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平成26年 市長年頭挨拶

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年1月23日更新

年間スローガン 「参画!協働!チャレンジ! 知恵を出そう 共に汗を流そう そして、新たな一歩を踏み出そう」

 1月6日(月曜日)に、市民会館で行われた市長年頭訓示の概要を掲載します。


平成26年1月6日 須田健治市長年頭挨拶の写真です。

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、平成24年12月にアベノミクスで日本経済再生をスローガンとした自公連立の安倍政権がスタートしたことにより、年末年始には大変慌ただしい状況となりました。と申しますのは、国において、3本の矢の2本目の矢である地域経済活性化を目指すアベノミクスの政策が矢継ぎ早に発表され、地方にも、明日の5時までに申請しなさい、こういった対象事業があれば特別補助を付けますよ、こういうお話がどんどんメールでまいりました。我が市でもしっかりと対応をしていこうと、慌ただしい中、正に年末年始を返上で職員の皆さんには頑張っていただきました。おかげさまで、国に53事業の提案をいたしましたが、全て採択されたところであります。全部では42億円強の予算規模となりましたが、通常ですと、それだけの事業で国庫補助が付くのは7億円程度でありますけれども、昨年は特別補助を受けたわけでありまして、24億円の補助を頂きました。差し引きすると17億円、我が市としては大変有利な事業が採択をされた。そういう中で、現在でも急ピッチでこの事業は進められております。大変慌ただしい1年でありました。しっかりと対応を頂いた職員の皆さん、また、市議会からも大変温かい御支援も頂戴いたしました。ありがとうございました。
 2020年の東京オリンピック、パラリンピックも含めて決定されたり、いろいろなうれしいニュースもありました。また、残念ながら、台風あるいは竜巻、更には集中豪雨、いろいろな自然災害も多かった年かと思います。そんな中で、我が市の市政推進、大きく前進できたことを、まず厚く御礼を申し上げたい。
 さあ、そこで、今年であります。この4月から消費税が増税されます。景気の腰折れがあってはならないという国の判断の下、大型の補正予算も組まれました。5兆円を超える補正でありまして、地方経済に対しての1兆円を超える支援も組み込まれております。年末から、早速国から、対象事業があれば申請しなさいというメールが来ておりまして、準備万端調えて我が市でも出させてもらいましたが、締切りを過ぎてメールがまいりまして、道路等の補修、打ち替えは本来ならば公道、市道は補助が付かない、それをまた補助しましょうという国の特別補助事業でありましたけれども、全国からの申請があまりにも多く、公道に補助するのはやめましたというメールがまいりました。道路補助は付かなくなったようでありますけれども、それ以外のものにつきましてはこれから来ると思います。今日も早速、午後から教育委員会所管の事業につきまして調整をし、明日の5時までに申請をすることといたしておりますけれども、アンテナを張って、国の補正予算にしっかり対応をしてまいりましょう。
 昨年、連帯と協働を始め、多くのキーワードを提案し、市政推進をさせていただきましたけれども、市民の皆様の市政への協力度合い、大変高い市となっておりまして、心から市民の皆様の日頃の市政への協力に御礼を申し上げたい。ボランティア意識も大変高まってきておりまして、今、ボランティア団体、市内には622もあるわけでございます。それぞれの立場で、できる人ができることを、できるときにできる範囲で、協力を頂く仕組み、また、その意識、気運が盛り上がっております。心から御礼を申し上げたい。今年もまた、市民の皆様との連帯と協働により、まちづくりを進めていきたいと考えているところであります。 しっかりと住みよい地域社会を、そして福祉の向上を目指して頑張ってまいりたい。
 今年でありますけれども、平成26年の年間スローガンを考えました。今年は、「参画!協働!チャレンジ!」これをキーワードにやっていきたい。それから、サブタイトルとしては、「~知恵を出そう 共に汗を流そう そして、新たな一歩を踏み出そう~」というスローガンとさせていただきました。市の業務を進める上で、それぞれの課、それぞれの係の職員が自分に与えられた仕事だけをやればいいと、そういう意識で仕事をしてほしくないと思っております。大事なのは、皆で考え、皆で協力し合って、それぞれの業務を遂行していく、市民サービスに努めていくという、参画と協働の意識が大事だと思います。与えられた仕事をやるだけの職員であってはならないと思います。臨時職員でもやれる仕事を やっていたのでは正規職員としては失格だと思っております。そういった方々の上に立って、どういう業務をどういう形でやっていったらいいか、今、市民の皆様が求めている市民サービスのあり方というのは何なのか、皆で考え、皆で協議をして、皆でその方向を向いて協働していく、共に汗を流していく、こういった職員であっていただきたい。
