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雨水対策について

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月14日更新

雨水対策について

 本市では、平成28年8月22日に発生した台風第9号に伴う大雨により、市内各所で床上・床下浸水や道路冠水被害が発生しました。これらの被害はそのほとんどが内水氾濫によるものでした。こうした内水氾濫については、その仕組みを十分に理解するとともに、事前にその対策を講じることにより、その被害を予防することができます。

内水氾濫とは

 平坦地に強い雨が降ると、雨水ははけきらずに地面に溜まります。低いところには周囲から水が流れ込んできて浸水深がより大きくなります。また、排水用の水路や小河川は水位を増して真っ先に溢れ出します。このようにして起こる洪水を内水氾濫といいます。

 内水氾濫による水害が特に問題になっているのは、都市やその周辺の新興市街化地域においてです。都市水害と言われているものは都市域における内水氾濫で、都市の構造がそれを激しくし、また、地下部分の浸水などの被害につながっています。

内水氾濫の原因

 樹林地・草地・畑・水田などは、雨水を地表面上へ一時貯留し、また地中へ浸透させる働きを持っています。市街化が進むと、雨水貯留能力もった地表が減少し、その能力が大きく低下します。また、住宅の屋根部分の面積の増大、道路・駐車場等の舗装などによって雨水が浸透しにくい土地の面積割合が大きくなります。整地・路面舗装・側溝などは雨水流に対する地表面の抵抗を非常に小さくして流速を大きくします。

 市街化がもたらす雨水貯留能力及び地中浸透の減少、地表面の抵抗の低下という雨水流出条件の変化により、降雨の流出率(降った雨の量に対する流れ出た水の量の割合)が増加し、また流れが速くなって低い土地に短時間で集中するようになることにより、床上・床下浸水や道路冠水といった内水氾濫が発生します。

内水氾濫の対策

 内水氾濫を防止するためには、地区への流入量(降雨の量および周辺から流れ込む量)が流出量を上回らないようにすることが重要です。流入量を減らす方法としては、積極的に雨水の貯留と浸透を図ること、敷地外に「流す」のではなくて、敷地内に「溜める」、「しみ込ませる」ということが基本となります。

 具体的な方策としては、以下の方法が挙げられます。

 ・雨水貯留槽の設置

 ・雨水浸透桝の設置

 ・敷地内における緑化

 ・雨水浸透しやすい地表面の確保