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平成27年度第1回新座市青少年問題協議会(平成27年7月17日開催)

ページID:0037947 更新日:2015年8月12日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成27年7月17日(金曜日)
午後2時から3時30分まで

開催場所

新座市役所本庁舎2階 第3・4委員会室

出席委員

関根由美子会長・山口六男副会長・浅野寛子委員・野中弥生委員・高邑朋矢委員・

工藤薫委員・金子廣志委員・宮敦子委員・田村和昭委員・児玉裕子委員・土屋修委員・

広瀬正幸委員・斉藤宗夫委員・大塚雅子委員・牛山孝儀委員・鈴木松江委員・須田邦彦委員

事務局職員

教育総務部  大熊正部長

生涯学習スポーツ課 渡辺哲也副部長兼課長・谷口龍一副課長・

               富樫浩一主査・藤田智美主任

会議内容

1 開 会

2 挨 拶

3 議 題

⑴ 「青少年の居場所づくりの充実について」具体的方策について

⑵ その他

4 閉 会

会議内容

1 次第資料

2 新座市青少年問題協議会名簿

3 ソトプレのちらし

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人)

その他の必要事項

欠席委員 

長谷川栄委員・清水洋子委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開  会(司会:事務局)

2 挨  拶(関根会長、土屋新座警察署生活安全課長)

 3 議  題

 ⑴  「青少年の居場所づくりの充実について」具体的方策について

   以降の進行については関根会長が行う。

表1

発言者

内容

事務局

 資料について説明

会長

 事務局から説明があったが、委員の皆様からご意見を頂きたい。

 すでに第二中学校では、バスケットボール部が東野小学校で行われているココフレンドと交流をするという話を聞いたが、そういったことが地域でもっと出てくるといいと思うが、皆さんいかがか。

 いよいよソトプレが始まるということであるが、今回配布したちらしを参考に、近くで行われるようであれば見に行ってほしい。

委員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回、十文字学園のソトプレが開始されるという事で、外で遊ぶ機会が増える事はとても良いと思う。

 このソトプレをやる場所は、十文字学園の裏の以前アスレチックがあった場所が、現在は公式サッカー場となっているが、その隣に残っている林の一部を使って実施するということである。

 もう1か所、旭が丘団地付近にある西武バス折り返し場の前の土地が5,000平方メートル程度あり、この土地を十文字学園から使ってほしいという要請を以前から受けている。

 早急にということではないが、このような土地に、デイキャンプ場の様なものができないかと思っている。

 もう1つは、中高生という一番光の当たらない部分、つまり行政として何もしていない空白の世代にどのように居場所を確保していくかという事が大きな課題となっている。

 例えば、朝霞市ではストリートミュージシャンの活動場所を確保するため、街中にある空間や駅前の空間を演奏場所として提供している。

 新座市でもこの様な青少年の居場所を確保できないかと思う。

 例えばふるさと新座館のホールを開放し、音楽やダンスのイベントを企画し、居場所を作事がっていくという必要ではないか。

会長

 小学生の居場所については、ココフレンド等が実施され充実していると思うが、中・高生については、あまりない。

 中学生については、授業でダンスが取り入れられたりしており、今ダンスが非常に人気があるので、金子委員が言われたように、ダンスのイベントを開催し、皆の前で披露する場所があると良いと思う。

 高校生が中学生に指導するという方策があったがどうか。

委員

 高校生も、中学生に教えることで成長できると思うので、積極的にやれると良いと思う。

 ただ、放課後に実施するとなると、調整が難しいと思う。

委員

 私は、子ども会連合会の会長を務めているが、本来の仕事は、新座自然塾をやっている。以前、青少年相談員や放課後児童保育室の指導員もやっていた。

 このような立場から2点意見を述べたい。

 まずプレーパークであるが、金子委員が言われたことが最もであると思うが、私はずっと野外活動に携わってきて、大人になっても仕事として野外活動を行って来た。

 野外活動にはすごく面白い世界があり、それを中・高校生にも伝えていかなければならないと思う。きちんと伝えられれば、文化として成立する世界がある。

 以前渋谷区のジュニアリーダー育成の業務に3年間携わっていたが、子ども達も充実しており、野外活動を楽しめた時期があった。小学生が楽しむ目的であっても大人も一緒に楽しめる場であれば、すごくよいプレーパークができると思う。

