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令和元年度第2回いじめ防止対策審議会会議録

ページID:0095632 更新日:2020年12月18日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和2年2月20日(木曜日)
午後1時30分から午後3時00分まで

開催場所

新座市役所第ニ庁舎会議室1

出席委員

志村 悦子、坂本 広太、新井  雅、吉川 佳代子、井上 典子 全5名

事務局職員

教育相談センター室長    丹代  円

教育相談センター副室長  真田 朋美

会議内容

1 開会

2 あいさつ

3 自己紹介

4 協議

 (1) 令和元年度第1回審議会議事録の承認

 (2) 新座市立小・中学校における令和元年度の状況

 (3) 名古屋市立中学校の事案について(検証報告書)

 (4) 埼玉県ネットトラブル注意報について(埼玉県教育委員会より)

 (5) いじめ対策に係る事例集について(文部科学省より)

 (6) 新座市いじめ問題対策連絡協議会における審議状況

5  閉会

公開・非公開の別

公開

その他の必要事項

なし

協議の内容

1 開会

2 あいさつ

3 自己紹介

4 協議

委員長

次第に沿って進行していく。まず前回の議事録について、事務局から説明していただく。

事務局

(資料1 令和元年度第1回審議会議事録について説明)

委員長

何か質問等あるか。ないようなので、承認とする。

事務局

議事録については、いつもどおり市のホームページに掲載することになる。

委員長

次に、新座市立小・中学校における令和元年度の状況について、事務局から説明していただく。

事務局

(資料2 新座市立小・中学校における令和元年度の状況について説明)

委員長

何か意見等あるか。

委 員

今まで認知件数でいうとおおむね増加傾向で、その拾い上げが重要であった。今回は減っているので、新座市はこのぐらいの状況で落ち着くのかと感じた。まだ、認知件数が0の学校はあるのか。

事務局

0の学校、1桁の学校も多い状況が見られる。県の方からいじめ・非行防止ネットワーク会議において、非行防止支援員が来校して指導してくださる場があるが、その点は疑問視されるところである。「本当に1であるか」「本当に0であるか」という点でお話をいただきながら、他市ではこのようなところも「いじめ」として捉えていると御指導いただいている。例えば、「歩いていて腕がぶつかった。いじめである。」や「学習中にもう少しでできそうであった問題を友達が教えてくれた。いじめられた。」ともう少しで解けるのに、自分が解きたかったのに教えられて嫌だったということも教えていただきながら、それぞれの学校の視点を広げているところである。このくらいでいいのかと感じるところもあるが、全国で比較すると、本市よりも低い県もあれば、はるか何十倍の認知件数もある状況で、差があると感じている。

委 員

いじめを受けている子どもの心理的な面を考えると一方的に蹴ったり殴ったりするのは、重大ないじめにつながっていくと思う。状況によっては、どのくらい子どものストレスにつながっているか分からないこともある。人間の関わりの中で、多少の人とのコミュニケーションのとりにくさやぶつかり合いは乗り越えてもらわないと、いつでもストレスのないところにいる訳ではないので、そういう力もつけてもらいたいと思う。本当に小さい案件も数えると、数が膨大になる。不登校の時もそうである。不登校の日数についても、10日で挙げれば数が多いが、50日で区切ると数が絞られる。数にどうしても目が行きがちであるが、どのような内容のいじめであるのか、より注視しなければいけないと考える。数だけで多い、減ったからよかったにはならない。1件でもそれが重大ないじめであれば、それは大変なことである。どのような状況のものを数に数えているか、重大なものはないという0なのか、県からのいじめの定義をさらに浸透させるとよい。

委員長

受け身側の気持ちの問題もあるので、ある程度、基準を明確にしていけるとよい。客観的な何かは難しいかもしれないが、今までに出てきた状況も全体の中で徹底していけるとよいのではないか。また、アンケートのとり方にもよると感じる。説明で出てきた事案は校内が多かったが、校外等、「通学の途中で何かされた」とか「SNSでいじめられた」というのも拾い集めているのか。

