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第4回(平成26年度第1回) 新座市子ども・子育て会議 会議録

ページID:0025434 更新日:2014年5月15日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成26年4月24日(木曜日)
午後6時30分から

開催場所

野火止公民館 講義室1・2

出席委員

内藤 由紀子、宮田 友子、甲田 由夏、川井 直子、中村 敏也、坂本 純子、向井 美穂、 川口 博栄 全8名

事務局職員

福祉部長

子育て支援課長

同課副課長 

同課子育て支援係長

同課保育係長

同課主査

同課主査

同課主任

同課主事

児童福祉課長

障がい者福祉課専門員

保健センター所長

会議内容

   1.  子ども・子育て支援事業に関するニーズ量について 

   (1)  ニーズ調査分析会議の報告

   (2)  ニーズ量事務局案の報告

    2.  各事業の政策課題(質、量等)に対する意見交換

 会議資料

   1.   会議次第

   2.   子ども・子育て支援事業に関するニーズ量(資料1)

   3.   ニーズ調査結果に基づく放課後児童保育室ニーズ量推計 (資料2)

    (※ 放課後児童保育室事業に関するニーズ量 事務局案1)

   4.   放課後児童保育室入室実績及び実績からのニーズ量推計(資料3)

          (※ 放課後児童保育室事業に関するニーズ量 事務局案2)

   5.   新座市子どもの放課後居場所づくり事業(ココフレンド)実施状況(資料4)

 6.   日常生活圏域(6圏域)の教育・保育施設一覧(資料5)

 7.   小学校学区図(資料6)

 8.   ニーズ調査分析会議会議録(資料7)  

 9.   平成25年度ファミリーサポートセンターの活動状況(資料8)  

  10.  家庭保育室の現状と今後の課題、要望(資料9)

  11.  ニーズ調査結果クロス集計要望(資料10)

  12.  新座市子ども・子育て会議 各事業の政策課題(質、量等)に対する意見・提案書 

  13.  新座市学童保育の会より 主催学習会のおしらせ 

会議録

事務局:ただ今から、平成26年度第1回新座市子ども・子育て会議を開催いたします。本日の段取りですけれども、本日も資料が多数ございますので、まず初めに資料の確認の時間をいただきまして、その後、次第に従いまして始めていきたいと思います。

 

事務局:(配布資料の確認)

 

事務局:次第に従いまして、始めたいと思います。開会にあたりまして、副会長に一言ご挨拶をお願いしたいと存じます。よろしくお願いします。

 

副会長:今日もたくさんの資料の中、忙しく頭を動かしながら、活発な議論をしていただけるとうれしいなと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

事務局:それでは、まず、子ども・子育て支援事業計画策定の委託先でありますジャパンインターナショナルの社員が同席いたしまして、本日の会議を記録させていただきます。ご承知おきください。そして、本日もたくさんの傍聴の方、ご参加ありがとうございます。議事進行のご協力を、よろしくお願いいたします。そして、我々事務局のほうの体制が変わりました。ご紹介させていただきたいと思います。なお、平成26年4月から組織が変わりまして、今まで子ども関係は3つの課でしたけれども、2課になりましたことも併せてご案内させていただきます。今まで、児童福祉課、子ども家庭応援室、保育課という3課でしたが、4月から児童福祉課と子育て支援課という体制になりましたのでご案内させていただきます。

 

(異動があった職員の紹介)

 

事務局:この体制で、今年度は進めていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。それでは、議事に入りたいと思いますけれども、議事の進行につきましては、本日は副会長にお願いしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

副会長:それでは、議題1「子ども・子育て支援事業に関するニーズ量について」(1)ニーズ調査分析会議の報告について、事務局より報告をお願いいたします。

 

事務局:(「資料1、資料1の差し替え」について説明)

 

副会長:では、今の事務局の説明に対してのご意見がありましたら、どうぞお願いいたします。

 

