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平成31年 市長年頭挨拶

ページID:0072973 更新日:2019年1月15日更新 印刷ページ表示

  年間スローガン

新元号による新時代の幕開けの年!

市民の皆様の幸福度100%を目指し、公務員としての使命感を更に高め、

魅力ある快適みらい都市の実現に向けて邁進しよう!

 

1月4日(金曜日)に行われた市長年頭挨拶の概要を掲載します。


 

 皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

 本日は、島田久仁代市議会議長、石島陽子市議会副議長を始め、多くの市議会議員の皆様、市民の皆様に御列席を頂きまして、誠にありがとうございます。

 昨年1月に新庁舎が開庁し、丸1年が経過しました。フロアが広くなり、所属の区切りもなくなったことで、環境が大分変わったのではないかと思います。職員の皆さんには、5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の方針の下、新しい庁舎で更なる市民サービスの向上に努めていただくよう徹底してきたところです。

 さて、1年を振り返ってみますと、都市整備事業がかなり進んだように思います。本市の北の玄関口である志木駅南口におきましては、引き続き地下自転車駐車場や大屋根等の整備工事を推進いたしました。

 また、東久留米市内の都市計画道路東久留米駅神山線が完成し、本市内の都市計画道路東久留米・志木線に結合されたことから、水道道路から東久留米駅間が全線開通となり、本市内から東久留米駅までのアクセス性が向上いたしました。

 南の玄関口であるひばりヶ丘駅北口の整備も今年の3月に完了する予定であり、これで南北の玄関口が整う予定です。

 大和田二・三丁目地区土地区画整理事業においては、大型商業施設がオープンし、雇用・賑わいの創出に向けた第一歩を踏み出すことができました。このことにより、約400人の雇用が生まれたと聞いております。人口が増加することは経済的にメリットがあります。人口が増加すると消費が拡大し、生産が拡大するという安心感が生まれます。安心感があると、投資がしやすくなります。そして、投資が新しい雇用を生み、新しい消費を生み、新しい経済を作っていきます。そういった意味で、昨年は市民の皆様の利便性を高め、また、良い景気循環を生み出す都市基盤整備が大きく進展した1年になったと考えております。

 さて、新たにスタートした平成31年は、天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位により、5月1日から平成の次の時代がスタートいたします。元号改正に伴う準備費用は発生しますが、しっかりと対応してまいりたいと思います。

 また、平成31年は、選挙の年でもあります。春には埼玉県議会議員選挙が、夏には参議院議員選挙及び埼玉県知事選挙が予定されております。現在の安倍内閣は憲法改正に向けた検討を行っており、引き続き国の動向にも注視していく必要があると考えております。

 7月には東京2020オリンピック・パラリンピック開催までいよいよあと1年となります。市内にある陸上自衛隊朝霞訓練場が射撃競技の会場になるとともに、本市はブラジル連邦共和国オリンピック選手団のホストタウンとして、事前トレーニングキャンプを誘致しておりますので、オリンピック・パラリンピックに向けた市民の皆様の気運を更に醸成できるよう、様々な事業を推進してまいります。

 10月には消費税の税率変更が予定されております。消費税の増収分は幼児教育の無償化等に充てるとのことですが、市民の皆様の経済活動等におきまして大きな変化になるものと考えております。市としても、この変化に対して滞りなく対応できるよう、職員の皆さんはしっかりと準備を進めていただきたいと思います。

 昨年1月には、新庁舎開庁に合わせ、選ばれるまち、住んでみたいまちを目指し、これまで以上に柔軟かつ機動的に市政を推進するため、市の組織機構の見直しを行い、10部体制から11部体制といたしました。新体制においては、総合政策部及び福祉3部を設置するとともに、総合政策部内に市のブランドイメージ向上に向けた取組を推進するシティプロモーション課を新設し、市の知名度向上と地域活性化に取り組んでまいりました。

 隣接する志木市では、志木市文化スポーツ振興公社のイメージキャラクターであるカパルがゆるキャラグランプリで全国1位となり、年末年始は大忙しだったようですが、新座市も新座らしい形で、例えばロケツーリズム等を通じてイメージアップを図り、全国にPR していきたいと考えております。

 今年は2020年に向けての準備の年です。

 来年度は新座市基本構想総合振興計画や都市計画マスタープランなどの重要計画の策定の年でもあります。基本構想は「総合計画」に名称を変え、2021年からの10年間について、総合的かつ計画的に行政を推進していけるようしっかりと策定してまいります。

 さて、今年のスローガンですが、「新元号による新時代の幕開けの年!市民の皆様の幸福度100%を目指し、公務員としての使命感を更に高め、魅力ある快適みらい都市の実現に向けて邁進しよう!」とさせていただきました。

 本年は、私が市長に就任してから3年目を迎えます。これまで進めてきた「住んでみたい ずっと住み続けたい 魅力ある快適みらい都市」の実現を加速させるため、これまでの5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)及び2K(改善、改革)の徹底に加え、このスローガンの下、各部、課、係の連携を強化していっていただきたいと思います。また、公務員としての使命感を持って、高い意識で公務に当たっていただきたいと考えております。

 私は企業に長く在籍した経験から、トップダウンよりもボトムアップが重要であると考えております。トヨタでは、係単位の連携が非常に強く、係から様々なアイデアが生まれていると聞いております。トヨタ生産方式の重要な要素の一つが「ジャストインタイム」です。必要なモノを、必要な時に、必要な分だけ」作り、部品のロスをなくす方式です。真剣に「ムダ・ムリ・ムラ」をなくし、一人一人がコスト意識を持って仕事をすることが大変重要です。また、「ジャストインタイム」は時間のロスをなくすことでもあります。職員一人一人が提案・提言をしっかりやっていっていただきたいと思います。

 新座市の組織の中で、部長は言わば「社長」です。取締役の会議では、現場の生きた声は届きにくく、決定も遅くなってしまいます。係の皆さんは、毎日市民の皆様と接しています。現場において、肌感覚で仕事をしているので、アイデアも浮かぶはずです。係の皆さんから課長へ提案をし、課長はしっかりとそれを受け止め、部長へ提案をし、部長もまたこれをしっかりと受け止め、改善へつなげていってください。係、課、部で積み上げたものをしっかり実現していっていただきたいと思います。

 スローガンにありますとおり、本年も市民の皆様16万5,000人、一人一人の幸せの実現に向け進んでいきたいと思っております。多難なこともあるかと思いますが、チーム新座市で乗り切っていきたいと思います。

 まずは健康第一です。議員の皆様、市民の皆様、職員の皆さん、どうか健康で幸せな生活を送っていただきますことを心からお願いする次第です。そのためにも、仕事の見直しプロジェクトで取り組んでいる「働き方改革」が重要です。仕事を終えたら自宅で鋭気を養う、あるいは余暇やレジャーを楽しむなどして、翌朝には元気に出勤し、しっかりと働く、その好循環を作っていただきたいと思います。

 最後になりますが、新座市の発展のために、私も一生懸命頑張る所存でございますので、皆様の温かい、そして深い御理解と御協力をお願い申し上げます。

 新しい年が皆様にとりまして、素晴らしい希望に満ちた1年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 ※総務課にて概要反訳