基本政策4にぎわいと環境が調和するまち市民生活116関連するSDGs現況と課題 ⃝ 公害防止対策については、法令等に基づく事業所・工場等への指導、立入検査のほか、騒音・振動等の監視や大気・水質の汚染などに対する定期検査を実施しており、おおむね環境基準を達成しています。⃝ 今後も関係機関と協力しながら事業所・工場などへの指導、立入検査の実施を継続して取り組むことで、環境基準を確保し、快適な生活環境を維持していくことが求められます。⃝ ポイ捨てや路上喫煙など、身近な生活環境に対する相談が多く寄せられています。こうした問題を解決するためには、市が積極的に周知・啓発を行い、市民一人一人の環境美化意識の向上を図る必要があります。⃝ 野生鳥獣については、ムクドリ、カラス、アライグマ等による人への被害を抑制する必要があります。⃝ ペットの飼い方については、飼い主が法令における手続や必要なマナーを順守し、終生飼養することが求められており、市として、これを推進するための取組が必要です。⃝ 河川の水質悪化の防止、生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図るため、公共下水道に接続されていない建物等に対して、浄化槽の適正な維持管理等について周知・啓発を行う必要があります。⃝ し尿処理業務については、新座市と朝霞市・志木市・和光市の4市で構成する朝霞地区一部事務組合※により実施されています。処理量の減少と、施設の老朽化に対応するため、平成30年度(2018年度)に新たなし尿処理施設を整備しました。⃝ 墓地行政については、社会情勢の変化により、葬儀、納骨の在り方などが多様化しており、これに柔軟に対応していくことが求められています。⃝ 今後の高齢多死社会を見据えて、増加する火葬ニーズに対応するための取組を広域的に検討することが必要です。⃝ 新座市には、陸上自衛隊朝霞駐屯地及び米軍大和田通信所が所在し、航空機の飛行、訓練等に伴う騒音や周辺環境の保全など、様々な問題を抱えているため、周辺住民への配慮が必要です。基本政策 ❹第4節生活環境
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