ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > 生涯学習・スポーツ > 青少年健全育成 > 新座市青少年問題協議会 > 平成27年度第2回新座市青少年問題協議会(平成27年11月17日開催)

本文

平成27年度第2回新座市青少年問題協議会(平成27年11月17日開催)

ページID:0041109 更新日:2015年11月30日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成27年11月17日(火曜日)
午前10時から午前11時30分まで

開催場所

新座市役所本庁舎2階 全員協議会室(東・西)

出席委員

関根由美子会長・山口六男副会長・浅野寛子委員・野中弥生委員・高邑朋矢委員・工藤薫委員・

金子廣志委員・宮敦子委員・児玉裕子委員・土屋修委員・広瀬正幸委員・長谷川栄委員・

齋藤宗夫委員・大塚雅子委員・牛山孝儀委員・鈴木松江委員・須田邦彦委員

事務局職員

教育総務部  大熊正部長

生涯学習スポーツ課 渡辺哲也副部長兼課長・谷口龍一副課長・

               富樫浩一主査・藤田智美主任・天倉美希主事

会議内容

1 開 会

2 挨 拶

3 議 題

⑴ 「青少年の居場所づくりの充実について」具体的方策の決定について

⑵ その他

4 閉 会

会議内容

1 次第資料

2 新座市青少年問題協議会名簿

3 平成27年度 新座の教育

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人)

その他の必要事項

欠席委員 

田村和昭委員・清水洋子委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開  会(司会:事務局)

2 挨  拶(関根会長、土屋新座警察署生活安全課長)

 3 議  題

 ⑴  「青少年の居場所づくりの充実について」具体的方策について

   以降の進行については関根会長が行う。

表1

発言者

内容

事務局

 資料について説明。

会長

 どれも素晴らしい事業であるが、本日委員の皆様からご意見を頂き、来年3月に市長に意見具申する具体的方策を絞っていきたいと思う。

 先日、ソトプレをのぞいてきた。子どもたちは楽しそうに過ごしていたが、周知不足なのか参加が少なかった。また、幼稚園から小学校低学年の参加者が多いように感じた。

委員

 

 

 

 

 

 

 

 資料5ページの1-⑴を提案させていただいた。

 プレーパークの始動に伴い、今後「協議会」を設立して話し合いながら進めていければと思い、提案した。

 BS・GsやJl、森の子など、各団体では児童センター等を活用して自然体験活動を行っているが、「自然体験」の考え方が団体により異なり(教育に重点を置いているのか、遊びに重点を置いているのかなど)、活動の仕方も変わるため一堂に会しての活動は現在ない状況である。

 プレーパークができるこの機会に、膝を交えて話し合う場を設けてはどうかと思った。共通のコンセンサスがあれば、集まる子どもたちの顔ぶれも変わってくると思う。様々なところで自然体験をしている子どもたちが参加するようになる。

 今の子どもたちは自然体験をする機会が減っているので、中高生たちがこのような活動に参加すれば、自ずとその子たちが核となっていくようになる。そして中高生で委員会を作れば、居場所にもなり、うまく機能していくのではないかと思う。
委員

 先日群馬県へ視察に行った際、学校の空き室を利用して、休日に学生が外国人親子に日本語を教えるということをしているという話を聞いた。周知方法は、町内会の回覧だそうだ。

 本市にも立教大学等で協力してもらえる学生を探し、日本語や日本文化を教えられると良いと思った。
会長

 本市でも国際交流はあるが、子どもを対象としたものはあまりないように思う。日本語がわからない子も遊びながら学べると良いと思う。

 昔、第六中学校を会場として「青少年まつり」が行われていた。様々な団体が協力・出店していたイベントである。しかしながら、いつしか産業フェスティバルのこどものひろばに吸収されてしまったようである。今回の提案の中に青少年によるフェスティバルの開催という提案があり、良い案であると思った。
委員

 資料5ページの2-⑴を提案させていただいた。

 昨今、貧困や虐待が連鎖していると感じる。家庭に居場所がなく、夜間徘徊をした結果、犯罪に巻き込まれる子や、学校に行っても勉強について行けず、仲間からも疎外されてしまうという子がいる。