事務局

この件数は、アンケートからの認知もあるが、子どもからの訴えや保護者の方からの情報による認知も全て含まれている。

委 員

中でも説明があった事案が、重いと捉えているものか。

事務局

3か月を区切りとして、その後も同じようなことが起きていない状況を確認している。さらに継続して様子を見ている先ほどの事案は、同じようなことがもう一度起きたケースや、2人の関係がまだ元に戻っていないように見受けられるため延長したケース、保護者の方からもう一度確認してほしいと言っていただいたケース等に当てはまる。

委 員

いじめの中には指導で対応できる場合と、子ども同士の背景まで見て対応するべきケースがある。そのような事案は、継続的に追っていく必要がある。

委 員

中学校の事案は、訴えている生徒が特定できているのか。

事務局

学校生活アンケートが無記名式であるので、学校は特定できていない状況もある。学校は、その事実を確認しながら様子を見ている。

委 員

アンケートに何回も記入している状況が予想される場合には、訴えているということが推測される。

委 員

アンケート以外に、毎日「やりとり帳」のようなものは新座市で行っているか。そうすると、その端に書かれていることもあり、そこから洗い出すケースがある。以外と先生が返事を書いてくれることで、本音を出してくれる生徒がいるのではないか。そのようなところで出してくれているとよいが、無記名であると本当にそうでなかった怖いという心配が出てくる。

委 員

数で言うと、完全に孤立している子がどれくらいいるのか把握できると、重大案件が見えてくるのではないか。いつも一人で嫌な言葉を言われているとなると、辛い状況である。数だけではなく、完全に孤立している子が洗い出せるのであれば、それを図っていくのが必要ではないかと感じる。医療でもそうであるが、誰とも関わることができないという状況では何かが起こりやすいことを踏まえて対応できるとよい。

委 員

最近の学校は、孤立している子に対して、相談員や養護教諭が声を掛けてくれる環境になったと感じる。孤立を望んでいる子も中にはいて、最近多い。昔よりは、そのような子に対して話しかけてくれる人が増えている世の中になったと感じる。いじめをいかにいじめと捉えないか、これから必要な気もしている。「たくましさ」が大事であると思う。孤立していても全然平気という子がいれば、つるんでいてもとても苦しんでいる子もいる。重大なところを見逃さないための調査であると思うので、必要なことであると考える。

委員長

次に、名古屋市立中学校の事案について、事務局から説明していただく。

事務局

(資料3 名古屋市立中学校の事案について【検証報告書】について説明)

委員長 事案をもとに協議していきたい。最初、担任の関わりについて明記されていたが、本人にとっては苦痛だったようにも感じられるが、10月には改善されている結果も出ている。あとは、学級内でふざけて行ったことが本人にとっては傷ついたというように思う。書置きには、部活のことが書いてあり、様々な要素がきっかけとなったように感じられる。気になったのは、亡くなった前日までに荷物をまとめたり、小遣いを下ろしていたり、計画的なところが伺えたところである。以前に気付いてあげるチャンスがあったのではないかと考える。

委 員

ストレスチェックのようなものは、新座市では実施しているか。

事務局

各校によっての取組に差があるが、市販の心理検査については、以前はやっている学校があった。

委 員

この取組により、危機的な状況が分かるケースがあるように思う。この事例では、しっかりと運用されていないため面接等につながらなかったようであるが、拾える事例もあるように感じる。これはチェックすると、機械で自動的に結果が出てくるのか。

事務局

そのようにできる場合もあると思うが、過去に実際に実施した時には数値の合計数を個別に出し、集計シートに全ての児童生徒の数値をグラフ化すると学級の状況が分かるものであった。その広がり状況で、学級の様子や個別の状況を読み取るものであった。これにより、普段は明るく関わっているように見えても、心の中は異なっている状況であることを読み取ることができたように思う。

委 員

職場では、ストレスチェックにより数値が高い場合には医療機関に受診という状況もあるが、子どもにはこのようなものから読み取ることも時には必要ではないかと考える。

委 員

この事例では、配慮が必要だと分かってもその後の支援につながっていない記述になっている。このようなアンケートを実施してSOSをキャッチする意味では重要であるが、その実施後にどのように動くか、しっかり体制を整えていかないとこのような結果につながってしまう。アンケートで子どもが発信しても、大人が対応してくれない状況は、そのサインすら発信できないことにつながってしまう。SOSを発信すれば大人はしっかり守ってくれるという実感をもてるようにならないと、認知件数が増えたとしても次につながっていかないのではないか。他の対応で、本人に手をかけてあげることが難しかった記述もあったが、担任だけでいじめ対応をするのは、限界がある。学校全体でSOSを発信している児童生徒の情報を共有して、学校のあらゆる場面で見ていけるようにしていかないといけないと感じた。