委員:単純な質問というか、無作為にお送りになったニーズ調査で、例えば、トワイライトとかショートステイが東部地区に集中していたとか、いろいろあるので、新座市を東西南北に分けたとして、発送先の分布図というか、東西南北それぞれ何通というのを単純にお聞きしたいのです。無作為で2,000人で全員ではないし、それぞれ、どの地区に何通というのをお聞きしたいと思います。

 

事務局:前々回、第2回だったと思うのですけれども、提示させていただいた資料の結果としましては、全6地域の回答率がほぼ均等になっているという報告をさせていただいております。また、その際に、特別な、例えばひとり親家庭の方の回答率といったものも偏りがないのかというご質問もいただきまして、この部分につきましても、集計値については満遍なく、ほぼ同じ率で回答を頂いたという結果につきまして、資料として報告させていただいている経緯がございます。また、見つかり次第、委員のほうへご提示させていただきます。

 

事務局:失礼いたしました。第2回の資料11ということで、お出しさせていただいております。申し訳ありませんでした。こちらのほうで、未就学児で今回のニーズの結果が出ています。そちらの率としましては、児童の実数に対して、ニーズ調査の回収率は、口頭で申し訳ありません。東部第一地区が13.5%、東部第二が15.5%、西部が18%、南部が14.4%、北部第一が24.0%、北部第二が13.1%とこういった形ですので、そんな大きなばらつきはなくご回答いただいています。後で資料のほうをご提示します。

 

委員:こういう質問をしたのは、ある幼稚園連合会で、ある市でこども園が1個しかない所があるのです。そうしたら、回答率が、みんなこども園に行きたいみたいなことになっていて、偏って、無作為にと言ったけれど集中したような数字だなと直感的に感じると思った情報が入って来たのです。それで、念のためお聞きしました。すみません。

 

副会長:他にはいかがかでしょうか。大丈夫ですか。では、私から1ついいですか。放課後児童の保育室のニーズ量推計ですけれども、これの5年生、6年生というのは、今現在は、利用者はないわけですよね。1年生から4年生までの受け入れですよね。

 

事務局:はい。平常時は1年生から4年生の受け入れ、あと5・6年生については、特別なという部分にあるのですが、当然、受け入れはしております。ただ、通常の方、4年生までのルールで平常時を受け入れているわけではなく、特別なお申し出を頂いた方を受け入れさせていただいていますので、当然、単純にその率でというわけにはいかないというような形になります。

 

副会長:今回、その5年生・6年生まで、単純な率で割ったのが案1のほうで、これがかなり数値として大きいのでということで、案2を出していただいたということですか。

 

事務局:案1が単純に大きいからというところではないのですけれども、ただ、先ほどのニーズの推計値で、保育園のニーズの量とかも見ますと、やはり少し高めに出る傾向にはあるというところですので、単純に割り返した数値だけでは比較する物差しがないというところもありますので、実績値から見込んだものというものも出させていただいたというような形になります。

 

副会長:難しいですね。最大値というのを頭に入れておかないと、実際にこれだけニーズとしてあるのかというふうに誤解してしまうと、結局、このニーズに基づいたいろいろなことを展開してみても、結局、利用者がこれほどいなかったということがあり得るわけですよね。その辺を見極めて目標値というのを設定していかなければいけないということですよね。

 

委員:私も同じです。数学はまるで駄目なのですけれども、このニーズ量推計というのも、何十パーセントも多いような量で設定していて、これでたくさんつくって施設が余ってしまったということになったら、その後、どう責任を取ってくれるのかなと思うことがあるのです。だから、今のままでいいのだから、単純に現状で頑張ればいいのではないかと。幼稚園の立場からすると、もういいよと正直思います。乱暴なことを言ってすみません。

 

