第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画)令和5年度(2023年度)~令和14年度(2032年度)
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基本政策3やすらぎと利便性が共存するまち都市整備96関連するSDGs⃝ 新座市は、武蔵野の面影を残す雑木林、柳瀬川や黒目川など、みどりと水に恵まれており、本市の貴重な財産として次代に継承していくことが重要です。その中でも、平林寺境内林は近郊緑地特別保全地区※(首都圏近郊緑地保全法)に、また、妙音沢の斜面林は特別緑地保全地区※(都市緑地法)に指定されています。⃝ 市内の緑地は市街化の進展と共に減少していますが、これまで、保存樹木の指定を行うとともに、みどりの保全協定を締結し、市民ボランティアとの連携による取組を進めてきました。今後も、良好な自然環境を保全していくとともに、多くの市民に親しまれる場として緑地を活用していく必要があります。⃝ 市民の憩いの場となる公園については、自然と調和したゆとりある都市空間の実現に向けて、拠点となる公園の整備や既存の公園の更なる充実を図ることで、誰もが安全で安心して利用できる公園づくりを進める必要があります。⃝ 公園の維持管理に当たっては、町内会や市民ボランティアとの協働による取組のほか、民間の活力を導入するなど新たな体制の研究が必要です。⃝ 公園のリニューアルや新規整備に関しては、新しい視点による創意工夫が求められています。そこで、公募設置管理制度(Park-PFI)※による民間の資本やノウハウを活用した整備・改修及び管理手法について検討する必要があります。現況と課題 ⃝ 公園・緑地の保全や創出に努めることは、良好な都市環境の保持・形成につながるだけでなく、地域コミュニティの形成や健康活動の充実といった面から重要です。公園・緑地が持つ多様性をいかすとともに、みどりの質の向上を図っていく必要があります。基本政策 ❸第3節公園・緑地

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