 もう一点、青少年のたまり場という表現であるが、たまり場というのはすごく深い言葉で、重要である。しかし、一般の方々には誤解される言葉である。公的な場所でたまり場を作ろうというのは無理だと思う。むしろ居場所という言葉に変えた方が良いと思う。

 居場所とたまり場の違いは、そこに目的があるかないかであると思う。居場所というのは目的があると思う。たまり場は無目的でただ溜まっているだけである。

 先程、ストリートミュージシャンの話が出たが、ストリートミュージシャンに触れるというような文化的な目的があると良いと思う。

 ただ溜まっているだけというより、文化的な目的を付け加えたような居場所づくりという発想にした方が良いと思う。

委員

 ソトプレのちらしを見たが、子どもが学校からちらしをもらって来ても、親が促さないと行かないのではないか。子どもが自発的に行くかどうか疑問である。

 場所についても、自宅から近ければ子どもだけで出せるが、自宅から離れていると、親が送迎しなくてはならない。

 そうすると駐車場等の問題も出てくる。いろいろ考えていくと面倒になり、行かなくなってしまうのではないか。

 折角、よい企画があるので、どのようにしたら保護者も興味を持てるようになるのか考えた方がよい。

委員

 以前は、小学生以下の子どもたちは、地域の祭りに出てきていた。しかし高校生になるとあまり出てこない。

 どの年代を対象にするのかある程度はっきりさせた方がよい。

 先程、中学生に勉強を教えるというものがあったが、学校にあまり行かず、勉強が遅れている子に教えるということであれば良いと思う。

委員

 方策1~5までどれも良いと思う。

 私は、長い間学校にいたので、学校でできることは多くあると思う。

 高校生が小、中学生に勉強を教える場所を考えると、やはり小、中学校という事になると思う。ただ学習指導案を作成するのは教える側からすると大変であるので、教える側の負担が少ない内容が良いと思う。

 先程、須田委員がおっしゃられた様に、勉強の遅れている生徒に、学校の余裕教室を使って教えるということであれば良いと思う。

 どの方策案も良いと思う。同時並行でできないか。

委員

 小学生は、放課後子ども教室があったり、公園で遊具で遊んだりできるが、中・高生の居場所はどうだろうと考えていた。

 その様な考えから、「方策案4 青少年のブックカフェ」には大変興味を持った。

 運営については、地域のNPO法人がサポートしながら大学生が主体となって行い、その中に中高生が検討委員会のメンバーとなり、どのようなものを作っていくか検討を行う。そういう検討段階から携わるということが貴重な経験となる。

 方策案4は、ブックカフェとなっているが、ミュージックカフェでも良いと思う。

委員

 中学校の保護者から、部活動には入っていないけど、スポーツがしたいという相談を受ける。

 市民総合体育館をどこかの時間で開放していただけないかという相談を頂く。

 方策案5の高校生が小、中学生に教えるという案であるが、高校生にとっての先生体験はうれしいと思う。

 小、中学生に教えるのであれば、寺子屋的なものを居場所づくりと組み合わせてできればよいと思う。

委員

 小学生対象と中高生対象とでは、内容が大きく違うと思う。

 多種多様な青年期の子ども達が、今何を求めているかよくわからないが、こちらで色々考えても子ども達が参加してくれるかどうかわからない。本来であれば本協議会の委員の中にも当事者世代が入っていれば良いのだが。青少年の意見を聞く機会を設けてほしい。

 方策案では、プレーパークだけでも実現してほしい。残りの方策案については、学校との調整等で難しいと思う。

 方策案5の高校生が、小・中学生に勉強を教えるという案は面白いと思う。

 スポーツ分野だけでなく、音楽を頑張っている子ども達もいるし、被災地にボランティアに行っている子ども達もいる。そうした子ども達が、感じていることを伝えると言うことは、年齢が近いこともあり、かなり影響を与えることができるのではないか。