委 員

本人はアンケートで配慮が必要なところに位置していたが、学級内が落ち着かない状況も伺える。30人から40人のクラスでは、中心となるグループ、何も言わないで受け入れてしまうグループなど、学級内の地図ができる。ストレスを感じていたグループには、本人以外にもいたと思われる。本人だけが一人でいる状況であると、担任は気付くことができたと思う。学級全体の関係を担任がどのように把握しているかにより、本人に気付くべき段階で気付いてあげられなかったのではないかと思う。アンケートで出てきて、この子自身6月から10月で下がっている数値があるが、他の子にも同じような傾向の子がいたのかもしれないと想像できる。いじめ防止は、カウンセリングの視点もそうであるが、そもそもの居場所、学級の作り方、雰囲気、風土の影響が大きい。学級で何か起きても、それを制止できる子であったり、担任に寄って来られる子であったりする子がいると落ち着いていくことができる。担任が児童生徒と友達的に関わると、学級が崩壊すると聞いたことがある。馴れ合いの学級が崩壊につながる。様々な要因は重なっているのではないか。いじめがあったり、意見の食い違いがあったりはするが、どのように対応していくかができてくるとよい。

委 員

今は、部活動への入り方がとても難しいのではないかと思う。中学校では、先生の働き方改革を含め、部活動について大きな問題ではないかと感じる。その中で、部活動の中で大きな問題が出てきたとしても、他の先生が介入しづらい状況が多いのではないか。部活のことは顧問にということころがあって、先生方の連携はどうであったかと感じる。本人を取り巻く「学級でのこと」、「部活動でのこと」について、どちらかが大丈夫であったとしたらどうであったか、もしくは両方とも辛い思いをしていたのではないかと感じる。どこかで救われる場所があれば、防げたのかもしれない。生徒指導、教育相談、学級、部活動、家庭等が連携して、点と線のつながりが強化できるとよかったのではないかと思う。今は教員の方が、若い世代とベテランの世代が多く、40代が少ないと思う。外部のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーについてはそのあたりの世代の方が多いので、学校の中のコーディネート役になっていけるとよいのではないか。

委 員

「学校を休む」という選択肢がなかったのだと思う。無理に行かなくてもよいのではないかと感じたが、これはとても辛かったと思う。

委員長

学校で辛くても、どこかで落ち着く場があれば、命を落とすという選択にまでつながらずに済んだのではないかと感じる。

事務局

本市で調査となると、この審議会が中心となって答申を作成していくことになる。その際の視点として、どのような立場でこのような答申を作成していくのかという参考になる資料である。しかし、書く時の難しさというものがある。何を重要視して書くかによって、考え方が出てくると感じる。

委 員

学校が書くのではない。その子の状況だけではなく、成育歴のような情報は入れてもよいのではないかと思う。保護者には言えたのかどうか等についても、踏み込んでもよいのではないか。

委 員

最終的には、学校に何か求めることになるのか。

委員長

調査委員会が聞き取りをしても、全ての情報が聞き取れるわけではない難しさがある。担任とのかかわりで保護者の方から本人の様子を聞き取ることが全ての情報ではないかと考える。調査委員会が情報を聞き出すには限界があると思う。第三者的に見ても、得られない情報がある、答申として載せられない情報があるのではないか。

委 員

約9か月間で作成して発表するが、中間報告はあるのか。最終発表だけになるのか。

事務局

報道を拾って判断するという前提で話をすると、報告書が挙がって事実と異なるとなると、差し戻すことが繰り返されている事案がある。そこから考えると、最終的な報告の前に、第一次報告や関係者への報告がなされるのではないかと推測できる。また、期間としては、3年前の事案が先日、報告書が挙がったと報道されていたので、2年間かけての報告書作成になったと思われる。

