ページの先頭です。
トップページ > 記者発表資料はこちらからご覧いただけます > 【記者発表資料】「助けられ上手、助け上手になるためのこころとスキル」

【記者発表資料】「助けられ上手、助け上手になるためのこころとスキル」

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年11月11日更新

日時

1日目 令和2年11月19日(木曜日)午前9時40分~11時30分

2日目 令和2年11月26日(木曜日)午前9時40分~11時30分

場所

八石小学校 (新座市野寺2-8-45)

主催関係者

主催:新座市保健センター

協力:新座市立八石小学校、跡見学園女子大学

内容

 小学校6年生を対象に、困ったとき、悩んだ時に周囲の信頼できる大人や友人に相談ができるようになるためのスキルを学ぶ授業を実施します。

 市内の跡見学園女子大学新井雅准教授を外部ティーチャーに迎え、パワーポイントを使った分かりやすい講義とゲーム等を取り入れた個人ワーク、グループワーク、ロールプレイを実施し、自分が悩んだ時の相談の仕方や、友人から相談された時の対処方法を学びます。

 当該事業は、市内の小学校での初の試みとして実施するもので、今年度開催に向けて、昨年度中から教育部門と保健部門で実施に向けての調整を行い、開催に至ったものです。

 使用する資料には、「自殺」という言葉を引用せず、授業のタイトルも「助けられ上手、助け上手になるためのこころとスキル」にし、児童の心の動揺にも配慮した授業構成としています。

 また、授業終了後は跡見学園女子大学大学院の研究として授業結果について分析される予定となっています。

目的 経緯

 本事業は、自殺予防事業の一環として実施するものです。平成22年から全国の自殺者数は年々減少傾向にありますが、10代の自殺死亡者数は横ばいで推移している状況です。また、厚生労働大臣指定法人 いのち支える自殺対策推進センターが令和2年10月21日に発表した「コロナ禍における自殺の動向に関する分析(緊急レポート)」によると、令和2年7月に有名俳優の自殺報道後に若い年代の自殺者数が増加傾向にあり、統計的に有意とはならなかったものの、10代の男女や学生・生徒等においても増加がみられている状況です。

効果

 思春期に差し掛かる年代において、これからの長い人生の中であらゆる困難に直面した際に、困ったときに抱え込まず相談する方法を周知することで自殺以外に物事の解決方法があることを学ぶ機会として開催するものです。

連絡先     

保健センター(048‐481-2211)