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平成27年度第3回新座市青少年問題協議会(平成28年3月2日開催)

ページID:0043951 更新日:2016年3月7日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成28年3月2日(水曜日)
午後2時から午後3時25分まで

開催場所

新座市立中央図書館2階 会議室

出席委員

関根由美子会長・山口六男副会長・鈴木明子委員・佐藤重忠委員・石島陽子委員・木村俊彦委員・金子廣志委員・

田村和昭委員・児玉裕子委員・土屋修委員・広瀬正幸委員・長谷川栄委員・齋藤宗夫委員・大塚雅子委員・

牛山孝儀委員・鈴木松江委員・須田邦彦委員

事務局職員

教育総務部  大熊正部長

生涯学習スポーツ課 渡辺哲也副部長兼課長・谷口龍一副課長・

               富樫浩一主査・藤田智美主任・天倉美希主事

会議内容

1 開 会

2 挨 拶

3 議 題

⑴ 「青少年の居場所づくりの充実について」意見具申(案)について

⑵ その他

4 閉 会

会議内容

1 次第

2 青少年の居場所づくりの充実について 意見具申(案)

3 新座市青少年問題協議会名簿

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人)

その他の必要事項

欠席委員 

宮敦子委員・清水洋子委員

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開  会(司会:事務局)

2 挨  拶(関根会長、土屋新座警察署生活安全課長)

3 議  題

 ⑴  「青少年の居場所づくりの充実について」意見具申(案)について

   以降の進行については関根会長が行う。

表1

発言者

内容

事務局

 資料について説明。

会長

 ご意見があれば伺いたい。

委員

 

 

 

 

 

 

 

 「1 今日の青少年をめぐる状況と課題」について

 文中に「自尊心を持たせること」とあるが、「自尊心が持てるような」に変更してほしい。

自立は「させる」ものではなく、「するもの」であると思う。同様に、自尊心も「持たせるもの」ではなく、「持つ」ものだと思うためである。

 「2⑴ プレイパークの充実」について

 私は、NPO法人新座子育てネットワーク主催により行われたプレプラ2回と報告会に参加させていただき、とても良いものだと感じた。

 実施回数を重ねることにより子どもたちの遊びが充実してくるし、関わるボランティアが成長していく機会にもなり、有意義であると思う。

 この事業に子ども会連合会も寄り添っていきたいと思っている。こちらの意見具申(案)からは、子育てネットワークだけで行い、子ども会連合会の出る幕はないように感じる。どのように関わっていけばよいのか難しいところである。

 外遊びや自然体験が今非常に難しい状況になっている。そこで、このプレイパークが盛り上がっていくことは、とても重要となってくる。

 自然体験の経験者は自分の考えを持っているので、プレイパークをベースに色々な活動をしていけば、プレイパークも発展させることができると思う。子どもに関わる活動も色々できるのではないかと思う。

 話し合いの機会を設けることはなかなか難しいが、年間通じて参加できる協力体制があるとよい。

 子ども会は色々な地域にあるので、市内の憩いの場を利用する時に、その地域の子ども会が参加できれば、子ども会にとっても良い。

ジュニアリーダーにも今回ソトプレへの参加を呼び掛けたが、誰も参加しなかった。やってみないと面白さが分からないようだ。

会長

 私もソトプレを見学しに行ったが、ソトプレに来た子どもたちは盛り上がっていて楽しそうであったが、来ていた子どもたちの数自体が少なかった。もっと参加が増えれば良いのだがと思った。

委員

 青少年問題協議会への出席は3年ぶりとなる。

 物理的に子どもたちが色々な体験ができる場所がない。焚き火をする場所がまずない。地域福祉のイベントでもなかなかなく、ようやく氷川神社をお借りして焚き火のできるイベントを実施することができた。やはり行政側が強制的に環境を整えなければ難しいと感じた。

 プレイパークは子育てネットワークだけでやるものではない。ソトプレは児童センターの指定管理者である子育てネットワークが行っているので、実施できる日が限られてしまう。色々な地域の団体と連携して動いていく必要性を感じる。

 一つモデルを作るということで、十文字学園女子大学のいこいの森のプレイパークをのぞかせてもらったが、雑木林の竹を子どもたちが自由に切ったりできる非常に良い環境であった。市内の憩いの森や公園へ広げていけると良いと思った。