委 員

調査においては、初期対応のスピードが求められる。この事案では2月から5月に聞き取りを行うとなっていた。

委員長

聞き取り自体は、短期間で行っている。その後の報告が迅速にできるとよいのではないか。本業も兼ねて調査を行うが、短期間でできるとよいのではないか。

委 員

その期間は、実際のところどういう状況であるのか。

事務局

国や県からの通知では、「基本調査」と「詳細調査」があり、基本調査はすぐに学校が調査して報告書をあげ、その後重大事態に該当するかどうかの判断になる。その都度、保護者の方への報告、調査に進める際の同意が必要になる。そこで、調査をしない希望があれば調査まで進まない。調査する要望であれば聞き取りから始める手順がある。随時、会議を重ねるごとに保護者に報告しながらまとめて報告書を作成する。

委 員

この資料は、重大なものとして調査を進めている際の報告書と捉えてよいか。

事務局

そうである。この資料では、11月18日までに基本調査による情報収集が行われていることになる。

委員長

約2、3週間でこの件の調査の方針が決められている流れである。

委 員

報告書の中に「いじめ予防教育」や「自殺予防教育」があるが、新座市として取組はどうか。

事務局

心のケアにおいては、保健の学習に題材として挙げられている。本市としても、保健センターが自殺予防において学齢期の児童生徒に対して何らかのケアを行えるように連携して進めている。今年度に関しては、子どもと親の相談員に対して、さいたま法務少年支援センターひいらぎや、保健師の方に外部講師として依頼し、自殺予防についての講演会を行った。直接、児童生徒に向けて行いたいという話が出たが、内容として中学校での取組としては初年度は様子を見させていただきたいという学校の意向を踏まえ、相談員を対象した。来年度は小学校の取組を始めていこうと進めている。小学校1校で、児童対象の教室を行う予定である。

委員長

重大事態発生時にはこの調査委員会が対応することになるが、あとは普段の学校現場において、学級経営や道徳科や保健の学習を強化していくことが大切である。

事務局

資料の自死直前の行動が、とても気になっている。後で考えるとあの時の行動で気付けなかったのかという場面があり、突然の行動が出る時と出ない場合があるのかもしれないが、どのような状況が予想されるのかお聞きしたい。学校で注視すべき児童生徒の様子、心境的な変化があれば教えていただきたい。

委 員

一見すると話を聞いて、当事者が楽になった様子に見えるケースがある。一方でいつも通り下校して荷物を置いて、突然自死というケースも少なくない。

委 員

自傷行為であるとか、自死願望がある児童生徒は、自分に向いてほしいという気持ちからくるものもある。そのような気持ちでも、過って自傷が行われてしまうと大変な事態につながる。子どもの情報として周囲の大人が見ていないといけない。自死願望がある子に対して、大丈夫という気持ちで見ていると突然、自死行動につながってしまうこともある。

委 員

準備して自死するケースが大変多い。

事務局

そのようなケースは、周囲は気づかないのか。

委 員

気付かないように準備するのである。衝動的な方が多い。

委 員

その衝動的な点から考えると、学校では転落に配慮しなければならないと思う。

委 員

リストカットについてはインターネットで情報が流れていることもあるが、データ的には自殺未遂している子の方が命を落としてしまう可能性が高い。誰かに見てもらいたいという気持ちが強いことが予想されるため、家庭で悩みを抱えないためにも学校で話を聞いてあげる大人が一人でもいると良いと思う。

委 員

資料には不自然な身辺整理があるが、こういった行動が自死に必ずつながるわけではない。しかし、学校と家庭がSOSのサインであるかもしれないと共有できると、防げたのかもしれないという印象を受けた。