事務局:ニーズ量につきましては、先ほど、ショートの数値で極端な数値が出たという例も挙げさせていただいたのですが、ニーズ調査の数字が完全な目標の数値になるわけではないというところです。ただ、どうしても施設の定員があるものについては、ある程度は、委員のおっしゃるとおり定員もありますし、施設をつくればという、必要なら当然つくっていくという施策になりますけれども、あまりにも多くを見込みすぎて事業をするというわけにいきません。放課後については、4年生までは、基本的には条件を満たす方は全部受け入れをしているような状況ではありますけれども、では、今後どういうふうになっていくのかというのは、何らかの形に見込みはしなくてはいけないというところで、数字をお出しさせていただいています。あと、今回お出ししているニーズ推計量が確定の数字ではなくて、これから次につなげていくところで、今度、提供方策を議論していく中で、やはり少しこの数字は大きいのではないかとか、この数字はこう見たらいいのではないかというご意見があれば、適宜修正をしていくというような、事務局としては余地がありますので、そういったところも含めて、今後ご意見を頂ければと思います。

 

委員:それからもう1つ、北部第一地区幼稚園、かきの木、わかのび、なみきの、400、210、440と、これは昔の数値です。40名1クラス、それでそのまま、うちの場合ですけれども、放っぽりぱなしです。急にそれを、定数を変えてもまた難しいので、現実には今、10クラスか9クラスなのです。定員は途中35名に改められた時がありましたね。その時も定数を減らすより、保育室を1つ余分に増やしておいて11クラスにしておいてというままだから、多分、どこの幼稚園もそのままだと思うのです。だから、この提供量計1050はまるで違っていて、人数がだいぶ前のページに書いてありましたけれども、あちらがほぼ正しいです。これだけ来ればうれしいのですけれども、そんなことはあり得ないです。

 

事務局:すみません、これは県のほうの学事課の数字を使っていますので、そのままの数字で、定員は変えていない状態で、数字として残っている。

 

委員:残っている。多分、みんなそうだと思うのです。現状に合わせて受け入れていると。

 

事務局:それは、35人のクラス編成で。

 

委員:はい、やっていますけれども、35人たくさん来る幼稚園と、そうでない所といろいろですけれども、うちは、定員変更はしていないのです。ずさんです。

 

事務局:そうすると、逆に正式なといいますか、実態としての数字というのは、また別のものが各園あるだろうということでよろしいでしょうか。

 

委員:そうですね。大体、全体に子どもが減っています。だから、現状に合わせて受け入れています。すみません。これは、聞いていただければ良かったのですけれども。

 

事務局:400より多いのですか、少ないのですか。

 

委員:多くないです、とんでもない。

 

事務局:例えば350ですよとか、360ですよという数字になるのですか。

 

委員:300以下です。前回の資料にありましたね、266とか、出ていましたよね。

 

事務局:そうですね。前回は実利用数でということだと。こちらは、定員というところだったので、公式に出ている数字を使ってしまったということなので、実利用数が増えれば、では、ここの前回の数字などですと、利用児童が増えれば、当然そこが増えていく数字だから、実態に近い数字だということでよろしいでしょうか。すみません、では、逆にお伺いしてしまって恐縮なのですが、何人までマックスで受け入れられるかというと、やはり定員までになるのですか。なかなか実態としては、というところもありますね。

 

委員:そうですね。特に子育ての考え方が多様ですので、それはもう、何とも。

 

事務局:そうですね。少しここは、実態との乖離があるのですが。

 

委員:かといって、空いた部屋は、やはり今の時代に合わせて未就園児のクラスとか、一応次世代の、精神のいったほうがいいなという、2歳児、3歳児を受け入れたりしております。そんな形で、幼稚園の機能は随分拡大しておりますけれども、やはり実際にはそういう形でも置いておけば、何時まで預かりますよとか、働いている人はどうするとか、そんな論理ではなくて、反発もあるかもしれないけれども、基本的に、結構子どもを育てたいという親もたくさんいるのです。だから、それぞれの家庭のあり方とか子育て感で、幼稚園・保育所をいろいろ選んでいく。もうそれが現実なので、「ここがいいな」と思ってくださる方が来てくれればいいなという、そんな精神です。

 