 以前視察に行ったことのある国分寺市のプレイパークは、拠点となる場所があり、プレイリーダーも養成している。このプレイリーダーが毎週水曜日に時間を決めて市内のいくつかの公園に行き、出張プレイリーダーのような形で活動している。この活動に対し、市がバックアップしている。このような情報を集めながら、人材を育てながら広がっていってほしい事業だと思う。
委員

 おととい(2月29日(月曜日))、NHKのあさイチという番組で町内会の特集をやっていた。朝日新聞等でも特集を組んで町内会の現状と課題を取り上げていた。一例で九州の方の町内会では、千世帯に町内会長が1人で広報を配っているケースや町内会に加入していない世帯は、ゴミを出してはいけない、防犯灯も取り外すなど、過激な町内会もあるようであった。

 新座市は宅建業者と協定を結んで、転入者に町内会加入案内のパンフレットを渡してもらっている。

 私の町内会でも入会説明会を実施し、年に20世帯程が加入している。町内会に絡むと負担が大きいという先入観があり、行き詰っている所もあるので、子どもを中心とした切り口で関わってもらおうとしている。

 私の町内会の地域には野火止小学校がある。野火止小学校はコミュニティスクールであり、町内会と連携をとっている。また、十文字学園女子大学とは、文部科学省のCoc事業として関わっている。昨年試験的に、学生に町内会の様々な行事に参加してもらったところ、学生にも地域の方々にもお互いに相乗効果があり、喜ばれた。

 市の行っている居場所づくり事業として、ココフレンドや新座っ子ぱわーあっぷくらぶがあるが、これらのような事業を試行錯誤しながら町内会版で実施してみようと考えている。様々なサークルを作り、寺子屋のようにして、地域が子どもたちを支えていけたらと思っている。

 最近若い世代の人たちが町内会に関心を持ってきてくれているので、その芽を大事に育てていきたいと思っている。

 子どもたちも見守っていきたいし、高齢者と若者で上手く地域づくりができたらと考えている。これはどの町内会でも等しく課題となっていることである。

会長  保護者・PTAの立場から何かご意見はないか。
委員

 子どもたちに習い事をさせて暇つぶしをさせている方も多い。そのため、子ども同士で遊びたくても習い事をしているので、放課後一緒に遊べない子が多い。

 近所でプレイパークをやっていても、土日しかやっていない場合はなかなか参加させられない。土日は家族の時間として過ごす家庭も多い上、親が疲れているため、活動場所までなかなか連れていけない。

委員

 私も1週間習い事で忙しく、遊ぶ時間がないという話を聞く。

習い事の子同士で友達になっているようである。近所にも友達はいるが、習い事で忙しく、遊ぶ時間が持てないという。

 勉強勉強となっている現状を親がもう少し子どもたちのことを考えてあげて、友達と遊べる時間を作ってあげてほしいと思う。

 場所を提供しても、どこにあるのか分からない。新座市の地理が分からないという親もいるので、学校でも遊べる場所の情報提供をしてほしいと思う。

 市の土地をすぐに売らずに旧新座小のような施設を残して、子どもたちが遊べる場所として活用できるよう、市にはもっと考えてもらいたい。

委員

 子どもたちが自由に遊べる時間と場所が確保されている事が大切だが、なかなか難しいようである。

 土日でも学校では野球やサッカーなどのチームが使用しているため、学校に行っても遊べない。

 そこで、月に1回程度、土曜日の午前中などに、「子どもの広場」として学校の校庭を開放し、親子でも子どもたち同士でも自由に遊べるような環境を作ってはどうかと思う。

 来年度から夏休みを少し減らす分、土曜日授業を廃止する。早めに「子どもの広場」として使うことを示しておけば、場所を確保できると思う。

 チームの育成も大切だが、チームに属さない子の育成のためにも場所を確保してあげることは大切である。

 学校を活用するのであれば可能なのではと思う。

 それから空白の部分は中高生である。行政は、若者の居場所については、ほとんどフォローしていない。若者たちのためにあまり経費をかけずに何かできないかと思っている。

 交通の便があまり良くないという面はあるが、市内にある映画館の児御者と話し合い、「青少年映画の日」として良い映画が上映されている時に、青少年市民会議等が後援して割引券を配って啓発するのも一つの手ではないかと思う。

