第5次新座市総合計画(基本構想・前期基本計画)令和5年度(2023年度)~令和14年度(2032年度)
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基本政策1みんなにやさしく誰もが幸せを感じるまち ⃝  国では、令和5年(2023年)4月にこども家庭庁※を創設し、子どもに関する政策を更に推し進めていくこととしており、全ての子どもが分け隔てなく、健やかに成長できる環境を整備し、関係機関の一層の連携による切れ目のない支援に取り組んでいくことが求められています。 ⃝  こども基本法が令和5年(2023年)4月に施行され、子どもを社会の中心に据え、常に子どもの ⃝  新座市では、子ども・子育て支援事業計画を策定し、子育て支援の充実に取り組み、一定の成果を上げてきました。今後も教育・保育の提供と地域の実情に応じた子ども・子育て支援の取組の一層の充実が必要です。 ⃝  子どもの権利を尊重し保護するため、関係機関との連携を深めながら、児童相談の充実を図り、 ⃝  生まれ育った環境にかかわらず、子どもが元気に成長できるよう、家庭に対する支援が必要となっています。特に、子育てと生計の維持を一人で担わなければならないひとり親家庭に向け、支援制度の充実が求められています福祉健康58関連するSDGs現況と課題 ⃝  少子化は社会経済に構造的な変化をもたらすため、我が国全体の課題となっています。また、核家族化の進行や地域コミュニティの希薄化などによって、子育てに不安や負担を感じる保護者も少なくありません。そのため、身近で包括的な相談ができる場をつくるとともに、子育ての仲間づくりを通じて、地域全体で子育てに取り組んでいくことが求められています。最善の利益を優先して考える社会にしていくことが求められています。児童虐待の未然防止や、早期発見と早期対応の体制を強化していくことが課題となっています。基本政策 ❶第1節子育て支援

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