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平成27年度第4回新座市地方創生推進検討会議 会議結果

ページID:0043903 更新日:2016年3月4日更新 印刷ページ表示

会議の概要

開催日時

平成27年11月19日(木曜日)午後6時30分から午後9時まで

開催場所

市役所本庁舎 2階 全員協議会室

出席者

新座市長 須田健治(座長)、委員9人

事務局職員

企画財政部長 遠山泰久、企画財政部専門員 遠藤達雄、
企画課長 伊藤佳史、同企画係長 小島幸恵、同主事 福井真優子

議事

  1. 新座市地方創生総合戦略(案)について
  2. その他

その他の必要事項

傍聴 1名

会議資料

  1. 新座市地方創生総合戦略(案)
  2. 資料1 第3回地方創生推進検討会議における主な意見及び総合戦略修正案について
  3. 資料2 委員提出意見

意見交換等

1 新座市地方創生総合戦略(案)について

(1) 事務局説明

 新座市地方創生総合戦略(案)(以下「総合戦略」という。)について、資料に基づいて事務局から説明を行った。概要は次のとおり。

  •  前回会議で頂いた意見等を踏まえて修正した。主な修正箇所は、資料1及び資料2のとおりである。

(2) 質疑応答及び意見交換

(・は委員の発言を、→は市の発言を表す。)

  •  基本目標のタイトルについては、新座らしいワードを入れた方が良い。各タイトル中の「にいざ」を他の自治体名に入れ替えられるようなものは変えた方が良い。
  •  観光都市づくりに新たな視点を取り入れた方が良い。歴史的、文化的につながりがある川越市や三芳町と連携して、日本版DMOの実施も視野に広域的な観光の取組を推進してはどうか。
    → 広域的な観光事業の推進について総合戦略に位置付ける方向で、川越市及び三芳町と調整する。
  •  外国人観光客の誘致に当たっては外国人のニーズを捉えた取組が必要である。例えば、外国人観光客の多くはスマートフォンなどで情報を検索し、行き先を決めるので、インターネットでの検索結果で新座が出やすくすることが有効であると考える。
  •  外国人が観光や仕事で東京を訪れ、半日ほど時間が空いた場合などに、都心に近く日本の文化や歴史に触れられる観光地としてアピールし、観光客を誘致することも考えられる。
  •  外国人が見て楽しいと思えるものを提供できる環境の整備が重要である。平林寺の禅宗に関心がある外国人は多いと思う。平林寺は紅葉も魅力的である。また、観光地に求められるものとして食も重要であるため、平林寺の見学や座禅体験に精進料理など日本の食文化を楽しめるようなプランをつくってはどうか。
    → 外国人観光客の誘致に向けては座禅体験などの体験型観光を実施することを考えているが、現状では外国人の受入れ体制が十分ではないと感じている。平林寺の紅葉の時期は、市役所でオープンカフェを実施しており賑わいを見せている。新座産野菜や手打ちうどんなど新座の食文化も強みとして、観光の取組を更に発展させたい。
  •  新座は英語教育にいち早く取り組んでおり、国際教育は本市の強みでもある。しかしながら、子どもたちが習った英語を実際に使う機会はあまりないように感じられる。そこで、中学生が外国人観光客に対してボランティアガイドを体験する機会を作ってはどうか。また、成果目標として、中学生を対象に英語でボランティアガイドを行うための講習の時間数や小中学生の2人に1人が英語を話せるようにするといった指標を設定してはどうか。
  •  観光ボランティアガイドには、市内3大学の学生に協力をもらってはどうか。
    → 観光ボランティアガイドに協力いただいている市民も高齢化が進んでおり、市民だけで行っていくのは限界がある。市内3大学の学生に観光ボランティアガイドをお願いして、謝礼を支払うことや大学の単位につながるようにすることなど、大学生に協力を頂くための仕組みづくりについても検討したい。
  •  外国人観光客の誘致に当たっては、英語版のホームページやガイド マップがあることも重要である。それらを作成する際にも中学生や市内3大学の留学生に協力してもらってはどうか。
  •  国際交流の機会として、友好姉妹都市と連携してホームステイを受け入れることや、市内3大学の留学生のホームステイを受け入れることなどを実施してはどうか。
    → 友好姉妹都市であるフィンランド共和国ユヴァスキュラ市とは相互に中学生の派遣を行っている。以前は来日した中学生のホームステイを実施していたが、受入れを希望する家庭が少なく、現在では取りやめてしまった。そうした経緯もあることから、ホームステイの実施に向けては課題が多いと考える。
  •  総合戦略4ページ及び9ページにある地方創生にいかせる本市の強みとして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックが挙げられているが、2060年を目指した地方創生の長期的な取組の中では強みとしてなじまないのではないか。また、国際教育の取組を強みに加えるべきではないか。
  •  教育については、自然や歴史・文化の視点は既に入っているが、芸術・芸能の視点も新たに入れてはどうか。本市には美術館や博物館が不足しており、子どもが芸術に触れる機会が少ないと感じている。
    → 地下鉄12号線の延伸が実現した際には、文化・芸術施設の誘致も考えている。そういった文化・芸術の視点からのまちづくりについても、機会を捉えて推進していきたいと考えている。
  •  市民活動が盛んで、定年退職しても地域に多様な活躍の場があるというのが新座市の良さである。市民活動への支援や市民協働の推進については更に詳しく書き込んだ方がよい。また、成果指標には市民の地域活動への参加状況や市との協働の体制について測れるようなものを設定してはどうか。
  •  土地区画整理事業等によりまちづくりが進むと大型店が増えると予想されるが、商店街の活性化など、地域の産業に対する支援の視点も必要ではないか。新座市では創業支援等も実施しているので、そういった取組を総合戦略に位置付けてはどうか。
  •  市内に働ける場所が在るということは、定住意識にもつながる。また、仕事と子育てを両立する上では職住近接が重要であるため、商工業への支援は子育て支援にもつながるものである。
  •  観光の面でも、外国人観光客はチェーン店ではない店舗で日本食を楽しむなどしたいと考えているため、地元の店を支援することは重要である。
  •  例えば、市内のパン屋には新座産野菜を使ってパンを作るなど地域の特長をいかした商品開発に熱心な店も多く、このような店は地域の魅力の一つになるものであると考える。観光プラザをこうした地域の特産品を紹介するアンテナショップのように活用してはどうか。
    → 経済は自由競争が基本であるため、どこまで行政で支援するか難しい面もある。新座市商工会との連携や、観光プラザの活用等については、今後の検討課題としたい。

 本日の意見等を踏まえ、総合戦略を修正する。

2 その他

 特になし。

 


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