 既にサロンのようなものがあれば、事業拡大していってほしいのだが、そこに行けば勉強を教えてもらえるという場所であれば、家庭からも反対されない。子どもたちが気軽に行ける場所があればと良いと思っている。
会長  公民館等を活用し、青少年の居場所としてのサロンづくりを行っているような事例があるようなので、事務局から説明をお願いする。
事務局

 戸田市で、平成23年度から市で公民館等の施設を押さえ、市内の小中高生に開放し、子どもたちが自由に使える「青少年の居場所」事業を実施している。小学生と中高生とで利用時間が異なる。(小学生は夕焼けチャイムまで、中高生は午後7時まで)

 高校生は10%位の参加となっている。小中学生の頃に参加していた子が引き続き参加しているようである。

 施設の開放に当たり、見守りスタッフを公募で募集し、面接の後、採用している。報酬は、1時間当たり1,000円で、スタッフは、施設の規模にもよるが、1か所につき2~4人常駐している。
委員

 たくさんのアイデアが出てきて、どれも実施したいところではあるが、この中から実現可能なものを考えていかなければならない。

 継続的に実施するものと、イベントなど単発で実施するものの大きく分けて2つあると思うが、継続的なものはなかなか実現が難しいので、まずはイベントなど単発で実施できるものが良いのではないかと思う。

 例えば、ふるさと新座館のホールの利用状況を見ると、使用されていない日もまだまだある。そういう日を活用して、青少年のための音楽会などを実施し、会場を無料にして関係者に使用してもらうということであれば、手軽にできるので、そういうところから始めてはどうかと思う。毎月実施等とすると大変になってくる。

 本市には映画館があるので、事業者と話し合って青少年が割引料金で映画鑑賞できる「青少年映画デー」を設け、良い映画を上映すれば子どもたちへの啓発になるし、事業者にとってはPrにもなる。
委員

 青少年の発散場所は、日本は極めて少ない。アメリカではハロウィン、サンクスギビング、パジャマデー、ダンスパーティーなど、多少の無礼講が許される機会がある。普段と違う環境で心をほぐす、開放感を味わう等を目的として実施しているようである。

 日本の学校は生徒指導中心で固いので、なかなか子どもたちを開放していくという方向に行っていない。ホールを開放してダンスをしたり、音楽を発表する場を設けることにより、社会とのつながりも生まれてくると思う。
委員  30~40%の小学生は、家で1人でゲームをしたりして過ごしているようである。中学生の約90%が部活動に参加しているが、帰宅後の時間の使い方がわからないのか、約30%の子どもたちは、ゲームをしたりして過ごしているようである。
会長

 子どもたちが発散できる場所というのが必要である。

 高校の文化祭もそのような目的で実施され、盛り上がっているのだと思う。
委員

 サロンやブックカフェ、ふるさと新座館など、居場所の提供という共通しているものをふるさと新座館をベースとして、それぞれの良いところを取り入れて、イベントもこの場所を拠点として実施していければ良いのではないかと思う。

 協議会の設置も良いと思う。今すぐにでなくても、直接子どもたちと関わりのある方に話し合っていただく機会を設けられると良いと思う。
委員

 毎年、野火止小学校1年生を対象に紙飛行機づくりやこま回しなどの「昔の遊び」を行っている。

 子どもたちはとても楽しそうに参加しているので、1年生だけでなく、もっと幅広くできたら良いと思っている。

 また、年1回の教育シンポジウムでは、発表したいと手を挙げる団体が多く、絞り込むのも大変な状況であるので、もっと発表の機会があったら喜ばれると思う。
委員  「昔遊び」は市内全小学校で授業の一環として実施している。
委員