事務局:分かりました。そうしますと、前回まで載せていた実利用数がマックスの数値ではないとしても、実態に近いというところで、今後、数字を見ていくにあたっては、そこを利用させていただいて考えていきたいと思います。ありがとうございます。

 

副会長:そうですね。だんだん、実態とかを加味しながら目標値を決めていくという形でできるといいかなと思います。他にはいかがですか。では、次に進めていきたいと思います。では、今、ニーズ量の事務局案のところまで、まとめてやってくださったということで、続いて、議題2「各事業の政策課題(質、量等)に対する意見交換」ということでお願いいたします。

 

事務局:(追加資料「各事業の政策課題(質、量等)に対する意見提案書」について説明)

 

副会長:いかがでしょうか。

 

委員:今まで各団体の代表の方が要望書などを提示しているのですけれども、あらたに、これで書き直したほうがいいのですか。

 

事務局:今まで頂いたのは、もちろん資料で出ていますので、そこは大丈夫です。

 

委員:子ども・子育て法案に基づいて、子ども会議が開かれるとなるのですが、印象的にはやはり待機児解消のほうに流れやすいのです。やはり、全ての子どもと親に支援をということになると、古いと言われるかもしれないけれども、このように保育園がもう無数にできてしまうと、親が不在では本末転倒で、本当の子どもの心の育ちとか学力となると、安定した親子関係というのが大事だと思うのです。私も、いろいろな市内の保育園、幼稚園、それからいろいろな施設ができているのですけれども、どんどん、親から離れてしまっている。昔は、まるっきり就労支援だったのか、本当に子どもにいい生活をさせたいからできた保育園が、ますます、これでは、また親から離されてしまう。だから、前に、次世代育成とこども会議は別と言ったけれども、これを切り離してしまうのは、やはり少し詭弁かなと思います。それで、最近、私が嫌なのは、安倍政権が「女性の社会参加」などと言っていますけれども、社会参加と言っても、基本的には景気がもし上がってきたら労働力が不足してしまうのです。はたまた、一昔前の時代のさみしい子どもの生活になってしまうかもしれない。本当にいろいろなことを、幼稚園はそれを危惧していますから。お客様がいらっしゃってくださる幼稚園にすれば、それは定員400人まで届くかもしれないですけれども、やはり行きたいなという、子どもがここで暮らしたいなと思う気持ちで保育をやることが、長い目で見れば、いい成長につながると思っています。この中で、私も場違いかもしれません。福祉関係の人ばかりで、教育関係は幼稚園と学校の先生ですけれども、学校の先生はいない。学識経験者で、福祉施策とか福祉部の方々は多いけれども、教育学部からは、誰も学識経験者の先生たちがいらっしゃらない。三重県のある市では、教育学部の先生がおいでになってくださる。本当は、私が望むところは、そうやって総合的に子育て会議が開かれるべきだと思っています。幼稚園としては、17時まで預かったり、夏休みが必要ですから、世間様が盆休みを取るところまでは、多少、努力はしているのです。ただ、そういうことも、全ての子どもを預かる施設とか、全ての親と子どものためになると、そこのところも少し省かれてしまうのです。幼稚園によっては、やはり今の幼稚園の質が保てないからといって、このまま私学助成金で幼稚園のままでいこうとするところが今のところ可能ですので、そうしていますけれども、そういう意も汲んだというのは、全ての親と子どもですから、この会議を進めていただければいいかなと思っております。子どもは親が育てたいんだと、思いきり言えない社会になっていってしまって、専業主婦などやっていないで税金を納めなさいよというような暮らし、社会になってしまっています。でも、幼稚園でもパートとか、フルタイムの方もできるだけ支援はしているのですけれども、その方々は、必ず幼稚園の行事とかに参加して、一生懸命有休を取って努力をしています。だから、そういう方々も大手を振って生活できるというのですか。今のところ、私たちは遅れているのじゃないかしらとか、悪いことをしているのじゃないかしらとか、引け目を感じている人がいるのですけれども、そういう方の気持ちを、親ですからすくってあげられないと、私は、この子ども会議では駄目だと思っておりますという気持ちで発言しました。以上です。

