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平成24年度第1回新座市立図書館協議会

ページID:0002713 更新日:2012年7月5日更新 印刷ページ表示

会議録

会議の名称

平成24年度第1回新座市立図書館協議会

開催日時

平成24年7月5日(木曜日)
午後2時00分から午後4時00分まで

開催場所

観光プラザ2階交流ルーム「せせらぎ」

出席委員

竹内勘次委員長、梅田充子副委員長、鎌田喜子委員、清水靖夫委員、田中眞由美委員、原繁委員、吉越啓子委員、皆川美惠子委員、児玉裕子委員(9名)

事務局職員

教育総務部長、副部長、中央図書館参与、浅田館長、増田副館長(司会)、窪寺主事(記録)、福祉の里図書館新井館長、生涯学習センター田部井館長(8名)

会議内容

  1. 開会
  2. 教育総務部長挨拶
  3. 委員自己紹介
  4. 職員紹介
  5. 議題
    ⑴平成23年度事業報告について
    ⑵平成24年度予算及び事業計画について
    ⑶その他(報告事項)
    ア中央図書館耐震補強等改修工事について
    イにいざほっとぷらざ図書室改修について
    ウ公民館及びコミュニティセンター冷暖房改修に伴う
    図書室の休止について
    エ「としょかん一年生事業」について
    オ貸出用手提げ袋の寄附について
  6. 閉会

会議資料

 

配布資料

  1. 平成23年度事業報告
  2. 平成24年度図書館予算書
  3. 平成24年度事業計画
  4. にいざほっとぷらざ2階新設図書室
  5. 広報にいざ7月号(特集:「図書館へ行こう」)
  6. 図書館だより7月号
  7. こどもだより113号(平成24年夏号)
  8. ブックリスト
  9. さがしてみようちかくのとしょかん

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人)

その他の必要事項

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

2 教育総務部長挨拶

3 委員自己紹介

4 職員紹介

5 議題

(1)平成23年度事業報告について

ア 事務局説明(資料1)

 平成23年度事業報告について、主なものを御説明いたします。
まず資料の種類別所蔵状況ですが、昨年度に比べてやや減少しております。理由といたしましては、市内の図書館分館の書架が全て収容量に達した状態であること、また、中央図書館改修工事に向けた資料移動の負担を減らすため、資料の除籍を行ったことが考えられます。
 次に資料の種類別利用状況ですが、昨年度に比べて全体で約5万点ほど増加しております。インターネットからの予約が増加したこと、及び子ども読書活動の推進により児童書の利用が増加したことが考えられます。
 視聴覚資料のうちレーザーディスク(館内視聴用DVD)が減少しておりますが、これは業者からの要望により年々娯楽作品の購入が難しくなってきており、利用者とのニーズが合わなくなった結果、利用が落ち込んでいると考えられます。
 次に予約区分別利用者別予約受付統計ですが、昨年と比較し大幅に増加しています。インターネット利用人口が増加したこと、及び携帯電話からの予約も可能であることが増加の原因と考えられます。WebOPAC(インターネット)での予約受付は全体の約67%を占めています。
 また、検索用コンピュータ(貸出機能付)による館別貸出冊数は、分館を中心に全体的に増加しております。大和田公民館図書室が減少していますが、これは総貸出点数における自動貸出機での割合が大和田はすでに40%を超えているためであり、その他の分館は20%ほどであるため、これから増加すると考えられます。
 補足といたしまして、視聴覚資料のうちビデオテープには貸出用DVDを、レーザーディスクには館内視聴用DVDを含んでおり、現在の利用のほとんどはDVDが中心となっております。

イ 審議経過

 検索用コンピュータで貸出が可能であるということを知らない利用者が多いようなので、もう少し周知すべきではないでしょうか。
 →中央図書館休館に伴い分館の開館日を増やしているため、積極的にPRしていきたいと考えています。なお、一昨年のシステム入替前は貸出機のスキャンがしづらく周知を控えていたという背景もあるため、今後は積極的にPRしていく予定です。

 検索用コンピュータの使用方法が不明な時は、職員へ気軽に聞けるように、張り紙があるとよいと思います。
 →マニュアルの見やすい設置や張り紙について、検討していきたいと考えます。

