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平成29年3月28日(火曜日)
午前10時から午前11時30分まで
市役所第二庁舎 1階 会議室1
大場真、宮敦子、坂本純子、嶋村清治、宮脇惠子、加藤良明、荒井マサ子 全7名
教育長 金子廣志
教育総務部長 大熊正
教育総務部副部長兼生涯学習スポーツ課長 渡辺哲也
生涯学習スポーツ課副課長 栗山隆司
生涯学習スポーツ課主任 長瀬大輔
生涯学習スポーツ課主任 柴崎香織
生涯学習スポーツ課主事 井ノ川惟
・ 次第
・ 資料1 「新座市文化芸術振興アクションプラン」総括
・ 資料2 第2次新座市文化芸術振興アクションプラン概要
・ 資料3 平成29年度生涯学習スポーツ課事業計画
・ 平成28年度新座の教育
・ 平成28年度教育委員会の事務に関する点検評価報告書
・ 埼玉県社会教育委員会議 建議
・ 一般社団法人全国社会教育委員連合「社教連会報」No.80
・ 平成28年度新座市社会教育委員委嘱者名簿
公開
(傍聴者0人)
欠席委員
松井智惠、竹内勘次、杉本昌裕
午前10時開会
金子教育長
加藤議長
資料に基づき説明する。
委員:新座市文化芸術アクションプランでは4つの重点施策を中心に展開しているが、第2次新座市文化芸術アクションプランでは3本の施策の柱を中心としている。この違いはなぜか。
事務局:どちらの計画も新座市文化芸術振興基本方針(以下、「基本方針」という。)に掲げられた、基本理念の実現を目指したものである。新座市文化芸術アクションプランでは、策定委員会で重点施策を設定し、施策を展開したが、当該計画は基本方針に基づいて施策を展開することが望ましいと考え、第2次では基本方針の施策の柱に基づき、事業を展開することとしたものである。
議長:新座市民会館の設備の更新について、大規模改修で行った更新と違うものなのか。
事務局:大規模改修で実施できなかった舞台の懸案事項について対応するものである。
教育長:ふるさと新座館の指定管理者制度導入について、改めて説明してほしい。
事務局:ふるさと新座館への指定管理者制度の導入の方針については、行財政改革推進本部にて決定したものである。平成28年度より新座市民会館に指定管理者制度を導入しているが、今まで市ができなかったイベント等を実施していただいており、市民から好評いただくとともに、利用者も増加し、活性化している。ふるさと新座館については、野火止公民館とふるさと新座館ホール部分に当該制度を導入する。公民館への導入は市内で初めてだが、指定管理者制度を導入した蕨市の公民館が文部科学大臣賞を受賞した実績もあり、効果はあるものとして考えている。指定管理者の選定を平成29年度に実施するが、運営自体が市から指定管理者になるだけで、利用に当たってはこれまでと何も変わらないと思っていただいてよい。
委員:西東京市との図書館相互利用について、新座市民の利用状況をお伺いしたい。
事務局:利用者全体では延べ1,649名で、2月末現在の登録者数は865名である。
教育長:相互利用ではあるが、実績としては、新座市民の利用の方が多い。そのため、管理費の一部として西東京市にお支払いをしている。
委員:ふるさと新座館ロビーについて、子どもたちの居場所となっている。市の北側には児童センターがないため、指定管理者導入後も子どもの安全な居場所としての運営をお願いしたい。
事務局:他の公民館も子どもが入って来やすいような雰囲気作りをしている。これからも方針は変えずに運営したい。
委員:ココフレンドについて、保護者の関心が非常に高い。今後どう展開するのか教えていただきたい。
事務局:平成29年度開設予定の大和田小学校で9校目となり、残り8校となる。市の計画では、平成32年度までに順次設置することとしており、経費の問題や空き教室の状況などを検討し、学校と協議しながら、検討していきたい。
委員:大和田二・三丁目地区の発掘調査について、どのように進めているか改めて確認したい。