 今年の課題、いろいろあります。特に今年は、重要な年に当たっております。新座市の方向付けをしなければならない課題がたくさんあります。もちろん、自力で方向付けできるもの、あるいはそうでないものもあります。例えば、大きな課題として申し上げますと、地下鉄の延伸の問題があります。これは新座市で決定することはできません。最終決定は国土交通大臣です。その前段として国土交通省の諮問機関である交通政策審議会からおおむね15年に1回答申が出されると言われており、来年がその年に当たっております。こちらで、首都圏近郊の地下鉄を含めた鉄道網の整備の15年先を見据えた方針が決定されてまいります。国土交通大臣は、この答申に基づいて認可を下していきます。ですから、今年が地下鉄12号線の延伸についての協議がなされる年、埼玉県に、我が新座市に伸ばしてあげなさいという答申が出るかどうか、勝負の年であります。どうしたら新座市まで伸ばしてあげなさいと言ってもらえるか、考えなければなりません。ただ来てくれと言っても、地下鉄は来ません。なるほど、この企画、このビジョンであれば、練馬区の大泉学園町で止めてもしょうがない、新座市まで伸ばしてあげなさい、一体整備でやってあげなさいという答申を頂くことが重要で、そのためにはしっかりとした企画、ビジョンを作り上げて、地元新座市の市民の皆様の意識、あるいは盛り上がり、機運を高めて、これなら新座市まで伸ばした方がいいねと言ってもらえるような、我が市としての構想、ビジョンを作っていきたい。来年の春くらいになるかと思いますけれども、交通政策審議会で、新座市まで地下鉄を伸ばすことはありませんと、人口減少時代です、もう地下鉄でなくて、東武東上線、西武池袋線で都内に通勤通学してもらえばいいでしょう、何もお金をかける必要はありません、新座市のこの企画では伸ばしてあげることはない、こうなってしまったら、未来永劫、地下鉄は新座市に来ないと思います。この1年が勝負です。将来に向かって、地下鉄が来るか来ないか、我が市のまちづくりには大変大きな影響がある。何としてでも、市内への延伸を勝ち取っていきたい。これが我が市の一番大きな課題だと思います。どうぞ皆さん、このことを肝に銘じ、頭に入れて、それぞれの職務に精励をしていただきたい。ビジョン、構想を作る、そのためには、全職員が一丸となって、地下鉄延伸に向けた構想を立案していく、その責任があります。是非お願いを申し上げたい。
 2点目は、都市基盤の整備、これも我が市としては大変重要です。なぜ重要か。これからのまちづくりは、税収の伸びるまちをどう作っていくか、ということであります。少子化、高齢化の時代、このままいけば、ますます高齢社会となって、税を負担する人が減り、福祉や介護、医療を受ける方が増える時代に入っております。そうなったときに、福祉サービスを提供していく財源はどこにあるか。新座市で言えば、税収です。税収を伸ばす努力をしなければ、ますます衰退をしていきます。ですから、アベノミクスで経済再生、これは正に正しい選択だと思います。日本経済が成長をしていくこと、そして税収が伸びることで、国家の繁栄があるわけです。市も同じです。税収を伸ばす努力をしなければ、衰退をしてまいります。是非、税収を伸ばすための都市基盤の整備、土地区画整理事業に全力を今年も挙げていきたい。もちろん、道路整備を含めた都市基盤整備事業はいろいろあります。下水道も然りですが、こういった事業をしっかりとやっていくことにより、いいまちだなぁ、住みよいまちだね、安心安全だ、新座市に住もうという方々が増えてくれたり企業の進出もあるでしょう。結果、税収が伸びていく豊かなまちになっていく、住民サービスが更に高まっていくまちになることが可能だと思います。その元たる都市基盤の整備、税収を伸ばす手立てをしっかりやっていきたい。新座駅北口の区画整理事業、昨年から工事が始まりました。今年は、大和田小学校の増築へ向けた工事等も進めていかなければなりません。しっかりと対応方を図っていただきたい。また、大和田二・三丁目の土地区画整理事業も、今年は特に勝負の年です。事業認可を得なければなりません。そのための手立ても、しっかりと地権者の皆様との協議を進めながらやっていきたい。区画整理だけではありません。都市基盤の整備事業、しっかりと対応方を図っていただきたい。税収の伸びるまちをどう作っていくか、皆で考えて、この施策の展開をしていきたい。
