第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画)令和5年度(2023年度)~令和14年度(2032年度)
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基本政策3やすらぎと利便性が共存するまち 都市整備104関連するSDGs⃝ 新座市では当面、人口が急激に減少する可能性は低いとみられていますが、節水機器の普及などにより、使用水量が減少することに伴い、下水道事業収益が緩やかに低下していく見通しです。このため、引き続き公共下水道未接続世帯への水洗化指導や不明水対策を進めつつ、これまで以上に安定的・継続的な健全経営を目指して取り組んでいく必要があります。⃝ 下水道(汚水)については、普及率が97.3%(令和3年度(2021年度)末)、管理する管路延長は約420km(同年度末)となっています。供用開始から40年を経過した管路が増えてきていることから、今後は、汚水管路ストックマネジメント計画に基づき、劣化状況を把握し、優先度を検討した上で、適正かつ効率的な維持管理に取り組む必要があります。⃝ 下水道(雨水)については、整備率が58.7%(令和3年度(2021年度)末)、管理する管路延長は約310km(同年度末)となっています。耐用年数を迎えている管路が増えてきていることから、老朽化対策が必要となります。また、近年の降雨の局地化・激甚化や都市化の進展に伴い、雨水管理総合計画に基づく雨水管整備や更なる溢水対策を進める必要があります。現況と課題 ⃝ 下水道は、人々が快適で清潔な生活を送る上で不可欠な都市基盤です。我が国では、市街地の拡大等に伴い、全国的な整備が進められてきましたが、人口減少局面に入る中で需要が減少し、持続的な事業の運営に向けた課題が生じています。また、施設の老朽化なども問題となっています。基本政策 ❸第7節下水道

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