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事業報告(平成30年度)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月7日更新

 

事業報告(平成30年度)

3月30日 歴民でお花見を!

 3月30日(土曜日)午後1時から午後7時まで、歴史民俗資料館の園庭でお花見会を開催しました。

このイベントを始めてから3年目となりました。桜の開花時期を予想するのは難しく、1年目は早すぎ、2年目は遅すぎ、今年こそは開花時期と重なるよう願っていましたが、ついに叶えることができました。とはいうものの、桜が開花してから寒い日が続いたため、満開とはなりませんでしたが、五分咲きでの開催となりました。

 来場者も年々増え、今年は152人の方がお越しになりました。

 琴と尺八の演奏、そして急遽ジャズピアノ演奏も加わり、呈茶とお花見とともにお楽しみいただきました。

 また、今年は初めて桜のライトアップを行いました。

呈茶の写真 箏と尺八の演奏の様子
呈茶の様子                        琴と尺八の演奏  

ジャズピアノの演奏 桜のライトアップの様子
ジャズピアノの演奏                   桜のライトアップの様子

 

呈茶:南澤文子社中、新井田紀久子社中、山崎糧平様、大熊正行様

箏・尺八演奏:高須和子様、明妻薫子様、石井博子様、菅野秀様、小松崎剛様

ジャズピアノ演奏:南澤大祐様

 

雛飾り(2月10日~3月10日)

 3月3日の桃の節句に合わせ、雛人形を飾りました。

 今では七段飾りを飾る御家庭も少なくなってきたので、当館にお子さんやお孫さんと一緒に見に来る方も多くいらっしゃいました。

 また、子どもや孫のために飾った頃を懐かしむ方もいらっしゃいました。

野火止に伝わるお雛様の写真
市内野火止に伝わるお雛様

 市内野火止の旧家に明治時代中頃に飾られたお雛様。

 当時は、母親の実家が男雛と女雛一対を贈り、三人官女や五人囃子など、その他の飾るものを親族が贈りあったようです。飾りは個別に売られており、親族が組み合わせを選んだり、重複しないように相談したりして贈りました。

 

 

栃木の雛人形の写真
昭和20年代のお雛様

  昭和29年に栃木県芳賀郡茂木町に生まれた方が初節句に祖父母から贈られたお雛様。

 

昭和30年代のお雛様
昭和30年代のお雛様

 昭和30年代に石川県金沢市の方が祖父母から初節句に贈られた雛飾り。

 雛菓子として、菱餅や金花糖(白砂糖を水で溶いて練り、鯛や野菜などをかたどった木型に流し入れて固め、表面を彩色した菓子)を飾る風習がありました。金沢は春の訪れが遅いことから、4月3日を節句とし、3月下旬頃から飾っていたそうです。

 新座でも昔は月遅れで節句を行い、お彼岸明けに飾っていたようで、今のように3月3日に行うようになったのは戦後の頃からのようです。菱餅や草餅、うどんを作ってお祝いをしました。

 

昭和50年代のお雛様
昭和50年代のお雛様

 昭和58年に市内あたごに生まれた方が初節句のお祝いに贈られたお雛様。

 昭和30年代中頃には百貨店や人形店などが段飾りの雛一式を販売するようになります。

 

2月24日 歴民講座 「桃の節句と雛人形」

 東玉・人形の博物館の大島一敏館長をお迎えして「桃の節句と雛人形」について、ご講演いただきました。

 節句(節供)の意味やその食文化に始まり、雛人形の変遷やそこに込められた思いなど、分かりやすくお話くださいました。

 関東と関西ではお内裏様の位置が異なる理由や、菱餅の色や形の意味など、興味深いお話が続きました。

 参加者からは「講演をきいて、雛人形を贈ってくれた家族への感謝の気持ちが改めて芽生えました」といった声や「長い間、仕舞ったままの雛人形を久しぶりに飾りたいと思いました」といった声が聞かれました。

桃の節句と雛人形の講座の写真
講演の様子

 

小学生が校外学習で来館

 11月から2月に市内の小学校の3年生が来館し、昔の道具や昔のくらしを学びました。

 今年は小学校7校が来館しました。

 11月15日 栄小学校 3 年生

  1月24日  第四小学校 3年生

  1月25日 石神小学校 3年生

   1月29日 新堀小学校 3年生

  1月30日 八石小学校 3年生

  1月31日 東野小学校 3年生(出前講座)

