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平成23年度第5回新座市介護保険事業計画等策定委員会

ページID:0003199 更新日:2012年1月12日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成24年1月12日(木曜日)
午後 1時00分から
午後 2時15分まで

開催場所

新座市役所本庁舎2階 全員協議会室

出席委員

橋本正明委員長、金子容明委員、畑中典子委員、藤井敏雄委員、宮崎祐子委員、花田愛委員、番場双葉委員、宮嵜満委員、須田邦彦委員、金子和男委員、畑昭次委員、千葉重信委員、大宮明子委員、土屋幸一委員
計14名

事務局職員

健康増進部副部長 伊藤由紀
介護保険課長 三上文子
同課副課長 山下賢
同課専門員兼在宅介護支援係長 神谷 進一
同課専門員兼調査給付係長 松本貢一
同課管理係長 加藤宏幸
同課主任保健師 井口貴子
同課管理係主事 田畑志苑
長寿支援課長 日暮正明
同課副課長兼安心サポート係長 橋本雄司
計10名

会議内容

  1. 開会
  2. 議題
    (1) 第5期新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(素案)に係る新座市パブリック・コメント手続条例に準じた意見募集の結果について
    (2) その他
  3. 閉会

会議資料

資料1…新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(第5期)素案に対する意見等について
資料2…新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(第5期)素案に対する意見等について(別紙)
資料3…「新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」第5期計画素案
参考1…新座市介護保険事業計画等策定委員会委員名簿
参考2…新座市介護保険事業計画等策定委員会設置要綱

公開・非公開の別

公開
(傍聴者 1人)

その他の必要事項

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

新座市介護保険事業計画等策定委員会の橋本正明委員長からあいさつ

2 議題

(1) 第5期新座市高齢者福祉計画・介護保険事業計画(素案)に係る新座市パブリック・コメント手続条例に準じた意見募集の結果について

(事務局から資料に基づき説明)

委員長 パブリック・コメントでは多くの御意見をいただきました。介護保険制度自体に対する御質問や、介護認定に対する個人的な御意見、また、市として新しく考えている施策への評価など内容は様々でした。ここでは、逐条的に皆様の御意見を伺いたいと思います。
資料の1頁の市民後見に関する御意見ですが、計画の素案に対するものとしてはなじまないのではないかとの事務局の回答案です。
資料の2頁は、日常生活圏域ニーズ調査の調査結果をどう生かしていくかという御意見ですが、これについては既に素案の中に反映されており、素案を変更する必要はないのではないかと考えています。素案では地域包括支援センターに関する記載が多くありますが、大きな期待を持っていることの表れかと思います。
資料3頁の御意見は要介護認定についてです。標準化への努力はしていますが、個別的な問題であるため、様々な御意見が出るのだと思います。
要介護認定は介護が必要な状況をその方の生活している環境を踏まえて、結果を出すため、標準化していくことは難しい部分があります。私も他市で認定審査会に携わっていますが、難しい面を常々感じています。ただ、これは介護保険の運営に関する問題であり、計画の内容に直接は関わらないことかと思います。

委員 認定結果自体も重要な問題ですが、利用者の環境整備が求められていると思います。自宅の生活環境を工夫すれば、介護度に応じた生活がしやすくなる部分も多いのではないでしょうか。そういった面について地域包括支援センターなどが見守りを行うことが求められると思いますし、また、今お話があった、要介護認定に関する問題の改善にもつながると考えています。

委員長 確かに環境整備はとても大事なことであり、その上でケアマネージャーの方々の働きかけも求められていると思います。ただ、それは素案の変更とは別の話ということでよろしいでしょうか。
資料4頁は、配食事業、ケアマネージャーの質的向上、保健センターについての御意見です。いずれも素案の変更はないという事務局の案ですが、御意見はありますでしょうか。
資料5頁の4の御意見は、介護保険の制度の捉え方に関することであり、とても難しい問題です。確かにこのように考える方もいらっしゃると思います。しかし、医療保険とは違って、介護保険は必要になったからと言ってすぐには受けられるものではありません。そのため、必要になった時のために申請しておくということも一つの考え方であると思います。御意見はありますか。

委員 確かに難しい問題だといつも感じています。これについては介護保険制度への理解を進めていくということに尽きると思います。資料3頁に、4年間も介護をしているのに介護度が上がらないという御意見がありましが、こういった場合には変更申請をお願いしつつ、何のための介護保険制度かという理解を広めていくしかないと思っています。

委員 開業医の先生と話をしていると、家族の中で介護をしている方が急に倒れてしまい、介護が出来なくなってしまうと心配なので、家族からの介護が受けられなくなった時のために医師が介護保険申請を勧めている場合もあるのではないかと感じています。

