第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画)令和5年度(2023年度)~令和14年度(2032年度)
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基本政策3やすらぎと利便性が共存するまち都市整備98関連するSDGs⃝ 生活道路については、歩行者や自転車利用者の視点から、安全性の確保と快適性の向上に重点を置いた計画的な改善・整備が必要です。⃝ 幹線道路については、緊急車両の円滑な通行等、市民の生命や財産を守ることに加え、経済活動を支えるためにも重要なものです。新座市の幹線道路のうち、都市計画道路東久留米志木線については比較的整備が進んでいますが、今後は、埼玉県が整備中である放射7号線と接続するひばりヶ丘片山線や周辺都市との連携強化につながる保谷秋津線を重点路線として整備に取り組んでいく必要があり、今後も東京都や埼玉県、近隣市との連携が重要です。⃝ 交通利便性の更なる向上に向けて、関越自動車道へのスマートインターチェンジ※の設置について検討が必要です。さらに、国道254号の慢性的な混雑により、これを要因とする渋滞が市内各所で発生し、その解消が大きな課題の一つとなっています。⃝ 舗装の傷みによる振動・騒音の問題が生じています。このため、道路パトロールの強化など、きめ細かな対応が求められるとともに、安全で快適な道路環境維持のために、市民との協働が必要となります。⃝ 橋については、損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う予防保全型の維持管理を行っており、計画的な長寿命化などに引き続き取り組む必要があります。現況と課題 ⃝ 少子高齢化が進行する中、子どもや高齢者、障がい者など、誰もが安全で快適に使用できる道路環境を整える必要があります。また、無電柱化による防災対策、道路の緑化による景観・環境への配慮に加え、構造物の老朽化にも対応するなど、多様な視点からの改善・整備が重要となります。基本政策 ❸第4節道路

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