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市は、武蔵野の面影を残す緑豊かな自然環境に恵まれた首都近郊の生活利便性の高い住宅都市として発展してきました。近年、心の豊かさや精神的なゆとりが一層重視されるようになり、都市空間についてもうるおいやゆとりのある魅力的な景観づくりが求められるようになっています。
また、これからは、まちの個性や特性を生かしながら、魅力的な景観づくりを進め、次の世代へと引き継いでいかなければなりません。景観づくりを進めるには、そのビジョンを明確にし、さまざまな施策を景観の観点から総合的・計画的に展開していく必要があります。市民や事業者においても美しい景観づくりを意識し日々の取組や活動の中で、その実現に努めることが求められます。
本ビジョンは、本市における景観づくりの考え方を明らかにするとともに、その実現に向けて市民・事業者と市の協働による景観づくり活動の指針とすることを目的に景観づくりのマスタープラン的な位置付けで策定しました。
今後は、本計画に基づき、新座市景観計画及び新座市景観条例と併せて、建築行為などの規制・誘導を図り、景観づくりを進めていきます。