本文
平成26年7月11日(金曜日)
午後2時から午後3時20分まで
中央図書館2階 会議室兼視聴覚室
皆川美惠子委員長、梅田充子副委員長、竹内勘次委員、原繁委員、吉越啓子委員、児玉裕子委員、坂本純子委員、大宮明子委員、原田由枝委員 全9名
教育総務部大熊副部長
中央図書館:廿楽館長、増田副館長、足立奉仕係長(書記)、
福祉の里図書館:日暮館長、
生涯学習センター:田部井館長
平成25年度事業報告
平成25年度の主な事業
平成26年度図書館予算書
平成26年度事業計画
図書館だより平成26年7月号(参考)
としょかんこどもだより平成26年夏号(参考)
ブックリスト夏号(参考)
公開
(傍聴者0人)
なし
午後2時開会
⑴ 平成25年度事業報告について
ア 事務局説明(資料1及び資料2)
・ 資料の所蔵数は、平成24年度に対し、平成25年度は15,524冊増えている。特に、中央図書館は、平成24年度に実施した改修工事により、ハンドル式移動書架の導入等、図書を効率よく収納できるようになった。
・ 開館日数について、平成24年度中央図書館の306日は、臨時窓口の開館を含めた日数である。分館は、5館の開館日数合計が、平成24年度に対し平成25年度は182日減っているが、平成24年度は中央図書館の休館による利用者の不便を補うため、図書館職員による貸出日を臨時に週2日から週3日に増やしたためである。平成25年度は通常開館に戻り、開館日が減っている。
・ 総貸出点数は、平成25年度全館では利用が増えており、リニューアルオープンした中央図書館の利用が最も顕著だが、他館の減数は、中央図書館休館中に他館を利用していた方が、中央図書館に戻って来たためと考えられる。
・ 予約件数で団体からの予約が増えているのは、読み聞かせ団体による利用や、学校の利用が増えているためである。また、相互貸借の予約も増えており、特に、図書館ホームページからの予約が増えている。
・ 平成25年度に実施した事業のうち、学習室の新設では1日平均28人の利用があり、活発な状況である。そのほか、新座市のアピールのため、利用者カードのデザインを市のイメージキャラクター「ゾウキリン」に変更、利用者の利便性向上のため、返却期限票を日付押印式からレシートに切り替える等実施した。
イ 審議経過
・ 資料1の絵画とは何か。
→ 主に学校向けに貸し出している絵画である。複製絵画で貸出期間は6か月以内となっている。
・ 学習室は利用が多く、今夏は更に増えるのではないかと予想する。学習室が満席の場合はどうするのか。
→ 参考資料室に御案内している。
・ 満席の場合は参考資料室を利用するよう、案内表示を出しておいた方がよい。
⑵ 平成26年度予算及び事業計画について
ア 事務局説明(資料3)
・ 一般事務について、主なものは、非常勤一般職員30人分の報酬である。今年度は、正規職員、非常勤職員の業務分担を見直し、非常勤職員の業務を多くして出勤日数を増やしたため、昨年度と比較して400万円の増額となっている。
・ 図書館協議会については、例年どおりとなっている。
・ 図書館資料整備について、主なものは図書購入費である。予約件数の増加に対応するための新刊の購入、学級訪問の増加に対応するための団体用児童書の購入、また、分館の図書を新しく入れ替えるための図書購入に充てるため、昨年度と比較して400万円を増額し、蔵書の充実を図っている。
・ 図書館施設管理について、主なものは施設管理に係る委託料や使用料及び賃借料である。中央公民館に設置している返却用ブックポストの再塗装と福祉の里図書館に設置している返却用ブックポストの再塗装及び内部バネ交換費用を計上し、完了は8月中旬を予定している。
・ 図書館講座、講習等については、例年どおりとなっている。
・ 視聴覚ライブラリー運営についても、例年どおりとなっている。
イ 審議経過
・ 資料整備費が増額となっているのはなぜか。
→ 図書費が400万円増額となっている。学校への貸出用図書や予約資料の購入に充てていく。
・ 新聞データ等使用料とはなにか。
→ 「聞蔵」や「官報」など利用者がオンラインで使うことができるデータベースの使用料である。
・ 使用できる端末はどこに何台入っているのか。
→ 参考資料室に1台である。
・ 非常勤職員は何名いるのか。
→ 中央図書館18名、福祉の里図書館12名である。人数ではなく、出勤日数を増やしたため400万円の増額となった。
・ 図書館資料回収委託料とは何か。
→ 中央図書館を中心とした市内各館間の資料の物流を業者に委託しているものである。
ウ 事務局説明(資料4)
・ 4月、5月を「子ども読書フェスティバル」期間と位置づけ、4月