 WebOPAC(インターネット)で予約する年齢はわかりますか。
 →統計では分かりませんが、若い人の方がインターネットの利用をしやすいので、年齢は若い傾向があると思います。

(2)平成24年度予算及び事業計画について

ア 事務局説明(資料2、資料3)

 平成24年度図書館予算書について主なものを御説明いたします。
細々目03の図書館資料整備の図書購入費が減額しておりますが、これは中央図書館休館に伴う図書購入費が約800万円減少しているためです。減少した中で、分館の配分を約350万増やし、福祉の里図書館や生涯学習センター図書室の購入分も増やすなど、工夫をしております。なお、来年5月頃の開館に備え、2月頃から中央図書館でも新刊を多く購入していく予定です。
 細々目04の図書館施設管理のうち、図書移動委託料につきましては、箱詰めした中央図書館の本を移動する往復の運搬費となっております。また、備品購入費はハンドル式移動書庫を設置することとなっております。これにより、収蔵数が約2万冊から5万冊へと大幅に増加いたします。
 細々目05の図書館講座、講習等費についてですが、「第2次新座市子ども読書活動推進計画」に掲げた項目については通常どおり継続いたしますが、一般向け、障がい者サービス向けの講座は改修工事のため中止とし、減額しております。
 細々目06の視聴覚ライブラリー運営費についても減額となっております。改修工事により、一部の機器を使用せず保管するため保守委託が不要となること、デジカメ講座が中止となることが減額の理由です。
 次に平成24年度事業計画について、主なものを御説明いたします。5月13日に福祉の里図書館において自然科学講座を、27日に中央図書館にて絵本講座を行い、合計344名の参加がありました。また、5月27日に新座市立図書館ボランティア・新座市子どもの読書応援サポーターの全体会議を行いました。6月1日から中央図書館は休館
に入りました。6月23日、24日には、通常11月のみ実施しているリサイクルブックフェアを福祉の里図書館にて開催しました。10,100冊用意し、7,990冊を配布しました。79.1%の配布率となりました。7月以降、福祉の里図書館における事業は例年どおり実施し、中央図書館においては児童関連の事業のみ場所を変えて実施いたします。視聴覚ライブラリの機材は福祉の里図書館にて貸出しを行います。第2回図書館協議会は、改修状況を見て12月から2月頃の開催を予定しております。
 予算書説明の補足といたしまして、図書購入費を約800万円減額し、購入できない分につきましては、相互貸借により対応しております。

イ 審議経過

 相互貸借がなぜ増えているのですか。
 →休館に伴い中央図書館の蔵書を箱詰めにし、利用できなくなった影響です。予算を減額したことによる直接的な影響は、今後出てくると思われます。来年、工事の進行具合によっては、実際の開館よりも前に箱詰め状態を解除し、書架に出せるようにしたいと考えています。中央図書館の6月の利用は前年度に比べ約5分の1でした。臨時窓口であることを考えると、予想よりも多く利用されていると思われます。

 休館に伴い、福祉の里図書館の利用が増えているようですが、交通が不便です。コミュニティバスなどは確保されているのでしょうか。
 →(部長)
 にいバスが走っていますが、日に3~4便と少ないのが実情です。新座市北部から福祉の里図書館へは大変不便です。

 中央図書館を利用していた人が福祉の里図書館へ行きやすいようにしてほしいと思います。
 →(館長)
 中央図書館に臨時窓口を設置することにより、不便なところを少しでもカバーできるようにと考えています。

 分館の開館日が週3日に増えていることを知らない利用者が多い。
 →検索用コンピュータによる貸出と併せ、周知していきます。  

 話題のニュースやトピックにそった展示のコーナーを設けてはどうでしょうか。(最近では金環日食やヒッグス素粒子など)

(3)その他

ア 中央図書館耐震補強等改修工事について(資料なし)

 中央図書館の事務室以外の部分について、片づけは来週にも終了する予定です。市民会館はすでに工事に入っています。

 改修に当たっては、館内を明るくする、座るスペースを増やすなど、いただいたご意見を取り入れていきたいと考えています。図面はすでにございますが、書架等の細かいレイアウトの調整はこれからとなっています。
 書庫の充実と、ゆったりとしたスペースの確保という両方のバランスを図っていきたい思います。1階カウンターの後ろに耐震壁が入る関係で、利用者から隠れる形の書架が入る予定です。工事の進行を見て、第2回図書館協議会を実施いたします。

