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並木傑市長が所信を表明しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年8月30日更新

市長所信表明

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~ 住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市の実現を目指して ~

 平成28年第3回新座市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、御健勝にて御参集を賜り、深く感謝を申し上げる次第であります。発言の機会を頂きましたので、今後の市政運営につきまして私の決意の一端を述べさせていただきます。

 なお、平成28年度半ばでの市長就任となり、既に御承認を頂いている平成28年度予算に係る事業につきましては、予定どおり着実に執行してまいりたいと考えておりますので、ここでは私の市政運営に対する大きな方針を中心に表明させていただきます。新たに取り組む施策等につきましては、平成29年度の施政方針及び当初予算案の中でお示しさせていただきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 御案内のとおり、私は、平成28年7月10日に執行されました新座市長選挙におきまして、市民の皆様の負託を受け、第7代新座市長として市政を担わせていただくこととなりました。就任して1か月余りが経過いたしましたが、人口16万4,000人を有する新座市の市長を務める職責の重さに、今、改めて身の引き締まる思いであります。新座市の更なる発展を目指し、市民の皆様の期待をしっかりと受け止め、全身全霊で職務を全うする所存でありますので、市民の皆様並びに市議会議員の皆様の格別の御支援と御協力を切にお願い申し上げます。 

 須田健治前市長におかれましては、厳しい行財政運営が強いられる中にあっても、新座駅周辺における土地区画整理事業や観光都市づくりなど数多くの施策に精力的に取り組まれ、6期24年の長きにわたって新座市発展のために御尽力を頂いたことに深く敬意を表するとともに、改めて心から感謝申し上げます。
 
私は、須田健治前市長が取り組まれた政策をしっかりと継承し、市政の更なる発展につなげていく所存であります。

 今、少子高齢化とそれに伴う人口減少が、我が国全体の共通の課題となっており、全国の自治体で、地方創生の取組が進められているところです。本市においても、現状の人口動態のまま推移した場合、平成37年をピークに人口減少に転じると見込まれており、将来を見据え、今からしっかりとした対応を図っていくことが求められております。
 そうした中で、私は、今後必ず訪れる、これまでに経験のない急激な少子高齢化や人口減少といった大きな変化に備えるとともに、このような困難の中にあっても本市を更に飛躍させていくため、市政の先頭に立ってその舵取りを担う覚悟を決めた次第であります。
 それでは、今後の市政運営に当たり、私が選挙を通じて申し上げてきた「住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市」の実現に向け、目指すべきまちの五つのビジョンについての考え方を述べたいと存じます。

 

1 子育て世代が安心して住める快適なまち

 急速に少子化や核家族化が進行している中では、保護者が抱えている子育てに対する不安感や負担感を緩和・解消し、安心して子どもを産み育てられる環境の整備を進めていくことが重要であります。
 そこで、本市が抱える最も大きな課題の一つである保育園の待機児童をゼロにするため、保育園の増設を更に進めてまいります。また、妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援に向けて、子育て世代包括支援センターの設置や保育コンシェルジュの充実を進めてまいります。

2 みらいを担う子どもたちが、のびのびと学習し成長できるまち

 次世代を担う子どもたちの一人一人が、夢と志を持って自ら未来を切り拓いていけるようになるためには、「生きる力」を支える豊かな心、健やかな体、確かな学力をバランスよく養うことのできる教育環境が必要であります。特に私は、幼稚園の園長として、日々子どもたちと接する中で、子どもたちの教育がいかに重要であるかを身にしみて感じているところであります。
 そこで、児童生徒が安全に、安心して、明るくのびのびと学校生活を送ることができるよう、校舎の大規模改修を計画的に進めるとともに、児童生徒数や学級数の増加が見込まれる地域における教室不足などに対応するため、通学区域の見直しを含め総合的に検討を進めてまいります。さらに、コミュニティスクールの拡充や小中一貫教育の充実を図るなど、教育水準の向上に努めてまいります。