委 員

学校だと、全ての荷物の持ち帰った段階で、学期末ではないのに何故という疑問をもったり、感じる気持ちがあったりすれば防げたのではないか。

委員長

普段と違うことをしていたら見つけて声を掛ける、違うことをしていることに気付けると良い。しかし、自死を決めていることを食い止めることは難しい。

委 員

迷っているのを食い止めるのと、決めているのを止めるのは方法が全く異なる。

委 員

引き留めた時に、逆にエネルギーになってしまうことがあるのか。

委 員

一度引き留められたとしても、繰り返すことがある。

委員長

そのタイミングで休息を入れてあげると、落ち着くことがあるかもしれない。

委 員

基本的には「辛いのを何とかしたい」という気持ちがあるので、辛いのがなくなるようにやってしまう。まさにリストカットは、それ自体に辛さを癒す効果があるといわれている。そのため、だんだんエスカレートしてしまう。どの行為も、困っていることがなくなれば止めることができる。この資料の事例は、直前に何かがあったわけではない。

委 員

きっかけになる何かがあって反応したという事案ではない。

委 員

自死願望のある子は、精神疾患がある状況か。

委 員

基本的には躁鬱状態になっていることが多い。

委 員

学校で話を聞くときに、「御飯が食べられているか」「よく眠れているか」等の少しマイナスな内容を聞くことは有効であるか。

委 員

有効である。

委員長

他に意見等はあるか。

委員長

次に、埼玉県ネットトラブル注意報、いじめ対策に係る事例集について、事務局から説明していただく。

事務局

(資料4 埼玉県ネットトラブル注意報、いじめ対策に係る事例集について説明)

委員長

小学校低学年からネットにふれる機会が増え、学校でも情報教育を取り上げている。本人が何も気にせず写真を撮ってネット上にあげてしまい、一生消えないデータになってしまうことの認識が弱い。その中でスマートフォン等を持たせている状況から、保護者や学校による教育がとても大事であると感じる。

事務局

そのような状況の中、この資料を使ってどのように周知していくかを今後検討していきたい。より周知できる窓口を広げていける方法を御意見いただきたい。

委員長

公開授業の際に、専門の方を講師に依頼して児童と保護者対象に授業を行っているのを参観した。内容としては「裏アカウント」「フィルタリングの方法」等、保護者も知らない内容から説明があった。保護者も知識が必要である。全ての学校で行うのは難しいかもしれないが、教員をはじめ専門の方が行うのは一つの方法であると考える。あとは、ホームページや便りに継続的に載せていくと良い。

委 員

不登校の児童生徒がネット依存していたり、性教育が必要な子が学校に来られない状況が続いていたりすることがある。そのような児童生徒を対象とした対応策はないかと感じている。学校に登校できている子にはニーズがないが、不登校の子への対応は様々な背景があるため対応しなければならないが、どう対応してよいか難しいケースが多い。

委 員

子どもとメディアの視点では、「スマホに子守りをさせないで」という言葉を小児科の先生が発信している。様々な情報を小学生の段階からふれていくと感度が高まっていく。携帯会社で行っている安全教室は、身近で話がわかりやすい。そのような教室も保護者対象や子ども対象で開催していくと良い。教員が授業で取り扱うとどうしても道徳的になってしまう。上手な使い方に視点をおいて取り組めると良いと考える。携帯会社やインターネット上で公開しているリーフレットは分かりやすいため、活用できると良いのではないか。

委員長

子どもの目に入りやすい資料は、導入等で活用しすいと思われる。今までは各家庭に任せるという風潮があったが、今は各家庭では守り切れないため学校教育で取り組む状況になっている。

委 員

今は8割近くの所持率で、ほとんどの児童生徒が持っている。

委員長

スマートフォンやタブレット、見守り携帯等、良い面がたくさんある。働いている保護者はまだ持たせていなくても、いずれそのような時期がくると考えていると思う。プラスの面があるので、絶対に持たせてはいけないとは言い切れない時代になると思うので、上手な取扱い方を学校教育を含めて取り組んでいかなければならない。

委 員

ネットトラブルは、出てきた時に学校は驚く。教室の様子で何かおかしいと感じられることで見つけられる場合があるが、明らかになった時には収集がつかないので、本当に怖い。

委員長

資料5に関しては、次回の検討事項に入れていく。

委員長

次に、新座市いじめ問題対策連絡協議会における審議状況について、事務局から説明していただく。

事務局

(新座市いじめ問題対策連絡協議会における審議状況について、事務局から説明)

委員長

他に何かあるか。ないようなので、協議は以上とする。

5 閉会


いじめ防止対策審議会会議録