基本政策1みんなにやさしく誰もが幸せを感じるまち ⃝ このような背景の下、社会保障制度の安定的な運営を図るため、国は制度改正を行い、平成30 ⃝ 埼玉県は、県と市町村が共通認識の下、国民健康保険の安定的な運営を図るため、埼玉県国民健康保険運営方針を策定しました。本運営方針は、3年ごとに見直しが行われ、県内市町村は、本運営方針に基づき国民健康保険税の賦課、効率的な事務運営のための標準化や共同化の取組等を進めていくこととなります。 ⃝ 少子高齢化が急速に進行する中にあって、活力ある社会を実現するために、今後、より一層市民の健康づくりの取組への支援が必要となっています。被保険者の健康づくりに向けて、生活習慣病の発症及び重症化の予防に取り組んでいく必要があります。 ⃝ 国民年金制度は、老齢、障がい又は死亡について年金を支給することによって、健全な国民生活の維持・向上に寄与することを目的とした制度であり、国が保険者となって運営し、市町村はその一部の事務(法定受託事務)を行っています。 ⃝ 年金機能を強化するため、老齢基礎年金の受給資格期間の短縮や年金生活者支援給付金の導入などの法改正が行われており、これらの制度の周知や相談の充実など、公的年金制度の理解を深めていく必要があります。福祉健康70関連するSDGs現況と課題 ⃝ 国民健康保険制度は、国民皆保険の中核として、医療の確保と市民の健康の維持増進に大きな役割を担っていますが、少子高齢化の進行や医療技術の高度化による医療費の増大、経済・社会情勢等の変化により保険税の負担能力の低い被保険者が増加するなど、国民健康保険事業は大変厳しい運営状況となっています。年度(2018年度)から国民健康保険は県と市町村の共同運営となりました。基本政策 ❶第6節国民健康保険・国民年金
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