委員長 資料5頁の5の3つの御意見についてはいかがかでしょうか。一つ目は、地域包括支援センターの名称についてです。新座市は独自の名称として、平成24年度から「高齢者相談センター」という名称で行っていきますが、計画の中の表記については御意見のとおりとするとのことです。二つ目は、「自治会」というよりも「町内会」という表記の方がよいという御意見で、その通り修正するとの事務局案です。三つ目は計画(素案)の33頁の「地域包括ケアの連携フロー」の図についてです。「地域福祉推進協議会」も記載したらどうかという御意見ですが、地域の様々な団体がすでに挙げられており、地域福祉推進協議会の構成メンバーの多くはそのいずれかに所属している場合が多いため、追加はしないとの事務局案です。これについてはいかがでしょうか。

委員 地域福祉推進協議会についてではないのですが、薬局は、骨粗しょう症や高血圧などについて早い段階で医療相談を受けていることもあり、一次予防に深く関わっている場所です。また、セルフメディケ―ションが期待されている中で、薬局の果たす役割はとても大きいと思います。実際、薬局は医療機関の一つとして数えられるものですが、一般的にはそう認識されていないため、「地域包括ケアの連携フロー」の図の中で薬局についてはっきりとした記述があると、薬局としてもやりがいを持てるのではないかと考えています。

事務局 上記の図に「医療機関(薬局含む)、医師会等」などと追加することも可能かと思います。

委員 「地域福祉推進協議会」の件については、事務局案のとおりでよいと思います。

委員 「地域包括支援センター」の名称変更についてですが、この計画で「高齢者相談センター」という名称になるということは、計画(素案)の44頁の「親しみやすく、かつ機能がわかりやすい名称に変更する」という記述は削除されるということでしょうか。

事務局 平成24年の4月以降に「地域包括支援センター」を「高齢者相談センター」へ名称変更し、周知していきたい考えです。例えば、現在の「東部第一地域包括支援センター」は「東部第一高齢者相談センター」となります。今までの「地域包括支援センター」という名称は機関の機能がわかりづらかったと思いますが、それをわかりやすいものにすることで地域の方々にとってなじみのある場にしていきたいと思っています。
計画(素案)の25頁の6行目の「地域包括支援センター」いう言葉に※印がついており、欄外に地域包括支援センターについての説明がありますが、名称変更に関する説明も付け加えたいと思います。御質問のあった計画の中の言い回しについてですが、表現の変更を考えています。

委員長 資料6頁の御意見については、それぞれ加筆するとのことです。資料7頁の1ですが、政党として以前から訴えてきたことが計画に反映されたという素案に対する評価をいただいています。次に、2のサービスの見込み量についてですが、状況から推計したものであり、国から示されていない数値などもあることから現時点で確定できない部分もあります。別紙に関する先ほどの事務局の説明に対して御質問等はありますでしょうか。これは保険料にも絡んでくるところで、サービスの整備が整っていないと保険料額は低くなりますが、それでよい訳はなく、見込み量を低く見積もってしまい、費用が不足してしまうのも困ります。サービスの充実と適正な保険料の設定の両方が求められると思います。

委員 先ほどの資料5頁の地域包括支援センターの名称変更の件ですが、私たちは委員長の説明を聞きながら資料を見ているので理解できましたが、一般市民の方は同じように「高齢者相談センター」という名称になるものと誤解してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。もう少しわかりやすく記載した方がよいかと思います。

事務局 御意見をいただいたとおりに修正したいと思います。

委員長 では、最終案については、私と事務局に御一任いただきたいと思います。短い期間ではありましたが、様々な御意見をいただく機会となり、とてもよかったと思います。

(2) その他

(保険料について事務局より説明)

委員長 ここでの審議ということではないですが、大事なことなので、現在の状況を説明していただきました。基準額は上げざるを得ないですが、少しでも上昇を抑えるために基金の取り崩しや、所得段階を増やし、来年度からは12段階となる予定です。社会的な応能負担の流れの中で、特に高所得者の負担は増えることになるかと思います。
事務局から事務連絡はありますか。

事務局 次回は1月23日午後1時から今年度の策定委員会、最終回として市長への答申を行っていきたいと思います。ただし、その前に本日御説明させていただいたとおり、標準給付費の見込み量の値が多少変更になると思われますので、その件について御承認をいただいた後に答申という流れで考えています。

委員長 それでは本日の会議はこれで終了とさせていただきます。ありがとうございました。


新座市介護保険事業計画等推進委員会の会議録など