基本政策3やすらぎと利便性が共存するまち ⃝ 水害を抑制するため、透水性舗装や雨水浸透ますなどの施設の設置を進めるとともに、既存施設の活用など新たな方策について検討する必要があります。また、開発事業者に対しても、雨水流出抑制を図るよう促していくことが求められます。 ⃝ 河川・水路は、市民が自然を体験できる貴重な空間であり、新座市ではこれまで、柳瀬川、黒目川や野火止用水といった水辺空間を、ウォーキングやサイクリング、自然観察などを楽しめるレクリエーションの場として活用するため、遊歩道や親水護岸の整備等に取り組んできました。 ⃝ 今後も引き続き、関係機関と連携しながら、流域環境の整備を進め、市民が気軽に水辺に親しめる環境づくりに取り組む必要があります。また、市民との協働による清掃活動などを通じ、快適な水辺空間を確保することも求められます。都市整備100関連するSDGs現況と課題 ⃝ 近年各地でこれまでの想定を超えた大規模な水害が発生する中、被害を抑制するため、河川・水路を計画的に改修し、治水対策をこれまで以上に推進していくことが重要です。河川改修については、県による柳瀬川、黒目川の改修など、当面の整備は完了していますが、河川内に堆積した土砂の浚しゅんせつ渫工事の継続した実施を要望していく必要があります。基本政策 ❸第5節河川・水路
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