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平成29年度第3回認知症総合事業検討委員会会議録

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年12月27日更新

平成29年度第3回新座市認知症総合事業検討委員会(平成29年12月21日開催)

開催日時

平成29年12月21日(木曜日)

午後1時00分~2時30分

開催場所

新座市役所第二庁舎5階会議室5

出席委員

小島 美里委員長

堀越 洋一副委員長 

藤吉 絵里委員

志村 由美子委員 

早田 玲子委員 

望月 博文委員

山口 由美委員

新野 雅俊委員 

石坂 早苗委員

白石 志乃委員

高野 泰子委員

依田 貴子委員

宮林 相生委員

鈴木 泉委員

井口 貴子委員

事務局職員

健康増進部介護保険課 副課長兼地域支援係長 鈴木 由佳

介護保険課地域支援係 保健師 臼井 良江

介護保険課地域支援係 保健師 土屋 恵

審議の内容

1 開会

挨拶1(介護保険課副課長)
挨拶2(委員長)

 今年、長谷川式スクリーニング検査の長谷川先生が認知症であるとカミングアウトされた。先生の「認知症は見守るのではなく、共に歩むものなんだ」というお言葉に感銘を受けた。約50年認知症ケアの牽引役をされていた先生が、「認知症になるのは当たり前のことだ」と言われたことは、我々の支えになる。

配付資料確認(事務局)

 

2 議事(進行:委員長)

1 平成29年度認知症施策取組についての報告

 資料1に基づき事務局から説明

  <質疑応答>

  なし

 

 2 認知症初期集中支援事業について

 初期集中支援チーム事業について、各チーム員、センター職員から意見聴取

 <堀ノ内病院チーム>

  新しい事例相談がない月もある。当チームへの相談件数は、多くないという印象である。チームとしての訪問は未経験だが、訪問診療として関わったケースは複数あった。(4人、包括から連絡を受けて動いた。)これは、訪問診療のほうが動きやすく、短い期間で対応できたからである。認知症サポート医の会合に出席したが、その際にも、ひとまず訪問診療で対応しその後チームで動いている、という事例が多く挙がっていた。特に都市部ではそのようなことが多いのでは。都市部と山間部では違うなど、地域ごとの特徴があるように思う。

 現在は、どのような事例にチームが関わればよいのか、標準化されておらず、センターごとに模索しているような印象である。掘り起こせば、潜在的に対応すべき方がまだまだいそうな印象はある。

 <すずのきクリニックチーム>

  今年度、訪問件数が2件あった。1件目は医療サービスに結びついたが介護サービスに結びつかないという状況のものだった。チームが関わることで、デイケアを受けられるようになった。現在はケアマネとヘルパーも関わっている。このケースは順調に関わりが進んでおり、終結に近づいている。2件目は、サービスに結びつかず家族が疲弊しているという状況であった。チーム員訪問時は受診が難しいとの訴えだったが、その後なんとか受診につなげることができた。またその後に家族が体調を崩されたのをきっかけにデイケアにも結びついた。訪問サービスにもつながり、順調に進んでいる。印象としては、2件とも思ったよりスムーズに進んだ。特別なケースだったのかもしれないが、とりあえずは関わりがスムーズなのは良かったように思う。 

 

委員長:2チームの間に、相談の受付件数に差があるが、その違いはどこから来るものと思うか各委員に伺いたいが、ひとまず次は高齢者相談センターから意見をいただきたい。

 

 <東部第一高齢者相談センター>

  実際に動いていると、スムーズに医療につながっているケースが多い。チーム員会議は動き方の相談が主であった。家族から了解を得るのが難しい。

 <西堀新堀高齢者相談センター>

  今回は代理出席であり、詳細の状況が不明である。この1か月間では相談ケースはなかった。

 <南部高齢者相談センター>

  もう少しモデルケースがあると動きが分かりやすくなると考える。前任から引継いだばかりであり、ようやく動き方が分かり始めたところである。周知が不足している印象。医療・介護関係者に更に周知していくことが重要であると思う。

 <西部高齢者相談センター>

  毎月新しいケースがあるわけではない。毎月の会議の目的が、主に相談になっている。相談だけではなく、議題の方向性をきちんと決めておくのがよいのでは。(例:事例検討をするなど)

 <北部第一高齢者相談センター>

  挙げたいケースは多くあるが、様々な事情からチームにつなげるのが難しいものも多い。相談件数が多いのは、毎月の会議の中で挙がっているものや電話相談等が全て計上されているからであると思われる。毎月の会議で相談することにより視点を変えて対象に関わることもできている。Bpsdと思われるケースで、保健所に入ってもらいたいケースがあっても、警察との関わりにより抑えられてしまうことが多いように思う。このことがケースの長期化につながっているのでは。こういったケースに関する相談を主にチームに受けていただいている。