イ にいざほっとぷらざ図書室改修について(資料4)

 7月30日(月曜日)に東北出張所が移転するに先立ち、6月26日(火曜日)に図書室の移転をいたしました。1階にあった絵本、紙芝居、CD、雑誌(バックナンバー)を2階に移動し、新聞及び雑誌の最新号はバス待ちや通勤途中の利用者の利用を考え1階に設置しています。
 2階の市政インフォメーションコーナーを図書室に改修し、絵本、紙芝居、小さな児童用の資料を集めました。以前は新聞の横にあり読み聞かせ等がしづらい環境でしたが、居心地良く過ごせるようにオレンジ色のポスター(資料参照)を掲示しました。現在のところトラブルはありません。ペパーミントグリーンのソファで読み聞かせをする親子の姿もみられ、書架スペースでのおはなし会も利用者が増加し、大変盛況でした。

 インターネットコーナーのパソコンの台数を大幅に削減しました。
  平成14年(開館時)9台
  平成23年3月(東日本大震災)以後4台
  平成23年7月現在1台
 各家庭へのインターネットの普及、スマートフォンの普及、限られた図書室スペースの有効活用の観点から削減したものです。利用者も減っており、効率よく利用していただいています。

 市政インフォメーションコーナーで実施していた期日前投票は、3階会議室に場所を移し実施いたします。

 行政資料、パンフレット等は、1階の出張所待合スペースへ移動します。

イ に関する審議経過

 新しい図書室スペースに、子どもでも呼びやすい愛称をつけてはどうでしょうか。

 パソコンの持ち込み利用は認めていますか。
→電源を貸すことはできませんが、充電してあるノートパソコンの持ち込みは可能です。5階にも机と椅子があります。

ウ 公民館及びコミュニティセンター冷暖房改修に伴う図書室の休止について(資料6)

 改修中、図書室内の立ち入りはできませんが、予約図書等の受取及び返却ポストの利用は可能です。

エ 「としょかん一年生事業」について(資料6)
  • 学校を通して新小学校一年生のみなさんに配布しています。受け取れなかった児童については郵送します。現在のところ郵送は0件です。
オ 貸出用手提げ袋の寄附について(資料6)

 色は緑色で、下部にライオンズクラブの名入りです。(手提げ袋紹介)

オに関する審議経過

 手提げは袋返却が必要ですか。
 →本の貸出、返却に合わせて御利用いただいています。本の返却と同時に貸出をされる方は、続けて手提げ袋も御利用いただくことが多いです。

 手提げ袋の利用頻度はどのくらいですか。
 →子ども及び子ども連れの方はほとんど利用されます。大人の方は袋を持参される方が多く、車の方は袋に入れず持ち帰る方もいます。

その他の審議経過

 分類にかかわらず、関連する本を近くに置くような、書店のような展示はできないでしょうか。1か月単位の特集展示とは別に、週替わりでニュースやトピックに合わせた展示をするとよいと思います。
 →展示の際は資料の選択、収集が必要であるため、ある程度の期間をいただいていますが、ご意見のとおり、もう少し気軽な展示を検討します。
 また、ホームページ上で利用者が興味のある分野を各自入力し、それに合わせたお勧めの本を紹介するというシステムも今後検討します。書店の手法(手書きPOPなど)も参考にしたいと思います。

 大学で、学生にテーマを出させ、それに沿った本を自分で集めてコーナーを作る試みをしています。市民に呼び掛けてコーナー作りに参加してもらう場を設けてはいかがでしょうか。

 新堀小学校でも展示コーナーがあり、ボランティアの母親が折り紙で飾るなどしており、子どもがコーナーの本に興味を持っています。

 小中学校でもコーナー作りの取組をすることにより生徒が本に興味を持つのではないでしょうか。中学生の研修で実施するのもよいと思います。
 →ホームページ及び検索用コンピュータの新着案内はテーマ別に表示できるようになっていますが、分野をさらに特化させていきたいと思います。

 分類方法はひとつではないので、切り口を変えて、子どもたちが発想の結びつき、新しい発見ができるような紹介ができるとよいですね。

6 閉会


新座市立図書館協議会