 プレーパーク、イベント、居場所づくりの3本柱での提案が良いと思う。サロンは実現されたら良いと思いながら聞いていた。

 志木市で定年退職した元教員が、生活保護家庭の子どもたちを対象に無料塾を開講している。

また、以前に県の事業で、生活保護家庭の子どもを対象に、無料で勉強を教えるアスポート事業というものがあった。

 本市は、アスポート事業がなくなった後も立教大学と特養老人ホームの2か所で継続して中高生を対象とした無料塾を開き、勉強を教えており、進学率も上がったと聞いている。

 こういった活動を貧困家庭だけでなく、誰でも参加できるような事業に拡大していってほしいと思っている。

 貧困により子どもたちが勉強ができないと、犯罪にもつながっていくので、勉強プラスα(楽しい軽食付きなどのイベント)があると良いかと思う。

 ふるさと新座館をサロンにして勉強を教えるということが実現できれば大変良い。

 どのような事業でも子どもたちの意見が大切である。本当は実行委員の中に子どもたちが入ることが一番良いが、まずは事業をスタートさせてみて、そこに参加した子どもたちに実行委員や運営委員になってみないかと声をかけ、後々その子たちが主体となって動いてくれれば、大人の発想だけでない、より良いものとなると思う。

 まずは1つでも事業を実現させていくことが大切である。
委員

 日常的に参加できるサロンのようなもの、単発的に関心のある子を集めて発表の場を設けるものの2本の方向性を出していくのが良いのではないかと思った。

 発表したいと思っている高校生は多いが、ダンスや軽音バンドの発表の場は、本当にない状況である。

 例えば、一方では勉強をし、もう一方ではダンスをしているということができるサロンのような場があると良いと思う。

 公募で高校生に運営委員を呼び掛けても積極的に参加する生徒は少ないと思う。
委員

 私はふるさと新座館に毎日のように行っており、そこに来ている小中学生を見ていると、勉強している子、ゲームをしている子と様々だが、そこに集う子が以前よりも非常に増えたと感じている。ふるさと新座館周辺を見ると、サッカーをしている子もいたりして、子どもたちが集まりやすい良い環境なのだと思うので、サロンやブックカフェなどを工夫してふるさと新座館で実施するのが現実的なのではないかと思う。

 私の町内会は十文字学園女子大学が近いので、同大学学生に町内会イベント(敬老会)に参加してもらったところ、学生も喜んで関わってくれ、太鼓演奏や読み聞かせをしてくれた。町内会のメンバーも学生が孫のように感じたようで、生き生きしていた。
会長  ふるさと新座館の開館当初は、青少年のパトロールをしていても子どもたちの利用の仕方の悪さを感じたが、ふるさと新座館にいる大人がきちんと指導してきてくださったことにより、今ではきちんと利用するようになってきたと感じている。
委員

 「協議会」の創設の必要性を感じた。

 しかしながら、実現可能という観点から、イベントの実施が一番良いのではないかと思った。青少年映画デーの割引も良いと思ったが、映画館への行きにくさがあるので、ふるさと新座館で上映できれば良いのではないかと思った。
会長  名作映画教室のような、映画を見てその後感想を述べ合うということをふるさと新座館でできると良い。
委員  年に1回だけでなく、年に数回、薬物の問題、インターネットの問題なども含めて啓発できる映画の上映等が良いのではないか。
委員

 青少年によるフェスティバルを一からやるのは難しい。産業フェスティバルでは、年1回・2日間にわたって市役所周辺を歩行者天国にして実施しているので、そこに1つブースを設けるとかなり人が集まるのではないかと思う。

 産業フェスティバルと連携してブースを設け、毎年恒例のようにやると非常に盛り上がると思う。また、産業フェスティバルでは舞台も設置しているが、常時使用しているわけではないので、空いている時間を活用してダンスパフォーマンスなどをしても良いのではないかと思う。
委員

 私も高校時代にバンドをやっていて、ライブハウス探しやチケット売ったりしたが、大変であった。

 練習ができてさらに発散できる場、自分たちのパフォーマンスを発表できる場としてふるさと新座館等が利用できたら子どもたちも生き生きできるのではないかと思う。
会長  実体験から色々な御意見を頂き感謝する。
委員

