第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画)令和5年度(2023年度)~令和14年度(2032年度)
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  新座市の人口は長年、緩やかな増加を続けてきましたが、現状の人口動態のまま推移した場合には、将来的に人口減少が進行することが予測されています。人口減少を抑制し、持続可能なまちへの発展につなげていくためには、首都近郊に位置する利便性を有しながらも自然が豊かな新座市の魅力をいかして、市民には住み続けたいと感じてもらい、市外の人にはまちに関心を持ってもらった上で、更には住んでみたいと思ってもらうための取組を積極的に進めることが求められます。 このため、今後も土地区画整理事業※の計画的な実施などにより、地域ごとの特性を踏まえながら、にぎわいや活気を生み出す都市機能の充実や交通利便性の向上を図り、自然とのバランスに配慮した良好な住環境を創出することが重要です。 また、武蔵野台地の強固な地盤であることに加え、東京都心との良好なアクセスや住宅購入のしやすさなど、新座市の特性を踏まえた積極的なシティプロモーション※に取り組み、特に子育て世代を含む若年層を惹きつけるまちづくりを進める中で、新座市のブランド力向上を図っていくことが大きな課題となっています。 さらに、新型コロナウイルスの影響による社会変容を踏まえ、ウィズコロナ、ポストコロナ社会を見据えたまちづくりを推進することが重要です。特に、国を挙げたDX※の取組が加速化していく中、コロナ禍を経て、複雑化・多様化する市民ニーズに適切に対応するため、デジタル技術の更なる活用により市民への利便性を高め、住みやすいまちを実現していく必要があります。33魅力的で住みやすいまちをつくる

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