3 これからの日本を背負う若者が、いきいきと学び、日本の未来に希望の光を見いだせるまち

 新座市が今後持続的に発展を遂げていくためには、これからの日本を背負っていく若者の定住が不可欠です。多くの方に、新座市にずっと住み続けたいと思っていただくためには、自らが暮らす新座市の様々な魅力を学び、体感し、発見することにより、愛着や誇りを持っていただくことが大変重要であると考えます。
 その取組の一つとして進められてきました観光都市づくりは、来訪者の増加を図り、新座のイメージを広く内外に浸透させる上でも非常に有効な方策であります。そのため、今後は体験型観光を充実させるとともに、既存のイベントとタイアップし、漫才・お笑いなどの大衆芸能や音楽・アニメといった市民が楽しめる企画を実施するなど、今までにない新たな取組にも力を入れてまいりたいと考えております。
 また、4年後の2020年には、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。本市は、射撃競技の会場市でありますので、国内外から多くの方が訪れることが予想されます。この絶好の機会に、新座ならでは、日本ならではの観光資源をいかしながら、外国人観光客を含めた来訪者との交流等を通じ、多くの方に改めてふるさと新座、日本の良さを感じていただけるよう、新座のブランド力の向上に取り組んでまいります。

4 働く世代が、豊かな自然と心温まる地域コミュニティの中で快適な生活を実感できるまち

 本市は、東京都心から25km圏内に在りながら、雑木林を始めとした緑豊かな自然環境が残されております。また、町内会を始めとした地域のコミュニティ活動が活発に行われているなど、人と人とのつながりも強く、多くの方に「住んでみたい、ずっと住み続けたい」と思っていただける要素を有しており、こうした新座市ならではの強みを今後更にいかしてまいります。
 また、新座駅周辺地区の土地区画整理事業を始めとした大型プロジェクトを着実に進め、都市基盤の整備や防災基盤の強化を行うとともに、障がい者を含む全ての人に優しいユニバーサルデザインに配慮したまちづくりを推進してまいります。こうした取組により、安全・安心で良好な住環境の整備を図り、更なる快適さを創造することで、多くの方の定住を促進し、“みらい”を見据えた強固な行財政基盤の確立を図ってまいります。
 さらに、地下鉄12号線の延伸は、本市の飛躍的な発展に資する100年に一度の大事業であります。早期の延伸実現を目指し、交通政策審議会の答申で示された課題の解消などに全力で取り組んでまいります。

5 高齢者が安心して心地よい毎日を過ごすことのできる快適なまち

 現在、医療や福祉に対する高齢者のニーズは多様化するとともに、増加を続けており、健康で生きがいを持っていきいきと暮らせる福祉施策の充実が必要です。
 そこで、地域包括ケアシステムの構築に向けた準備を着実に進めるとともに、新たに、西部地域に高齢者相談センターを増設し、高齢者の方が住み慣れた地域で、その人らしい生活を送ることを総合的にサポートしてまいります。また、介護予防及び健康づくりに資するにいざ元気アップ広場の充実を図るとともに、柳瀬川、黒目川、野火止用水などを活用したウォーキングロードやジョギングロードの整備についても、健康増進や体力向上に資する福祉施策の一つと捉え、取り組んでまいります。

 

 以上申し上げました五つのビジョンに基づく施策の展開により、あらゆる世代の皆様にとって、“みらい”に希望の持てる「住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市」の実現に向け、邁進する所存であります。 

 先日、リオデジャネイロオリンピックにおいて、本市出身で観光親善大使である三宅宏実選手が、ウエイトリフティング女子48キロ級で見事銅メダルを獲得されました。腰に痛みを抱えながらも決して諦めることなく競技に挑み続けた三宅選手の姿に多くの人が勇気付けられ、競技後にバーベルに寄り添って感謝の気持ちを表す姿勢もまた、私たちに深い感動を与えてくれました。さらに、体操競技女子団体の宮川紗江選手の素晴らしい演技にも胸躍らされたところであり、間もなく開幕するリオデジャネイロパラリンピックには、車椅子バスケットボール男子代表として、本市にゆかりのある石川丈則選手や永田裕幸選手が参加されますので、両選手の活躍にも大いに期待を寄せているところです。
 
こうした世界で活躍するアスリートに続く、人間性豊かなたくましい人材を輩出できるよう、次世代を担う子どもたちはもちろんのこと、年齢、性別、国籍や障がいの有無などにかかわらず、市民の皆様の誰もが、様々な場面でいきいきと活躍でき、夢や希望を持てる新座市を目指して取り組んでまいります。  

 私は、平成8年から5期20年にわたり、市議会議員として市民の皆様の声に対して真摯に耳を傾けてまいりました。今後は、市長の立場で、市民の皆様の市政への思いをしっかりと受け止め、新座の明るい“みらい”に向けて全力を傾注してまいりますので、市民の皆様並びに市議会議員の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げ、市長就任に当たっての私の所信とさせていただきます。

平成28年8月
新座市長 並木 傑