基本政策3やすらぎと利便性が共存するまち 都市整備102関連するSDGs⃝ 新座市では当面、人口が急激に減少する可能性は低いとみられていますが、節水機器の普及などにより、水道事業の給水収益が緩やかに低下していく見通しです。このため、引き続き水道事業の多様な広域連携の検討や民間委託を進めるとともに、水道料金等の改定についても検討を進め、これまで以上に安定的・継続的な健全経営を目指して取り組んでいく必要があります。⃝ 高度経済成長期に整備した水道施設が耐用年数を迎えていることから、事業の優先度を検討した上で、管路や施設の適切な維持管理、更新に取り組んでいくことも求められます。現況と課題 ⃝ 上水道は、人々が快適で衛生的生活を送る上で不可欠な都市基盤です。我が国では、市街地の拡大等に伴い、全国的な整備が進められてきましたが、人口減少局面に入る中で需要が減少し、持続的な事業の運営に向けた課題が生じています。また、施設の老朽化なども問題となっています。基本政策 ❸第6節上水道
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