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令和5年市長年頭あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月4日更新

 新座市長 並木 傑

 皆様、あけましておめでとうございます。新座市長の並木傑です。
 昨年中は、新座市政推進に温かい御支援と御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。市民の皆様には、新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
 さて、昨年は、コロナ禍に加え、物価、エネルギー価格の高騰に苦しめられた一年となりました。
 市では、市民、市内事業者の皆様を支援するため、国の交付金等を活用し、市独自の緊急経済対策を、第8弾から第10弾まで切れ目なく実施しました。
 この対策の一つとして、本年1月1日から31日までの期間で、キャッシュレスポイント還元サービスを実施しております。
 auPAY、d払い、PayPayによるお支払いで、最大25%が還元されますので、市内の対象店舗において、是非御利用いただきたいと存じます。
 本年も、引き続きエネルギー価格や物価の高止まりが予想されます。今後も国の対応を注視し、市民の皆様、事業者の皆様にとりまして効果的な支援を、迅速に行ってまいります。
 新型コロナウイルスにつきましては、依然として収束が見通せない状況ではありますが、デルタ株からオミクロン株に変異し、重症化するケースが少なくなりました。
 市では、ワクチン接種を希望する市民の皆様が速やかに接種できるよう、朝霞地区医師会と連携し、取り組んでまいりました。本年も引き続き、接種を希望される方が速やかに接種できる体制を整えてまいります。
 また、昨年は、「ウィズコロナ」の考えの下、感染防止対策をしっかりと行った上で、夏には、大江戸新座祭り、秋には市民まつり商工祭、収穫祭等の様々なイベントを開催し、多くの市民の皆様に感動と喜びをお届けすることができました。
 本年は、年間を通じて、多くの市民の皆様に楽しんでいただけるよう、感染防止対策をしっかりと行った上で様々なイベントを開催してまいります。
 この他にも、4月には、新座消防署隣地に歴史民俗資料館と保健センターの複合施設をオープンいたします。また、道場にある新座セントラルキッズパーク内に、道場集会所をオープンいたします。さらに、狭隘化した東北放課後児童保育室の増設が完了し、利用を開始いたします。
 また、現在、大和田三丁目地内の多目的運動場整備を進めております。こちらにつきましては、完成いたしましたら速やかにオープンいたします。
 いずれの施設も、多くの市民の皆様に御利用いただきたいと存じます。
 さらに、本年は、新座駅北口の土地区画整理事業を始めとする都市基盤整備や、市民の皆様のいのちと暮らしを守る防災、減災対策にも、引き続き取り組んでまいります。
 特に、大和田三丁目地内に設置する大型の水遊び遊具を備えた公園の設計や、避難所となる公立小・中学校体育館等へのエアコン設置、三軒屋公園等複合施設整備については重点的に取り組んでまいります。
 昨年5月、本市はゼロカーボンシティ宣言を行いました。脱炭素社会の実現に向けた取組は、世界的な課題であります。本市でも、本年から具体的な取組を積極的に実施してまいります。
 また、DX(デジタルトランスフォーメーション)につきましても、これまでの取組を更に深め、市民の皆様の利便性の向上及び業務改善による職員の仕事の見直しを更に進めてまいります。
 昨年、本市の今後10年間の市政運営の指針となる第5次新座市総合計画基本構想を策定いたしました。本年4月からは、この基本構想や、現在策定を進めている前期基本計画を始めとする様々な計画がスタートする大変重要な年となります。
 そこで、本年のスローガンは、「第5次新座市総合計画キックオフの年。グリーン(GX)、デジタル(DX)を基に、「未来もずっと暮らしに『プラス』が生まれる豊かなまち 新座」を市民の皆さまと共創し、推進してまいります!」といたしました。
 第5次総合計画に掲げた将来都市像の実現に向け、全職員が一丸となり計画に基づいた市政運営に取り組んでまいります。
 今年の干支は、「うさぎ」です。ウィズコロナの新しい生活においても、飛び跳ねるうさぎのように飛躍する年になることを祈念し、また、皆様にとりまして、令和5年が希望に満ちた一年となりますよう心からお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。

新座市長 並木 傑(まさる)