 

副会長:これは、今、自由意見を言っていただいているという形ですね。すみません、今、意見提案書のほうを事務局のほうから出していただいて、今の委員の意見もこちらのほうにまたいただけたらということでよろしいのでしょうか。

 

事務局:すみません。趣旨がきちんと伝わっていないと思います。説明が足りていなくて申し訳ありません。会議中に出た意見につきましては、当然、会議録を取っていますので、今の委員のご意見につきましては、前にも要望書を、同じような趣旨で頂いていますので、会議中に出たものについては、特にこれを出してくださいということではなくて、会議と会議の間をもって、時間のないものをつないでいくために、各発言しきれなかった部分について、書面で少し頂いて、こういったことを考えているというのを拾えたらという趣旨が説明になります。申し訳ありません。

 

委員:そうですね。これも一応、この発言は、子ども・子育て支援法にのっとって、基本理念の下に話しておりますから、間違いではないです。これも、やはり出さないとまずいと思います。

 

副会長:ありがとうございます。今、資料3のところまで説明をいただいていますので、資料4以降の説明をお願いします。

 

事務局:(「資料4、資料5、資料6、資料8、資料9、自由意見、条例」について説明)

 

ジャパン総研:(「資料10」について説明)

 

副会長:ありがとうございます。いろいろな資料が出てきたので、理解するのが少し大変かと思いますが、ぜひ、それぞれの立場で来ていただいている方々、ご自分の関連する領域で全然構わないので、そのことについてのご意見を頂ければと思っております。先ほどの資料3までのものと、今、クロス集計表を出していただいて、少しまた読み取り方が違うというところが出てきたように思います。その辺りのことでもいいですし、実はこういう実態があるということをおっしゃっていただいてもいいと思います。いかがでしょうか。

 

事務局:すみません。事務局のほうから、もう1点お伺いしたいといいますか、確認になります。先ほどの議題1でニーズ量ということで数字を出して説明をさせていただきました。当面のところ、事務局のほうで出させていただいている数値を見込み量として進めていくというような、適宜、議論の中で修正の余地はあるのですけれども、まずここをベースで進めさせていただきたいというところの確認をさせていただければと思うのですが、いかがでしょうか。これについて、ご意見をお伺いしたいと思うのです。お願いします。

 

委員:数値を出した数式がなかなか理解できません。どういう数式になっているのだろうかなと。例えば、幼稚園のところで、どういう数式を基にその数字が出ているのか、私のところで分かりやすく説明をしていただけますか。あとでゆっくりプリントを見て学習しますので、大ざっぱにでもいいですけれども。

 

事務局:そうですね。今、この会議の時間で説明を細かくしてしまうと、というところもあります。委員に限らず、他の委員でもこの数字がどうやって出たのかというところにつきましては、単純にニーズ調査の絡みも、世帯の類型の分布がありまして、例えば保育を必要とする部分はここからここの家庭、例えばフルタイム×フルタイムの組み合わせですとか、フルタイム×パートタイムの組み合わせですとか、そういった人数の割合を出してといった掛け算です。あと、人口推計の児童数に掛け算をして数字を出しているですとか、あと、利用希望の日数の掛け算をして出しているものがありますので、どうしても細かくなってしまうところがあります。必要なところは、事務局のほうに個別にお問い合わせいただければということで、ご説明のほうをさせていただきたいと思います。ここについては、また別のお時間を取らせていただきたいと思います。

 

委員:出された数字でいくらやっても、この数字に近づかないのでどうなっているのだろうと思って、後でいいです。

 

事務局:こちらも、畑中公民館のほうでやった際のニーズ調査からこの事業量をどう推計するかという資料をお示ししまして、私とジャパン総研さんも含めて、一度、ご説明させていただいた経緯があるのです。ただ、この1回の説明ですぐ頭に入るというのは、私も実際すぐ入るわけではありませんので、もしそこで疑問があれば、事務局のほうにご遠慮なく言っていただければ、もう一度資料を使って説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