 皆さんの意見を聞いていて、ダンスをやっている、軽音をやっているという人たちが発表できる場として、市のイベントを活用すれば実現できるのではないかと思った。

 中高生が、学校以外で集えるサロンのような居場所は重要であると思う。それがふるさと新座館であるとなかなか行きにくい子もいるが、拠点を1つ作り、広げていくというのであれば良いのではないかと思った。

 映画デーも面白いと思った。ふるさと新座館等で上映して、気軽に鑑賞できる機会を設けるのも面白いと思った。
会長  皆さんの意見がまとまってきたように思う。
委員

 先程貧困の連鎖という言葉が出たが、学びたくても学べない子が気になっている。お金に余裕のある家庭の子は習い事や塾に行っている。お金に余裕のない家庭の子は、多少自宅から離れた場所でも、そこに行けば身体を動かせる・学べるのであれば、参加する。

 川口市にある夜間中学では、外国籍の子も勉強している。学んでいる子は非行に走らない。だから、安心して学べる場所を提供してあげたい。
会長

 以前不登校を経験し、高校生になったが、ローマ字が全く分からない子がいた。そのためにパソコンも使えなかったが、夜間中学に行って読めるようになったという子を知っている。

 やる気のある人が夜間中学に戻って勉強できるというような場があるのは良い。
委員  大塚委員の話を聞いていて思い出したが、娘がサクソフォーンをやっていて河川敷でいつも練習していた。息子も演劇をやっていて発声できる場所がなく、公園のトイレで練習したりしていた。市内で防音設備が整っている公共施設を公表してくれると良い。そして子どもたちが活動するに当たり、防音設備が整っている施設を無料で貸し出ししてくれると良い。ふるさと新座館の軽体育室は防音設備がしっかりしているようだ。そのほかに良い施設はあるか。
事務局  しっかりとした防音設備のある施設は、やはり野火止公民館である。また、中央公民館にもしっかりした防音設備ではないが、防音になっている音楽室がある。
委員  中央図書館にある視聴覚ライブラリーでは、録音ができる。
事務局  ブラスバンドなどは、体育館のサブアリーナで練習している学校もある。
会長  防音設備がしっかりしている施設が、本市ではあまりないようだ。
委員

 防音設備という点では、各学校の音楽室が一番しっかりしていると思う。

 何かしらやってみることが大切だと思う。発表の場、練習の場を設けることで、それからまた派生していくのではないかと思う。

 バンドやダンスをしている子が一番困るのは、練習場所ではないかと思う。発表すると登録している団体には優先的に公共施設を貸し出すことをセットにして周知すればおそらく中高生が集まってくるのではないかと思う。
会長

 皆さんの意見が出揃ったが、大きく分けると(1)プレーパークについて、様々な連携を図りながらサポートしていくということ、(2)サロン等、子どもたちの居場所をつくるということ、(3)子どもたちのためのイベントを実施するということであると思う。

 ここで詳細についてまとめるのは難しいので、本日の会議内容を事務局が集約し、2月頃に意見具申案を委員に示してもらおうと思うがよろしいか。
委員  異議なし。
事務局    皆さんの意見の中からいろいろとキーワードとなるものが出てきたので、それを基に事務局で集約させていただく。
委員 実現が難しそうなものも中にはある。例えば放課後に図書室、体育館、校庭といった学校施設を開放するというのは、この場の一存ではできないので、御理解いただきたい。
委員

 連絡事項だが、9月2日(水曜日)にEテレ(NHK)の「ウワサの保護者会」という番組内で、本市の性同一性障害の取組みについて紹介された。性同一性障害の方は、生物学的には男性だが、意識は女性のように、意識が身体と逆転している。本市の数年前の取組み事例について紹介してほしいとNHKに言われた。実際に番組内で放送されたところ、全国から反響があり、NHKで既に4回再放送されているような状況である。

 「あさイチ」(NHK)でも、ぜひこの取組みを放送したいと番組プロデューサーから言われたため、1月6日(水曜日)の「あさイチ」で放送されることとなったので、お伝えさせていただく。

3 その他

  ・ 次回会議は11月に予定しており、日程が決まり次第通知を送付する。

 4 閉  会(山口副会長)

 

 


新座市青少年問題協議会