事務局:大和田二・三丁目の区画整理地内は埋蔵文化財包蔵地となっており、試掘調査を行った結果、縄文時代や弥生時代の住居跡が複数確認された。工事前に記録保存を行う必要があり、その作業を行っている。土器などの出土品については、写真等で記録し、修復作業を行っている。
議長:出土品の展示はどこかで行っているのか。
事務局:歴史民俗資料館と一部の小学校に出土品の一部を展示している。展示までには時間と手間がかかるため、進捗状況を見ながら順次進めていきたいと考えている。
委員:ぱわーあっぷくらぶについて、平成29年度の新規くらぶを教えていただきたい。
事務局:工作、卓球、ペタンク、将棋、KGK(観察・グルメ・工作)の5くらぶが新規開設予定である。ぱわーあっぷくらぶは平成27年度に文部科学大臣賞を受賞しており、ボランティアの指導者の協力で成り立っている事業である。指導者の皆さんの意向も含め、開設くらぶを決定している。
委員:くらぶに入会するのに学区は関係あるか。
事務局:主に自分の学区のくらぶだが、入りたいくらぶに希望を出してもらっている。
委員:ぱわーあっぷくらぶで利用している石神小学校の和室が2室あるが、今後の利用計画を教えていただきたい。
事務局:石神小学校は平成29年度に大規模改修を予定しており、2室る和室の1室を普通教室とする計画であるため、和室は1室のみとなる。しかしながら、お茶などの伝統文化は海外の方にも人気があるので、和室をうまく活用していきたい。
副議長:市内にホールが2つあるので、ダンスなど子どもたちがもっと楽しめるような催し物をやってもらえないかという声があった。子どもも大人も楽しめるような催しを企画してほしい。
事務局:今までは基本的に貸館として運営していたが、平成28年度より市民会館に指定管理者制度を導入したことから、指定管理者により、市民会館の自主事業としてのイベントを行うことができるようになった。行政主体では難しい催し物も開催していただいており、今後も子どもたちも一緒に楽しめる催し物をしてもらえるよう、指定管理者に投げかけていく。ふるさと新座館ホールも指定管理者制度が導入されるので、これから催し物が増えていくと考える。
教育長:イベントの実施は民間業者のノウハウを発揮する絶好の場である。今後も期待している。
委員:学校でのプログラミングの実施状況を伺いたい。また、ぱわーあっぷくらぶの中にもあるのか。
事務局:ぱわーあっぷくらぶの中にはパソコンくらぶがある。
教育長:新教育課程の中学校技術家庭科にプログラミングが入る。具体的なところは文部科学省からも出ておらず、市としてもまだ具体的には決まっていないが、今後専門家に助言をいただきながら取り組んでいきたい。
事務局:ココフレンドに子ども用のタブレットを導入することとしており、学習支援のソフトも入れる予定であるため、使用していない時は、学校でも試験的に使用できればと考えている。
委員:児童センターでもプログラミング事業を行ったが、地域の中で取り組みを広げていくことが大切だと感じた。論理的思考が養われたり、自分で調べることができるようになったりするので、気軽にコンピューターに触れ、動かし方を考えるような取り組みを導入していただきたい。
事務局:新座市民会館の設備の更新について補足させていただく。舞台用調光操作卓の更新については、5月中に業者との契約を行い、導入後、6月頃から使用を開始する予定である。また、舞台機構の更新については、設備を市民会館に合わせた仕様で製作をするため、これに約6か月間を要する。入れ替えには連続した2か月間を要するため、平成30年1月中旬から3月中旬までを更新期間として予定し、この間休館とする予定である。これに伴い、事前に周知を図っていきたいと考えている。
・ 平成29年教育行政推進施策について
→ 現在最終調整中、次回社会教育委員会議にて報告する。
・ 社会教育委員の任期について
→ 平成30年3月31日までの任期であるため、来年度も引き続きお願いする。次回会議は5月を予定している。
午前11時25分閉会