副会長:他にはいかがですか。

 

委員:質問していいですか。クロス集計のA4のこのつづりの中で、年間を通じて利用している事業とお子さんの年齢というところで、0歳の方のうちの12.5%が幼稚園を利用しているという回答があるのですけれども、0歳を対象に何か幼稚園でもされているのですか。

 

委員:預かりはしていないのですけれども、0歳から幼稚園に入るくらいまでの人が親子で遊びに来られる場所というのですか、そういうのを作っています。

 

委員:園の解放みたいなものですか。

 

委員:そうです。もう本当に無償で、人件費も幼稚園持ちで7年間、今年で8年目です。ただ、必ず幼稚園が言うのは、やはり親がそばにあってこその教育と思っていますので、登園は親子です。そういう所はあるのではないですか。

 

副会長:他はいかがかですか。

 

委員:事業ごとに事業をしている該当者など、利用したことがある、ないの集計とか、現在保育利用をしているかどうか、説明がなかったかなと思うのですが。

 

事務局:No.2と5、15の関係とNo.7の関係につきましては、表だけでは見づらいというところがありまして、次回、グラフにして少し分かりやすくした状態で、あらためて示したいと思います。

 

委員:このクロス集計の、項目のデータになっているということですね。これにとじれなかった2番、15番、7番が別紙になっているということですね。

 

事務局:そうですね。資料10で配らせていただいたものは、サイズをあまり小さくしてしまうと表が切れてしまったりとか、見づらいものについてはA3を使わせていただいたり、縦のほうが見やすいかなというものは、適宜縦横サイズを変えさせていただいています。資料10のところが、各ご意見を頂いているクロス集計のご要望のところなのですが、今回出しているものは、その網掛けの資料を出させていただいていまして、あと、各資料の頭のところに対応の番号を示させていただいています。学童保育のものの資料、あと3月28日の要望があったところについては、その資料の他にご要望があったもので、ジャパン総研さんのほうでご用意いただいたという形になります。

 

副会長:前々回、要望が出たところのクロス集計を、ピックアップしてやっていただいたということです。皆さん、要望があれば、きっとまた追加で出していただけるかなと思いますので、ぜひ、それも含めて、ご意見があればお願いいたします。

 

委員:結構、膨大な数字なので、例えば次回にどういった目的というか、どういった内容を話し合うのかという、ある程度の目安を頂けると、その数字を読み込んでいくのにいいかと思うのです。次回以降の、どういった点を考えていくのかというのをお伺いしたいと思います。

 

事務局:次回以降のというところで、今日のところまでの前半の部分では、事業計画策定にあたっては事業の目標の数値を定めて、それに対して数量的な部分ですとか、質的な部分で計画にどうやって盛り込んでいくか。特に数字の部分については、資料で出させていただいている項目については、必要とされるニーズ量を提供できるようにという、具体的に数値目標として掲げるようにという形が、子ども・子育ての市町村の計画のところに求められているものになります。ですので、まず、数字のほうでというところは恐縮なのですが、県のほうの取りまとめとかの状況がありますので、ひとまずニーズ量の部分については、今回お示しさせていただいた数字を基に、例えばの話で、単純に言えば0歳児の保育のニーズに対して量が足りていない部分については、では保育園が必要だねとか、家庭保育室が必要だねというのが、提供量を単純に増やすような議論にはなりますけれども、そういったところが必要だねというような話になったりとか、支援センターについては、やはり定員がないものですから、こういったところで利用数を増やしていったりというような形で、この目標に近付けていこうとか、そういった形で提供量の議論等を踏まえて、提供方策の質の部分も併せてご意見をいただければという形で考えております。計画上は、今日の資料ではお示ししていないのですが、表に目標の事業量とそれに対する提供方策の数量を載せる項目が出てきます。そこについては、計画書の案のような形の部分で、国からのイメージが出ているのですが、そういったものを資料として分かりやすいものを出させていただきたいと思います。まずは、数値目標をどうやってクリアしていくかという議論です。そこの部分に対して、アイデアを頂いたり、例えばここは施設が必要ではないかとか、単純に増やせばいいというわけではないというご意見もあるかと思います。そういったところで、どうやってニーズに対してサービスを提供していくかというような議論をしていっていただきたいという形になります。

