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平成23年 市長年頭挨拶

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年1月17日更新

年間スローガン 「連帯と協働で築こう ふるさと新座 進めよう 新たな視点で 新たなまちづくり」

 1月4日(火曜日)に、市民会館で行われた市長年頭訓示の概要を掲載します。


 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 昨年は市制施行40周年という記念すべき、節目の年でありました。「ふるさと新座フェスタ40」を始めとした色々な記念事業や行事を無事に終了することができましたのも、市民の皆様の御協力の賜物と厚く御礼を申し上げます。
 主な事業といたしましては、教育環境の改善・充実に力を入れさせていただきました。片山小の大規模改修や新座中・第四小のトイレ改修、第二中の体育館の大規模改修や新座中・第二中への武道場の建設を実施いたしました。また、けやきの家の移設による新築も完了いたしました。それから、子ども達のヒブワクチンの助成制度の導入や、こども医療費の無料化年齢の拡大も行いました。少しずつではありますが、子育てしやすい環境の充実、まだまだ待機児童が多い市ではありますが、こういったところにも政策・施策を展開してきたと思っております。これらも全て市民の皆様の御協力の賜物であります。重ねて御礼を申し上げます。
 また、特に大きな事業として、平成21年秋からスタートした第4次基本構想総合振興計画の策定作業がありました。審議会の皆様の御協力を頂いて、取りまとめ等を行い、12月議会で御議決を頂きました。いよいよ今年、平成23年から平成32年までの10年間、この基本構想に基づいて市政を推進することとなります。この基本構想の柱、これから10年のまちづくりの柱は3つの重点戦略という形で述べさせていただきました。
 1つ目は、「市民の皆様との連帯と協働によるまちづくり」、これはずっと続けてまいりました。市民の皆様の御理解・御協力を頂く中での市政推進、これが一番大事だ、こういう考え方に立って、連帯と協働ということを提唱してきました。市民の皆様の御協力の一つとして、540に上るボランティア団体に現在、市内で活動を頂いておりまして、市政の一翼を、また、中核を担っていただいております。これだけ多くのボランティア団体が地域で活動をしている市は県内にはありません。本当に市民の皆様の御理解・御協力に感謝を申し上げます。これからの10年もやはり市民の皆様とともに、住みよいまちをつくっていく、そのために御協力を頂けるところは是非御協力を頂くという、大変生意気な言い方ではありますが、「できる人が できることを できる時に できる範囲で」御協力を頂けるような、まちにしていきたい、この願いも込め、重点戦略のトップにこの連帯と協働を挙げました。
 2つ目の重点戦略としては、「観光都市にいざづくり」といたしました。平成16年に国の認定を受けてスタートし、平成18年を初年度として今年は6年目に入ります。具体的には、みかん園やしいたけづくり、その他色々な観光施策を展開してまいりましたが、新座の目指す観光というのは、あくまでも、「住んでよし、訪れてよしの観光都市にいざづくり」ということでありまして、市域全域をいわゆる屋根の無い博物館「フィールドミュージアム」として市域全体を市民の皆様に、また、訪れていただいた方々に歩いていただく、そして、雑木林とせせらぎのあるまちを目指すという、ゆっくりと、スローライフと申しますか、そういったものを楽しんでいただく観光都市を目指そうということであります。しいたけ栽培等は、いよいよ収穫の時を迎え、収入が入ってくる見込みも立っておりますので、そのやり方、経営をどう進めていくか、また、産業観光協会との連携をどうしていくか、大きな課題であろうと思いますが、観光都市づくりを2つ目の柱といたしました。