委員

 音楽的なイベントでは、各中学校ごとに金管バンドの発表会を3月に行っている。

 本協議会で仕掛けていけば、高校生も参加できるのではないか。レベルが高いので、市民の皆様も聴きごたえがあるのではないか。

 各学校ごとに行っているが、それをまとめる人がいない。全体でできれば、生徒の自信にもなるだろうし、まさに居場所づくりになるのではないか。

 音楽だけではなく、ダンス発表の時間があっても良いと思う。ダンスをやっているグループがどのくらいあるのか実態把握は全くできていない。高校生のレベルになると全く分からない。

 イベントをやれば、自ずと集まってきて、発表をしてもらえるのではないか。まずは、始めることが大事である。

会長

 ダンスのグループは、1つの公民館に1つはあるようだが。

委員

 ダンスについては、小学生から習っているというグループもある。高校生になると、TVのダンス番組に出たことのあるグループもある。ダンスの場所を提供するというと、やりたいと言う生徒たちは多いと思う。

 一番活発なのはダンスではないか。

委員

 小・中学生と高校生は全く違うと思う。

 高校生は、部活動に参加している生徒は少ないのではないか。

 中学生の9割以上は、部活動に参加している。

 そういう意味で、高校生の居場所づくりが良いのではないか。

 高校生は、学校が地元とは限らないため、部活動に参加していないと何もなく、家でスマートフォンを触るようになってしまう。自分の住んでいる地域でネットワークを作って活動することは良いことであると思う。既に地域でネットワークを作り活動している生徒がいるかもしれないが、先程金子委員が言ったとおり、実態が分からない。

委員

 どの方策案も良いと思う。

 方策案1から4については、非常に魅力的であると思う。しかし、運営するには大人の手が必要になると思う。主体的に活動できるように仕向けて行くであろうと思うが、それまでには、必ず大人が関わらなければならないと思う。それをどこで受け入れていただけるか心配である。

 例えば、学校の立場から言うと、学校を開放した場合、野放しの状態になるのは非常に困る。誰か管理をする大人が必要であると感じた。

 また、方策案5の高校生による授業であるが、既に栄小学校で、新座総合高校との交流を行っているのではないか。これは何十年に渡る伝統であり、現在も行っていると思う。

 小学生が高校に行く場合と高校生が小学校に行き授業をする場合と隔年で行っていると思う。

 その場合、すごく難しいのは、小学校のカリキュラムと高校のカリキュラムが全く異なるため、どの教科の授業を行うか調整することは、不可能に近い。栄小学校と新座総合高校は場所的にも近く、好意で行っているところが大きい。

 小学校と中学校の交流は結構行われている。

 第二中学校は、大会時に残っている生徒が、本校に来て算数の授業の補助に入っている。また本校が6年生の陸上大会時には、陸上部が練習に来て、児童は大喜びである。

 この様に小学校と中学校の交流は行われている。しかし、小学生と高校生の交流は難しいのではないか。小学生の放課後と高校生の放課後ではかなり時間に差があると思う。

委員

 第三中学校もふれあい地域連絡協議会等で連携している。

 授業についても、中学校の先生が小学校に行って授業をしている。また逆の場合も既に行われている。

 ふれあいフェスティバル等のイベントも第三中学校に小学生が集まり一緒に行っている。

委員

 方策5の高校生が小学生で授業をという案であるが、現在市内に大学がいくつかあり、イベント等を行う場合、地域で呼び掛けると多くの学生が手伝いに来てくれる。教職課程を専攻している学生もいるので、地域の子ども達に何か教えたい人たちがいるのではないか。

 また、勉強だけでなく何か料理をして一緒に食べるというようなことができたら良いと思う。

委員

 十文字学園は新座市と提携をしており、教職課程を専攻している学生は、新座市の学校に年間を通じてほぼ毎週ボランティアに来ている。それを経験したうえで教育実習に来ている。

