ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

第73話 花達人(かだん)をご紹介します

ページID:0061833 更新日:2017年11月14日更新 印刷ページ表示

 今回は、市と連携して花のあるまちづくり事業を行っている『花達人(かだん)』を取材しました。

 市では、首都近郊にありながら緑豊かで、野火止用水や平林寺等の歴史的文化遺産も多く残されているという特性をいかし、平成18年度から『観光都市にいざづくり』を開始し、これまで市民ボランティアの皆さんの協力を頂き、新たな見どころや特産品づくり等を進めてきました。

 その取組の一つである「花のあるまちづくり」事業として、総合運動公園にある未利用地を活用した花畑の整備を同年度から開始し、平成23年度からは、この花畑整備に関わる新座市観光都市づくりサポーターをはじめとする市民ボランティアの皆さんが集まり、『花達人(かだん)』が結成されました。

 現在は、男女計35名の方が活動しており、今回はリーダーである青木さんにお話を伺いました。

 活動内容について伺うと、「春に菜の花畑、夏にヒマワリ畑を満開にするため、1年を通して種まき、下草刈り、種採り等を行っています。特に、ヒマワリは、福島県の復興支援の取組として、新座ひまわりプロジェクト実行委員会の皆さんと一緒に食用ヒマワリの栽培を行っており、採取した種は福島県認証NPO法人シャロームに送られています。そして、食用油として精製・販売され、その収益は福島県内の子ども達の保養プログラムの費用に充てられています。」と説明してくださいました。

 花達人  花達人(かだん)
 ヒマワリの種採り                         満開のヒマワリ畑

 活動をする上で嬉しかったことなどを伺うと、「私は仲間との輪を求めてボランティア活動を始めました。たくさんの仲間と和気あいあいと活動できる花達人(かだん)に、とても満足しています。やはりこういった活動は、楽しくないと続かないと思います。毎年、綺麗な花が咲くと本当にうれしいですし、また、満開になった花畑を見に来てくれる方々が年々増えていることに、やりがいを感じています。」と笑顔で語ってくれました。

 最後に今後の抱負を伺うと、「最近は、家族連れで花畑を見に来てくれる方も増えてきました。もっとPRをして、たくさんの方に見ていただきたいです。今後も、仲間と一緒に楽しく活動し、新座の観光を盛り上げていきたいです。」と話してくださいました。

 「花達人(かだん)」に興味をお持ちの方は、観光推進課(☎048-477-1449)までお問い合わせください。