 3つ目、これが重点戦略の新たな柱でありますが、「新たな視点によるまちづくり」、これを掲げさせていただきました。この新たな視点というのはどんな視点かといいますと、例えば、新座市内に42パーセントあります市街化調整区域をどのように活用をしていくか。有効活用を図り、バランスのとれたまちづくりをし、税収が伸びるような施策を展開していくということ、このような発想が新たな視点ということでありまして、是非御理解を頂きたいと思っております。これからのまちづくり、それぞれのまちが特色を生かした住みよい地域社会をつくっていくということになります。地域主権という言葉もありますが、新座市としてこれから独自のまちづくりを進めていく、そして、市民の皆様に住んで良かったな、良いまちだなと思っていただけるようなまちにしていくためには、新たな発想、新たな視点が必要だと私は思っております。なぜ、新たな視点が必要なのかということは、特色のあるまちづくりを進めるために必要だということであります。では、特色のあるまち、それは新座としてはどんな特色があるのだろうと考えた時に、東京近郊にありながらまだまだ武蔵野の雑木林がたくさん残り、農家600軒の皆さんの営農意欲も大変強いまちであります。地場の野菜もたくさん収穫をされております。こういった緑が豊かで武蔵野の雑木林やあるいは野火止用水等々もまだまだ残されております。田舎の心地良さと都会の便利さ、これらを兼ね備えたまちが我が新座だと思っております。この二つの相反する命題をしっかりこれからも残していく、また、伸ばしていく、そういったまちづくりをしていくということが特色ある新座づくりになるだろうと思います。そのためには、税収を伸ばすということ、税収が伸びるまちづくりを進めるということが基本でなければならないと思います。少子高齢社会の到来、人口減少時代といわれております。お陰様で新座はまだまだ人口が伸びておりますが、そういった日本の状況は受け入れざるを得ず、その中で新座に住もう、新座に住んで良かったと思っていただける方を増やしていく、そういうまちをつくっていくためには、そのベースとなる税収というものに着目をし、税収を伸ばすまちをつくっていくということが肝要だと思います。
 そういった意味で、この第3の重点戦略、正に新たな視点でまちづくりを進めるというところにこの第4次の基本構想の柱があります。そこで、「連帯と協働で築こう ふるさと新座 進めよう 新たな視点で 新たなまちづくり」、これを平成23年の市のスローガンとさせていただきます。国の内外共に大変不透明な時代となっております。経済の先行きも大変不透明で予測がつかない、また、国自体もねじれ国会という状況であり、厳しい財政状況も続いております。このような国の状況にもアンテナをしっかり張りながら、市政を進めていかなければなりません。そんな中で現在、第4次基本構想は御議決を頂きましたが、それに伴う前期5か年計画の策定や第5次行財政改革大綱の作成を進め、併せて平成23年度の予算編成を進めているところであります。
 12月議会において御議決を頂きましたが、市内の小中学校23校の全ての普通教室500教室にエアコンを設置する予定であります。夏休みに設置したのでは使えるのは9月になってしまうことから、6、7月の暑さに備えるためにも、できるだけ早い設置を目指して工事を進めていきたいと思っております。
 新年度の事業をいくつか申し上げますと、ふるさと新座館について、当初予算に建設費を組ませていただく予定であります。野火止公民館の移設・新築も含めたふるさと新座館の建設が今年、いよいよスタートいたします。それから、西堀保育園の建替え、これも12月議会でお認めいただいておりますので、できるだけ早く建て替えたいと思っております。地域の活動の拠点でもあります集会所については、今年は建替え1か所、新設2か所、計3か所を予定しております。
 それからもう1つ、道路改良10か年基本計画があります。平成18年から財政上の理由で凍結をいたしておりますが、今度はパート3として、新たに今年からスタートしたいと思っております。まず、優先順位を付けて、市民の皆様に御理解を頂き、地権者の方々の御了解を頂けた所から財源を確保し、地権者との契約、そして、移転あるいは工事と進めていきたいと思っております。市民の要望にしっかり応えて、進めていきたいと考えております。
 また、1月17日には臨時議会を予定しております。これは国の補正予算に対応した緊急経済対策としての「きめ細かな交付金」を使って、あるいは「住民生活に光をそそぐ交付金」を国にしっかり認めていただいて、地域経済活性化のための事業をやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 新たな視点、新たな発想で住みよい地域をつくっていこうとする努力をすることにより、市民の皆様の御理解・御協力を頂けるものと確信をいたしております。3つの重点戦略への御理解を頂きながら今年のスローガンも忘れずに、1年間頑張って住みよい地域、住みよいふるさと新座を皆様と一緒につくっていきたいと思います。
 市民の皆様の御健勝にての市政への御支援・御協力をお願い申し上げまして年頭の御挨拶といたします。1年間よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

※総務課にて概要反訳