26日(土曜日)に「聞かせ屋。けいたろう」さんの「お父さんの読み聞かせ講座 『聞かせ屋。けいたろう』の絵本レッスン」と「『聞かせ屋。けいたろう』さんがやってくる!」と題したおたのしみ会を行った。
・ 5月31日に、市内の読みきかせ5団体による「おはなし会」をリレー形式で行うという「おはなし会マラソン」を開催した。図書館や地域で活動する読み聞かせボランティアの皆さんが交流するよい機会となった。
・ 中央図書館では、6月2日から9日までを休館として蔵書点検を行った。例年、2月に蔵書点検を実施していたが、学習室を新たに設置したため学生の試験期間と重ならないように6月に実施した。福祉の里図書館と生涯学習センターの蔵書点検は、2月に日程をずらして実施する。
・ 6月14日から12月13日まで市民総合大学の「子どもの読書応援学科」を開校する。
・ 市内高校現場実習、中学生職場体験学習、市内小中学校教員研修の受入れをそれぞれ行う。
・ 9月には、保健センターが実施する自殺予防対策事業の共同事業として、自殺予防週間関連の企画展示を行う。今後も様々な行政の分野と連携し、市民のニーズを取り込んだ展示を企画していきたい。
・ 10月には「秋の読書週間フェスティバル」期間として、絵本作家のどいかやさんをお招きして、絵本講座「どいかや講演会」を開催する予定である。
・ 11月8・9日に「秋の読書週間フェスティバル」の事業として、福祉の里図書館で「リサイクルブックフェア」を開催する。
・ 中央図書館と福祉の里図書館では、毎月特集展示として様々な本の展示を行っている。中央図書館では7月に、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、「ムーミンとフィンランド特集」を展示しているのでご覧いただきたい。
エ 審議経過
・ リサイクルブックフェアは中央図書館では行わないのか。
→ 平成23年度までは、中央図書館において11月3日にリサイクルブックフェアを行っていたが、屋外で開催していたため天候に左右され、実施の継続を再検討した。また、改修工事により中央図書館の図書の収容能力が増え、廃棄する図書が減少した。これらの理由から、中央図書館、福祉の里図書館共催で、場所は福祉の里図書館において行うこととした。
・ 中央図書館、福祉の里図書館共催であることを銘打った方が良い。
→ 共催を明記する。
・ 5月31日の「おはなし会マラソン」は、他の読み聞かせ団体の様子が分かってとても勉強になった。市内読み聞かせ団体が増加しているので、交流の場としてぜひ続けてほしい。
→ 続けていきたい。
・ 市内に読み聞かせ団体は何団体あるのか。
→ 図書館で把握しているのは12団体である。
・ その団体はどこで見ることができるか。
→ 図書館ホームページに市内図書館、図書室等でおはなし会を行っている10団体の一覧が掲載されている。
・ 「生涯学習ボランティア・バンクガイド」があるが。
→ 生涯学習スポーツ課が作成した冊子である。22分野のボランティアが掲載されていて、生涯学習スポーツ課がコーディネイトを行っている。
・ 5年、20年教員研修とは何か。どんなことをするのか。
→ 5年目、20年目の教員が対象の研修で、カウンター業務や、おはなし会、調べ学習などを行っている。
・ 20年教員研修を福祉の里図書館で体験させてもらったが、大変役に立った。
・ 「特集展示」はとてもよい。そこからよく借りていくので今後も続けてほしい。
・ 「特集展示」のテーマはだれが決めるのか。
→ 季節に合ったテーマや時宜に適ったテーマ、市役所と連携できる行政課題等を考えながら複数の司書で決定している。何かよい御提案がありましたらお聞かせ願いたい。
・ 若いお母さん向けに「家事の基本」の本はどうか。
・ 特集展示にはいろいろな分野の図書が集められていて、自分が普段手に取らない本にまで広がるので、図書館に行くと必ず特集展示コーナーに立ち寄っている。
・ ほっとぷらざで特集展示は行わないのか。
→ 十分なスペースが確保できず、実施していない。
⑶ その他
ア 教育総務部副部長
平成27年4月から市民会館に指定管理制度を導入する予定である。中央図書館の運営に影響はないが、共通経費等管理部門について変更が予想されるためお知らせする。
イ 事務局
第2回図書館協議会は平成27年2月を予定しているので、よろしくお願いしたい。
ウ 坂本委員より「ビブリオバトル」について、資料配布
エ 「西堀・新堀コミュニティセンター図書室」と「栗原公民館図書室」について、開館日以外は電気が暗い。節電のためであれば、利用者にわかるように「利用時は電気を付けてください」等の張り紙をしてほしい。
→ 確認して対応する。
午後3時20分閉会