないと、支え合いが成り立たない。まちづくり計画の中に空き家の活用などを盛り込んで積極的に若い人を地域に入れるなどの対応をしていかなくてはいけないと思う。議会でも提案していきたい。
 国においても、補助金を出して住宅要配慮者に空き家を貸し出すなどの対応をしているようだ。空き家や空き店舗は増えているので、子どもの居場所にするなど検討が必要である。

委員

 児童相談所への相談傾向について報告すると、平成28年度の虐待相談件数は40%増と多かったが、今年度は5%増と落ち着いた。しかし、件数が多いことに変わりはない。一時保護の児童数は昨年並みである。
 話は逸れるが、市内には里親として御活躍いただいている方が多くいる。国や県でも、里親を増やしていく方針である。もし関心がある方がいれば、ぜひ御検討いただきたい。保護所に行くと学校に通えないことになる。里親というと養子縁組をするためのものだと思われるかもしれないが、空いている部屋があるからなど、気軽にやる方もいる。


  今後のスケジュールについて(説明 事務局)
    3月16日(金曜日)に、会長・副会長・事務局が市長と面会し、具申書を提出する予定である。

 ⑶ その他
    現在の委員の任期は平成30年3月末日までである。平成30年度からは新たに委嘱することになる。
    次回会議は6月頃を予定しており、改めて通知を送付する。


4 閉  会(須田副会長)


新座市青少年問題協議会