  2月 7日 片山小学校 3年生

   2月 8日 野寺小学校 3年生

  教科書で昔の冷蔵庫や炭火アイロンなど見たことはあっても直接見たり触ったりするのは初めて。

  電気のなかった時代の生活の工夫と苦労に思いを馳せていました。

 社会科見学の様子
 昔のくらしについて学ぶ小学生

 

1月 お正月飾り・繭玉飾り・凧の展示

 1月の歴民は、お正月飾りに繭玉飾りに凧の展示を行いました。

 以前はお正月になると、破魔弓や破魔矢、押し絵の羽子板飾りで部屋が賑やかになりました。

 当時は子どもが生まれると、はじめてのお正月に親元や仲人、親戚などからお祝いとして贈られて、お正月になると部屋に飾りました。

多い家では10ケース以上並ぶこともあったようです。

 お正月飾りと遊び道具
  正月飾りと遊び道具(歴史民俗資料館)

 

 また、お正月は、羽根つきやお手玉、かるたに双六、コマ回しなど、子どもたちが遊びに興じることのできるときでもありました。

 歴民でも「昔遊び」体験コーナーを設置。

 コマやベーゴマを上手に回すことができるかな、との心配をよそに 「お父さんに教わったよ」、「学童で教わったよ」と言いながら難なく回していた子どももいました。

コマ回しの写真
上手にコマを回していました

 

 さらに、小正月の行事として「繭玉飾り」があります。

 歴民では、ボランティアの協力をいただき、紅白の繭玉飾りを再現しました。

 当時は米を臼で挽いて、米粉に熱湯を入れてこね、繭の型や芋やにんじん、サツマイモなどの型に団子を作り、蒸して、ナラの木やカシの木などの枝に刺しました。

「蚕がたくさん取れるように」、「野菜が豊作であるように」といった祈りを込めたそうです。

繭玉飾りの写真
繭玉飾りを再現しました(歴史民俗資料館)

 

 併せて、歴民で所蔵している凧の展示を行いました。

 勇壮なものから愛らしいものまで、全国津々浦々、色とりどりの凧が並びました。

 故郷の凧を見て、昔を懐しむ方もいらっしゃいました。

凧の展示
凧に囲まれエントランスが華やぎました

 

12月2日 親子でミニチュア土偶を作ろう

 12月2日(日曜日)の午前中に、12組23名の親子が集まり、来年の干支「イノシシ」の土偶作りにチャレンジしました。

 イノシシの土偶は縄文時代でも多く作られていました。

 参加者から「イノシシって意外と作ろうとすると難しい」、「火を通すために中を空洞にするのが難しい」といった声があがりましたが、思い思いのイノシシを作り上げてました。 

 歴民では、皆さんの作品を12月18日(火曜日)から22日(土曜日)まで展示します。ぜひ、ご覧ください。

土偶づくりの様子 土偶づくりの様子 その2
講座の様子

 

 

11月3日 文化の日 特別講座 「名刹平林寺『禅の世界』について」

 今年の文化の日特別講座は、平林寺第25世松竹寛山老大師をお招きして、「禅の世界」について御講演いただきました。

大きな反響をいただき、受付開始後すぐに定員に達してしまうほどでした。

 当日は、当館の学芸員が平林寺の概要について説明をした後に、松竹老大師に講話していただきました。当館の展示室での開催だったことから、松平信綱の関係資料や平林寺から借用している資料を活用しながらの講演となりました。

 老大師の講話は、雲水の修行の様子や道場に入門するときの様子、平林寺の境内林が自然をとどめている理由など、参加者は老大師の興味深いお話に惹きこまれて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 参加者からは「実際の修行について、知らなかったことがよく分かった」、「禅の雰囲気を味わうことができた」、「実り多い学びの場だった。文化の日にふさわしい講座だった」などの感想が寄せられました。

 

講演会の様子 講演会の様子2
講演の様子 

 