 

委員:質と量とともに議論できるのですか。まずは量ですか。

 

事務局:今の委員の関係と、今、事務局から話した部分で少し補足をさせていただきます。今、比較的、量という部分での話が先行しておりますので、まずは、繰り返しになりますけれども量という部分でのお話を進めているところです。それが、今、事務局からご案内ありましたけれども、その量に対してどれくらいアプローチできるのかという話を今後していかなくてはいけない。事業であったりとか政策の話になってくるかと思うのです。あと、基本理念の考え方の部分とかという話になってくるかと思います。前回、前々回に、今後のスケジュール表とかもお示しをさせていただきましたけれども、若干スケジュールが遅れている状況もございますので、スケジュール表も見直しをさせていただいて、また少し整理をさせていただいて、次回の、5月の会議の時にお示しをしたいと考えていますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。

 

委員:何か、会議に出ても少し疑問なのです。量に対してどのようにアプローチできるかというと、質の面が全然、今のところ視野に入っていないのです。みんなかなと思うこともありますけれども、子どものことを考えると、分かりませんよね。

 

副会長:でも、大切な意見ですよね。今まで聞き取り調査もしていただいていて。いろいろな支援の現場の職員の方の意見というのもヒアリングしていただいていたかと思うのですけれども、やはり、そこに今度プラスは、子どもの視点ということになってくると思うのです。その辺は、やはり踏まえて、今後しっかり議論をしていくということが必要なのかなと思います。今日出していただいた数値は、ニーズ量のほうはあくまでも最大で見積もった時の数値という理解でよろしいのですよね。

 

事務局:そうですね。例えば、放課後児童保育室の5・6年生のことというのは、傾向よりも多くは出て、最大値という形にはなってしまうというところですとか、支援センターの数値でしたり、病児・病後児保育の数値というのは、かなり大きく出ていると思います。ただ、ニーズ調査を踏まえてやっているものになりますので、まるっきり、それを無視するというわけでもないということになります。保育の部分の提供量については、定員の関係もありますので、そこの部分については、議論の中で少し修正をさせていただいたというような流れで、今日の数字を載せさせていただいたという形になります。ここを踏まえて、議論を進めさせていただきたいというのが事務局の考えであります。

 

副会長:ということを踏まえて、もうあまり時間がないのですが、もしそれぞれの立場でご意見があれば、あと一言、言っておきたいということがあれば、ぜひ、お願いいたします。

 

委員:今日は、本当に膨大な数値を、ご苦労さまでございましたと言いたいくらいの資料がたくさんあって、読み込むのも少し時間がかかるかなという印象でした。前回の単純に出たニーズ量と実態との数字の一番いいところをどの辺に収めるかという、ワーキングのところでも言わせていただいたのですけれども、やはり地域ごとに課題がそれぞれ違うなというのがあります。今時点での作業では、全体の数字というのが見えてきたところなのですけれども、サンプルで検討した北部の地域などは、非常に家庭保育室が下支えしていらっしゃっている。ほかの地域と比べると、もう極端に家庭保育室に頼っている地域性というのが見えてきたりしますし、学童においても、やはり峡間になっているところなどがあって、地域ごとに細かく見ていくのが、多分、委員さん、みんな新座市にいらっしゃる方なので、数字では拾えない地域の実情がご意見として出てきて、そこら辺を具体的な方策として落とし込んでいかないといけないのが、そろそろなのかなと思っていますので、そこら辺で、今日、提案書をいただきましたので、少し考えていきたいなと思いました。それと、学童に関して今日示されたのは、国がいっている基準で本当に設置していこうと思ったら、ものすごく懸け離れた数字が必要になってくるという現実をあらためて再確認させられたようで、何かくらくらするような感じです。ただ、小学生たちの問題というのも、いろいろな事件とかいろいろな被害に遭うようなことも出ていますので、あまりにも懸け離れた数だからといって手をこまねいていてはいけないんだなというようなことを非常に感じました。以上です。