 現在市内の学校では、十文字学園の学生に授業にも入っていただいており、深く関わっていいる。

会長

 ピアサポーターとは違うのか。

委員

 ピアサポーターは跡見学園の学生が主体である。

 ピアサポーターということで、心理学を学んでいる学生が、市内の学校で、不登校の児童・生徒に関わっていただいている。

 市内に大学があるということは、とても有り難く新座市の特色であると思う。

委員

 児童相談所の立場から言わせていただくと、青少年の居場所づくりは、中高生が集まれるものをどの様にしたらできるか考えると、やはりダンスが良いのではないか。

 私は、児童相談所の前は、埼玉学園という非行のある子ども達のいる学校にいたが、そこでも特に女子にはダンスが人気がある。

 児童相談所にも一時保護所があるが、年に数回発表会の様な行事がある。自由課題ではやはりダンスを選ぶ子ども達が多い。

 やはりダンスやストリートミュージシャンの様なものが、中高生には興味を持たれやすいのではないか。

 また、埼玉県では昨年度まで、生活保護世帯に民間団体の協力を得て学習支援を行っていたが、今年度から市町村で行うように制度が変更になった。各団体に依頼し、実際に学習支援を行うのは大学生であったりする。老人ホームの様な場所を借り、小人数で行っている。方策案4の一部に絡め、民間の団体に協力を得て行うのがよいと思う。

 低所得者世帯に限らず、不登校の生徒なども含め、小人数でマンツーマン的に学生から教えてもらえる場と、そこに来ている子ども達が、学習以外のちょっとしたお楽しみみたいなものを組み合わせて行えると良いと思う。

委員

 新座市では昨年、生活保護世帯のサポート事業を進めていた。

 これについては、教育委員会は関係していなかったが、教育委員会としても、低所得者世帯や学習が遅れている児童・生徒のケアについては、今後考えていかなければならないことであり現在協議中である。

委員

 やはり高校生の居場所づくりが必要である。

 学ぶことはいっぱいあると思う。

 市内の大学で文化祭が行われているが、そこで高校生を集め、

 料理教室等を行っていた。私も昨年見学に行ったが、高校生が楽しそうに行っていた。

 また、ダンスについては、朝霞市では彩華祭があり中高生が多く踊っている。新座市は、阿波踊りに参加するのは立教大学だけである。もっと多くの学校に参加して欲しい。

委員

 方策案はどの案も良いと思う。

 プレーパークは是非実現してほしい。今日ソトプレのちらしを見て、結構進んでいると思った。これから市内のもっと広い場所が確保できる様であれば、中学生以上の子ども達ができる様なプログラムを用意し、またちらしにも小さな子ども達の写真だけではなく、中学生以上の子ども達の写真が掲載されると、行ってみたくなるのではないか。

 また、プレーリーダーについても高校生や大学生が行い、そこに地域の大人が加わって行えるようになればすばらしいと思う。

 方策案5については、各学校で取り組んでいることであるが、

 学校で活躍する場所がなく、外に出ない子ども達をいかに外に引き出すかが課題であると思う。

 その様に考えると、いくつかの案を組み合わせてできれば良いと思う。

委員

 青少年というと対象が小学生から20歳前後と幅広い。

 小・中学生は活動の場があるが、高校生になると難しい。

 幅広い青少年を一緒に対象とする事業となると、先程話が出た、十文字大学の5,000平方メートルの様な広い土地があれば1つの場所で活動できるのではないか。

 最初から人を集めるのは難しいと思うので、地域の小さな集まりを集めて大きなイベントにしていけば良いのではないか。

委員

 学校開放は良いと思うが、結構ハードルが高いと思う。

 ソトプレと連携して行うのが一番良いのではないか。

 個人的には、方策案5が実現可能ではないかと思う。

 このような青少年の居場所が多くあれば、非行に走る青少年も少なくなるのではないか。

3 その他

  ・ 次回会議は11月に予定しており、日程が決まり次第通知を送付する。

 4 閉  会(山口副会長)

 

 


新座市青少年問題協議会