 もう1つの大きな課題があります。市役所本庁舎の耐震化の問題です。阪神・淡路の大震災が平成7年に発生しました。そのときに、全ての公共施設の耐震診断をして、震度7に対応できるような耐震化を進めなさいという国の方針が打ち出されました。我が市でも公共施設の耐震診断をいたしました。市役所、震度7では崩れるという診断でありましたけれども、まず子どもたちの生命を守ること、そして地域の避難所として活用をする小中学校の校舎、体育館の耐震化を第一にやっていこうということで、我が市では県内でもいち早く市立小中学校23校全ての校舎、体育館の耐震化は完了をいたしました。残るは、市民会館、市役所。市民会館は、昨年5月にきれいに耐震補強工事、15億円弱かけて完了いたしました。いよいよ、市役所であります。そんな中、東日本大震災も発生し、再度、耐震診断をいたしました結果、やはり震度6強で倒れるという診断結果であります。何とかしなければなりません。1年半以上かけて、庁内での検討部会を設置、議会でも特別委員会で検討を頂いてまいりました。結果として、建替えでいきたいと思っております。建て替えるとなりましても、60億円からの大事業であります。これをどのように進めていくか。早急に結論を出し、方針決定、そして基本計画、実施設計と、当然市民検討会議も設置をする必要があると思います。しっかりと方向付けをしなければなりません。これも大きな事業であります。今申し上げた3つの課題に対応をしていくこと以外にも、保育園に入れないお子さんへの対応、あるいは障がい者福祉の問題、その他、数えたらきりがない、大きな課題を抱えている市でありますけれども、皆で力を合わせて、皆で一緒に考え、一緒に協力して、仕事をしていく、そういった仕組みを作っていきましょう。どうしても個人プレーに走りがちでありますが、やはり参加と協力、参画と協働、これが大事です。自分の職務だけを全うすればいいのではありません。皆で考えて、それぞれの課、それぞれの係の仕事をやっていただきたい。あえて申し上げると、若い職員も多い、結婚して産休・育休に入っている職員も大変多いです。ですから、人手不足は否めない。でも、そういうときがずっと退職まで続くわけではありません。必ず帰ってきてくれる。何も肩身の狭い思いをして産休・育休を取る必要はありません。ただ、自分の代わりに頑張ってくれている職員には感謝をしていただきたいと思うし、また、産休・育休を取っている職員の代わりに頑張ろうという気持を是非持っていただきたい。非常勤の職員ですとか、臨時職員での対応もやむを得ない場面もありますので、御理解を頂きながら、皆で考え、皆で協力して、この厳しい状況を乗り越えていきたい。10年、20年、30年先になって、あのときは大変だった、でも、あのときの判断は正しかったよねと、皆で言い合えるようなまちにしたい、そんな年にしたい。大きな課題を抱え、決断を迫られるときがそれぞれあると思いますけれども、しっかりと対応し、総合力で、チーム新座市で、チーム新座市役所でいきたいと思いますので、どうぞ皆さんの御協力を心からお願いを申し上げたい。
 今、予算編成をしております。残念ながら、まだ12億円ほど歳入歳出のかい離があります。一般会計の予算規模は450億円強であります。税収は、現在の見込みでは伸びるだろうと思います。ただ、国と地方の関係というのは、税収が伸びると地方交付税を減らされるという仕組み、頑張って税収が伸びるまちを作ると、国からの支援がカットされるという仕組みですから、全体の収入は増えないという仕組みになっております。残念ながら、現在の見込みでは、税収が伸びる分、国からの支援は切られるのではないかと思います。しかしながら、福祉関連のいろいろな経費は伸びております。そういった経常的な経費の増はやむを得ないわけですから、どうしても投資的な経費をカットせざるを得ない。企画財政部長査定は終わり、明日から市長・副市長査定に入っていきます。必要なものはまた復活をしたいと思いますけれども、いずれにしても12億円前後のかい離がある。これを何とか埋めなければならない状況に今ありますので、やりくりをしっかりし、3月議会に提案をしていきたい。
 市民の皆様が本当に住んで良かったなぁと思っていただけるまち、元気の出るまちを今年も作っていくために、頑張っていきたい。どうぞ、参画と協働、そして、チャレンジ精神、マイナス志向を絶対しないということが大事だと思います。是非プラス志向で、いいまちを作るためにはどうしたらよいかというチャレンジの気持ちで、1年間また頑張っていただきたい。それと、先ほど申し上げた大きな課題、3つあります。この課題に果敢にチャレンジし、10年、20年、30年経ったときに、あの決断が正しかったと皆で言い合えるような、そういうまちづくりを今年やっていきたい。今年は本当に課題山積、決断の年だと思います。皆で力を合わせて、ふるさと新座づくり、正に、雑木林とせせらぎのある住みよい地域、新座を作ってまいりましょう。温かい御支援を心からお願いを申し上げます。
 今日はこの後、有功職員の表彰、また、20年以上にわたり勤続を頂いた職員の表彰式を行います。さらには、東日本大震災で南三陸町ですとか東松島市で派遣職員として活躍を頂いた皆さんを有功職員としても表彰をさせていただく予定であります。創意工夫、自己研鑽に努めていただいた職員の表彰式もございます。また、東日本大震災に派遣をさせていただいた職員には、感想を述べていただく機会も作らせていただきました。今後とも、皆さんの1年間の御活躍を心からお願いをし、お祈りもして終わりたいと思います。どうぞ皆さん、1年間、健康で頑張って素晴らしいまちづくり、一緒にやっていきましょう。ありがとうございました。

※総務課にて概要反訳