 

副会長:ありがとうございます。他にはいかがですか。

 

委員:クロス集計のほうでも出たのですけれども、ひとり親とか、配偶者がいる、いない関係なく経済的な安定を、やはり皆さん求めているのだなという感じでした。保育園のほうのアンケートでも、まず経済的に安定をしたい。そのためには、きちんと安定した保育を受けて、安心した保育施設に預けることができて、仕事を続けていきたいという意見が多かったので、やはりそこは注目していただきたいと思います。あと、トワイライトステイとかで1つの家庭で子どもだけでお泊まりさせたとかいうのが出ているのですけれども、やはり取りこぼされる子どもがいないような施策を立てていきたいなと思います。数は少ないかもしれないですけれども、取りこぼされてしまう子どもがないように対策をしていけたらなと思いました。以上です。

 

副会長:ありがとうございます。他にはいかがでしょう。

 

委員:先々ですけれども、全ての家庭のニーズに応じて、保育園なり、何とか施設をたくさんつくるということになっているようですけれども、自分の子どもは自分で育てたいと思わない親は、私はいないと思うのです。ですから、そういう方もきちんと、例えば幼稚園に通わせて、多少、苦労はあっても子どもをみていたい。そういう人も、私はこの計画の中に考えていいのではないかと。やみくもに、ばーっと保育園ばかりいっぱいになりましたら、子どもは産んだら社会で育てましょうで、こんな形の全体主義的な形になるのも、何となく違うのではないかと思います。これは、何度も同じことを言っているのですけれども、保育園も幼稚園も、学童の方も、全ての親がそれぞれ、きちんと誇りをもって生きられるというのですか、数量ではなくてそんなきめ細やかなものになればと思います。以上です。

 

副会長:ありがとうございます。他はいかがですか。よろしいですか。多分、後から言い残したと思うことがいろいろ出てくるかと思います。今日、事務局のほうから提案していただいた意見書を、ぜひ活用していけるといいかなと思います。いろいろな意見書を、次のところまでで出していければ、また議論も活発になってくると思います。いよいよ、だんだん具体的な話になってきたと思いますので、これからまた子育て会議も充実させながら進めていけるといいと思います。たくさんの傍聴席の方々には、ご意見を言いたかったなと思いながら聞いていらっしゃる方もあるかと思いますが、ぜひまた、この機会ではなくても、どんどんご意見を頂けたらと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。では、よろしいでしょうか。

 

事務局:そうしましたら、「その他」というところで、連絡事項等があります。まず、学童保育の会主催の学習会について案内を頂いておりますので委員のほうから少し説明してください。

 

委員:お時間をいただきまして、ありがとうございます。A4で配らせていただきました学習会のお知らせです。副会長に前半講演をいただきまして、学童の視点から今回の新制度について勉強する会がありますので、もしよろしかったらお越しください。

 

事務局:ありがとうございました。そうしましたら、こちらのほうで、あと、事務局のほうからは、次回の会議が5月22日の木曜日を予定しております。よろしくお願いをいたします。場所につきましては、こちらのふるさと新座館のほうになります。あと、先ほどご案内させていただきました意見書のほうでご意見を頂きまして、間に合うものについては事前送付させていただきます。よろしくお願いいたします。そうしましたら、長時間にわたりまして、どうもありがとうございました。以上をもちまして、平成26年度第1回新座市子ども・子育て会議を終了させていただきます。どうもありがとうございました。

(終了)

公開・非公開の別

公開(傍聴者14人) 

その他の必要事項

なし


新座市子ども・子育て会議