10月21日 十三夜に歴民でお月見呈茶

 今年は10月21日(日曜日)が十三夜の日となりました。

 安定しない天気が続いていましたが、この日は朝から快晴。

 「十三夜に曇りなし」といわれているとおりの天気となりました。

 昔は、十五夜をやって十三夜をやらないのは「片月見」といって縁起が悪いものとされていました。

 歴史民俗資料館では、ダンゴを13個つくり、作物やススキと一緒に供え、十三夜飾りをしました。

 また、夜6時からは「お月見呈茶」を開催し、エントランスにあふれるほどの盛況でした。

 市民ボランティアの方々のご協力により、月にまつわる話や呈茶を行いました。

十三夜飾り 十三夜飾り(菊と柿)
十三夜飾り

 

斉藤さんによる月にまつわる話 呈茶の様子
新座星空クラブの方の月にまつわる話            呈茶の様子

 

十三夜の名月 
 きれいな月が見えました

 

協力:茶道表千家 南沢文子社中様

    茶道表千家 新井田紀久子社中様

    新座星空クラブ副会長 斉藤政登様

 

9月 十五夜飾り

 今年の十五夜は9月24日(月曜日)でした。

 旧暦の8月15日を「十五夜」、「中秋の名月」といいます。

 十五夜には、縁先の月のさしこむ場所に、机やちゃぶ台を出し、ダンゴを15個つくり、芋や栗、一升瓶にいれたススキなどと一緒に供えます。

 歴民でも、ダンゴをつくり、作物やススキと一緒に供えました。

十五夜飾り
十五夜飾り

 

 

8月23日 拓本をとろう!

 「夏休み子どもチャレンジ講座」第2弾として、8月23日(木曜日)の午前中に、歴史民俗資料館の研修室にて行ないました。「拓本」というものに、なじみがないせいか、定員10名に対して応募4名と反響は少なかったのですが、参加した子どもたちは時間を忘れたように拓本とりに夢中になっていました。

 最初は、模造小判などで練習。最後は石碑の拓本をきれいに取ることができました。

拓本をとろう講座の様子
講座の様子

 

 参加者の佐藤さんは、さらに家で、拓本を素敵な作品にしてくれました。

佐藤さんの作品
佐藤さんの拓本を使った作品
和同開珎の貯金箱と「おすすめ にいざ」マップ

 

7月29日 歴民ドキ土器体験教室

 「夏休み子どもチャレンジ講座」第1弾として、7月29日(日曜日)の午前中に、中央公民館の美術室にて行ないました。

 定員を超す23名の参加があり、縄文土器を作ったり、土偶(どぐう)を作ったり、それぞれの作品を仕上げていました。

 作品は中央公民館の窯で素焼きされ、8月21日から25日まで、歴史民俗資料館内で展示し、一般公開しました。

体験教室の様子 みんなでポーズ
学芸員の説明を聴く子どもたち             製作後、みんなでポーズ
(J:COMの取材がありました)

 

できあがった作品 作品2
子どもたちの作品

 

作品展
完成後、資料館で作品展を開催しました

7月 七夕飾り

 7月7日の夜に、一年に一回、彦星と織姫が天の川をわたって会うことができるという伝説があり、この七夕の日に竹や笹に短冊などを飾りお祝いします。

 七夕に合わせ、歴民でも七夕飾りをしました。

 皆さんの願いが叶いますように。

七夕飾り

 

5月 端午の節句飾り

 5月5日の節句にちなみ、事務室前に端午の節句飾りを展示しました。

 古来、邪気を払うために菖蒲などを軒に挿し、ちまきや柏餅を食べました。菖蒲が尚武に転じて、近世以降は男子の節句とされ、甲冑や武者人形などを飾り、庭前にのぼり旗や鯉のぼりを立てて男子の成長を祝いました。

端午の節句飾り 五月人形 五月人形その2

 

4月7日 歴民でお花見を!

 4月7日(土曜日)午後1時から午後6時まで、歴史民俗資料館の園庭でお花見会を開催しました。

今年は桜の開花が早く、当日は散った後となってしまいましたが、新緑やチューリップが出迎えてくれました。

また市民ボランティアの方々のご協力により、呈茶や琴・尺八の演奏を行いました。

呈茶の写真 琴と尺八の演奏
呈茶の様子                        展示室での琴と尺八の演奏  

 

協力:新座三曲会   高須和子社中様

    茶道表千家   南澤文子社中様

    茶道表千家   新井田紀久子社中様

    茶道裏千家   山崎糧平様

    大日本茶道協会 氏家彰様