本文
平成29年10月24日(火曜日)
午後1時30分から午後3時まで
市役所第二庁舎 1階 会議室1
大場真、宮敦子、嶋村清治、宮脇惠子、加藤良明、竹内勘次、荒井マサ子 全7名
教育長 金子廣志
教育総務部長 渡辺哲也
生涯学習スポーツ課長 金子啓一
生涯学習スポーツ課副課長兼生涯学習・文化財係長 斉藤政登
生涯学習スポーツ課副課長兼スポーツ・青少年係長 小糸克己
生涯学習スポーツ課主任 柴崎香織
生涯学習スポーツ課主事 泉崎葉子
生涯学習スポーツ課 大原千恵美
⑴ 「第2次新座市文化芸術振興アクションプラン(平成28年度~平成32年度)」進捗状況について
⑵ 平成30年度生涯学習スポーツ課予算編成状況について
⑶ 平成30年度社会教育団体補助金交付予定について
⑷ その他
4. 閉会
・次第資料
・次第
・資料3-(1) 第2次新座市文化芸術振興アクションプラン進捗状況
・資料3-(2) 平成30年度生涯学習スポーツ課予算編成状況について
・資料3-(3) 平成30年度社会教育団体補助金交付予定について
・参考配布資料一覧
・平成29年度新座の教育
・第41回新座市民まつり文化祭全体プログラム
・睡足軒の森紅葉ライトアップちらし
・平成29年度新座市内大学公開講座リーフレット
・人権問題講演会ちらし
・大和田二・三丁目地区土地区画整理事業発掘調査現地見学会報告
公開
(傍聴者0人)
欠席委員
坂本純子、鈴木京子、杉本昌裕
午後1時30分開会
金子教育長
資料3-(1)に基づき説明する。
議長:資料22ページの遺跡発掘調査の実施について、大和田二・三丁目地区土地区画整理事業に先立ち行っている発掘調査では、出土品を今後どこに展示するか等、調査成果の発表方法は具体的に決まっているのか。
事務局:市内発掘調査の結果については、毎年、報告書としてまとめて発行しているが、大和田二・三丁目発掘調査の報告書の作成は、発掘調査が終了する平成32年度以降となり、発行までには1年以上を要すると見られる。
また、現在大量の出土品が出ているが、保管場所の確保が課題となっている。市内の出土品は新座小学校内の遺跡資料室に保管しているが、本調査に伴う出土品の収納については未定である。現時点では、出土品を発掘作業の委託業者の倉庫に一時保管していただいているが、今後の保管場所について検討しなければならない。調査結果を市民に公開する方法についても、例えば、スライド上映をする等、今後検討していく。
議長:以前、大和田ファミリープールの開設に伴い、発掘調査を行った時は、出土品を大和田公民館に展示した。大和田二・三丁目発掘調査は、より大規模な事業であるため、発掘の成果等を広く市民に周知した方がよいのではないか。
事務局:本調査では、土器、石器、住居址等が出土されている。大規模な事業であり多額の費用も要していることから、市民の皆様に理解を得る意味からも、発掘の成果を披露する機会が必要であると考えている。出土品の周知方法については検討したい。
委員:どのようにして遺跡の時代を判別するのか。
事務局:発掘された場所の地層や、土器であればその模様等から判断するようである。
委員:今回の大和田二・三丁目発掘調査の見学会実施はとても良かったと思う。発掘されたものを見て様々な物語や思いを感じることができると思うので、学校現場でも何か生かせないだろうか。
教育長:市内には嵯峨山遺跡をはじめとしてた大規模な遺跡があるが、土器等は欠片の状態で保存されており、予算の関係上、復元作業が進んでいない状況である。出土品の形状がはっきりした方が子どもたちにも鑑賞しやすいため、デジタル化での保存等も検討し、しっかりと取り組んでいきたい。
事務局:遺跡等の判別方法について補足する。住居址については、例えば住居の外で火を使用した跡がある場合は縄文時代、住居の中で火を使用した跡がある場合は弥生時代や平安時代と推測している。発掘調査は新座市の歴史を知る上で、大変興味深い事業であると思う。
委員:小学校では3年生に新座市について、4年生では埼玉県について学習している。今後、副読本が変わる動きがあるため、その際には、市内の歴史をはじめとして、写真、図版等の貴重な史料があれば、御協力願う。
議長:資料6ページの公民館・コミュニティセンターの改修について、中央公民館をはじめとして、公民館の老朽化が進んでいるが、改修が進んでいないと感じる。
教育長:学校教育施設では改修を進めているが、社会教育施設のトイレ等は予算の関係もあり、あまり改修が進んでいない状況である。
事務局:公共施設の老朽化への対応としては、順次改修を進めてはいるが、費用の問題もあり、公民館等の社会教育施設まで順番が回って来ない状況である。市としては各建物を調査して改修を行う個別の超寿命化計画を平成32年度までに策定する予定となっている。市の財政面を考慮しながら、平成33年度以降に順次改修工事をできるよう進めていきたいと考えている。
委員:資料2ページのぱわーあっぷ事業について、この度、石神小学校の改修に伴い、和室に床の間を設置していただいた。感謝申し上げる。現在は、睡足軒の森の秋の紅葉ライトアップ期間内の11月25日(土曜日)に行う発表会に向けて、稽古をしている。
教育長:資料6ページの生涯学習施設の充実について、野火止公民館及びふるさと新座館ホールは平成30年度から指定管理者制度を導入することとなった。公民館の指定管理者制度としては初めてとなる。既に市民会館が指定管理者制度を導入しており、活発な事業展開を行っているが、ふるさと新座館の指定管理者制度導入に当たっては、ホール事業だけではなく、公民館事業も指定管理者に委託することとなる。ぜひ注目していただきたい。
事務局:先日行われた選定検討部会では、4社の申請団体から、管理運営方針等のプレゼンテーション及びヒアリングを行った。その内容を基準に基づき点数化し、選定検討部会として、上位の1社に決定をしたところである。今後は、選定案を議会に諮る予定である。高齢化による利用率低下やサークル減少等の公民館が抱える問題にも理解を示し、それに対する良い提案も見受けられた。
議長:他の公民館の指定管理者制度導入も検討しているのか。
事務局:ふるさと新座館については、ホールを含む複合施設として、指定管理者制度を導入したものである。他の公民館については、現段階では考えていない。
委員:資料2ページのぱわーあっぷ事業の課題について、講師の高齢化が挙げられているが、今後の展望はどのように考えているか。
事務局:ぱわーあっぷ事業は利用者数が徐々に増加している状況であり、平成29年度現在、39の「くらぶ」が活動している。また、ボランティアとして活動している指導者の高齢化が課題となっているが、指導者にとってはこの活動が生きがいのひとつとなっており、積極的に活動していることから、今後も継続していただきたいと考えている。
委員:ぜひ継続をお願いしたい。あわせて、次の世代の育成も検討していただきたい。
事務局:くらぶの中には十文字学園女子大学の学生のクラブ活動として運営しているものもあるため、新たな指導者の育成についても検討していきたい。
資料3-(2)に基づき説明する。
資料3-(3)に基づき説明する。
事務局:補助金についてはなるべく増額したいが、市全体の予算が逼迫している状況で教育費の割合が下降線を辿っている。厳しい状況であるが、できるだけ要望に応えられるようにしたい。
・ 社会教育委員の任期について
・ 南部地区社会教育関係委員・職員研修会について
午後3時閉会