 <北部第二高齢者相談センター>

  毎月の会議では、医師の意見を伺えるという点で有意義である。事業の対象者と思われる方々は非常に多くいる。しかしながら、全てに関わるマンパワーがないのが現状。関わる優先順位が明確でないため、フットワークが重くなっているような印象を受ける。しかしながら、チームに関わりを求めることで然るべき支援につながったケースもあり、有意義ではあった。

 <東部第二高齢者相談センター>

  圏域の課題としては、医療に繋がっていないケースが多いことが挙げられる。これが解決できれば次に進めるように思っている。北1と同様に、警察が関わるケースが次につながっていかないことが多い。警察の動きが不明確であることが課題と感じる。

  

 委員長:その他の委員からも意見あるか

 委員:Bpsdの話を伺い、警察もこのような委員会や会議の場に入ることが有効なのではと感じた。情報共有をしていくことが大事ではと思う。

 事務局:本日、保健所職員が欠席なのが残念なところ。今回の内容を伝えていきたい。委員の意見も参考に、警察との関わりについても前向きに進めていけたらと考える。

 委員長:数の差については、カウントの方法が異なっているのではという印象。カウントの方法を擦り合せることが重要と思う。本人や家族の同意書をとれるケースであれば、動くのは簡単のように思うが、このことに関して意見はあるか。

 委員:この事業は、初期の対応を目的としている。個人情報保護のためにも同意書が必要なのは理解できる。スピードが必要なケースは、この事業では対応できない印象。初回訪問の際に同意がとれるとよいが、難しい。

 委員:高齢者相談センターとしては、同意をとれた方をチームにつなげ、訪問をしていただいている。

 委員長:同意に関しては、難しい問題である。強制執行というものではないため。ケアマネが困難さを抱え、そのままになっているケースは多くあるのか。把握しているものはあるか。

 委員:地域にこの事業が周知されているかというところが疑問である。住民からの相談を受け、関わってみたらケアマネが付いていたというケースもある。居宅介護支援事業所等にチラシを渡すなどできるだけ周知に励んでいるところである。

 委員長:事業の周知に関しては、包括に任せているのか

 事務局:チラシやケアパス等を用い、適宜事業所等には周知を行っている。今後も意を持って周知していかなければと考える。

 

 3 グループ検討

 事務局から検討内容(テーマ「認知症は怖くない!」キャンペーンはどのような形で開催可能か)について説明。グループワークを実施し、検討内容を発表。

<グループ1>

・徘徊模擬訓練、出前介護相談の際に「認知症になりたくない」という意見も聞かれている。どのように関わったら良いか、という感想も挙がってくる。マイナスな情報が広がっていくことで、「認知症は怖い、なりたくない」という感想につながっていると考える。

・安心して暮らせるまちを目指した取組を今後も推進していくことが必要。

・認知症になってもできること、失われないことを伝えていくと良いのでは。

・予防に励んでも発症することもある、ということをマイルドに伝えていく必要がある。

・発症しても混乱しないような情報の伝え方が大切。

<グループ2>

・がんのキャンペーンと同様に、地域で暮らしていくための相談窓口等があることを周知していくことが必要。

・興味がない人へのアプローチの仕方を考えていく必要がある。関心を高められるような施策を打ち出す。

・病院でも、正面から認知症の検査をしましょうというと拒否されるが、他の疾患で来院している方に気軽な感じで進めることで、構えずに検査に繋がるのでは。

 

委員長:各グループとも興味深い議論が行われたという印象。認知症のケアに20年関わってきたが、20年前は何もなかった。デイサービスはあったが、認知症に有効なケアが行われていた、というわけではない時代だった。それを踏まえると、現在の状況は奇跡的であると思う。予防の推進や、地域で徘徊模擬訓練を行うなど、当時では考えられなかった。福岡県の大牟田市等の先進地域は、多くの積み重ねがある。我々の積み重ねはまだ第一層である。地ならしのために、「認知症になっても安心して暮らせるまち」というところを全面に出していくことが必要である。現在、認知症の方々は、デイサービスやヘルパーでつないでいるケースが多いため、そのようなエピソードを伝えていくことが重要。当たり前のように地域には認知症の人がいるということを、上手く仕掛けて伝えていく必要がある。認知症の方とまち歩きをするという取組も有効では。3~4年後に、ここまでこれたと言えるようになるといい。焦らずに進めていけたらと思う。キャンペーンについては、今後、更に検討していけたらと思う。

 

3 事務連絡

 ・ 来年度の開催案内

 ・ 地域包括ケアシステム推進会議(3月27日開催予定)について

 ・ 改訂版認知症支援ガイドブックについて

 

4 閉 会

公開・非公開

    公開(傍聴者0人)