委員

 意見具申(案)は、この2年間の協議内容が丁寧にまとまっている。この3本柱で実現が可能なのではないかと思う。

 実現に当たり、ソフト面が重要になってくると思う。高校生なども受け皿になりうる。勉強などは、退職されて余力があり、かつ優れた力をお持ちの方に活躍いただける場でもある。

委員

 にいざほっとぷらざの5階で高校生が受験勉強している。勉強スペースではないが、温かく見守ってあげるようにしている。

 また、にいざほっとぷらざのロビーに小学生から高校生まで幅広い世代の子どもたちがたくさん集まっている。机と椅子が足りず、先日購入したほどである。

 子どもたちは集まれる所を自分たちで見つけている。場所さえ提供してあげれば、工夫して使っている。

会長

子ふるさと新座館のロビーでも高校生が一生懸命勉強している利用が多い時には譲り合うよう声かけをしている。このような場所の必要性を感じる。

委員

 プレイパークを実際に動かしているのは若者である。子どもたちの遊び場であるとともに、若者の活躍の場でもある。親と子の中間世代(高校生・大学生)は、地域において貴重。中間世代が入っていくことで、中学生も地域のイベントに入っていきやすくなる。

 当初、地元の大学の学生が関わっていた。徐々に中高生がつながっていきつつある。中学生の段階で大学生とつながることで、ずっとつながっていられる。

委員

 「⑶ 青少年の音楽活動等の場の提供」が非常に良いと思った。中学生は部活で忙しい。中学1年生は、全ての学校で全員部活動に入部することとしている。

 ところが高校生になると、運動部に加入する生徒は約10~20%になってしまう。残りの生徒はアルバイトなどの方向にいってしまう。エネルギーの発散という面では不十分だと思う。

 中学校ではダンスが必修化され、今の子どもたちは踊ることに抵抗がなく、逆に男子も踊ることが好きである。

 場の提供として今ある市のイベント、祭りにタイアップしていくと良いと思う。

 本校でも「二中フェスタ」を実施している。これは、体育館で小中学生の吹奏楽の発表や教職員のダンスの発表等を行っているものだが、地域に開くことも十分に可能かと思う。地域の高校生のダンスの発表の場として提供してもよいのではないかと思う。

委員

 「⑵ 公共施設を活用した居場所づくり」に力を入れてもらえればよいと思う。こういう所で時間を割いて勉強できるとよい。

 プレイパークについては、知っている人がほとんどいないので、周知が必要。そして指導者の育成もしてもらえると、よいと思う。

委員

 これまで出た意見をよくまとめていただけていると思う。場所を設けてどのように子どもたちに働きかけていくかということが大切。自分から動ける子はよいが、そうではない子たちへの働きかけが大切だと思うので、具体的にどのようにやっていくかは、これからの課題であると思う。例えば公民館等を活用して学習・相談タイムを設けるにしても個別具体的に働きかけていくことも併せて考えていく必要があると思う。

委員

 今後の動きについて確認したい。施策3つとも市長へ提言してほしい。

 軌道に乗れば、事業が拡がっていく。常に遊べるという場が1つあり、ここに行けば遊べるという場所になるとよい。子どもたちの活動の場は、できることからやっていってほしい。

事務局   今回の提言は、本日の競技内容を踏まえて修正等をし、市長に提出させていただく。市長は、それを受けて施策を実現するのか、またどのように実現するのかを担当部局と協議をし、進めていく。また、当課所管の内容もあるため、実現に向けて財政当局や関係部局と調整し、実現に向けて進めていきたいと思う。
委員

 せっかく憩いの森など様々な場所があるので、それを活かして地域地域でこのような場があるとよい。

 教育長からほっとぷらざで若者が自発的に勉強しているという話を聞いて、場所だけ提供してあげられれば、そんなに見守りの方がいなくてもうまく回っていくのではないかと思った。

 すぐそこ新座春まつりには特設ステージがあって、様々な発表が行われている。練習場所等が確保できて、発表の場があるとよいと思った。

委員

 良い意見具申案になっていると思う。

 会議の開催時期についてだが、新たに委員になった4名は本日初めて会議に出席し、おいしいところを持っていっているような部分がある。改善できないか。2年間かけて提言を作っているので、市長へ提言するまでは、委員がかわらないで済むような日程の組み方をしてほしいと思う。

 外遊びについては、私には中学3年生の息子がいるが、家に帰ってきても忙しい。いかに時間を作ってあげるかということをもう少し社会で考えていけたらと思う。大変参考になる。

 中高生の居場所ということで、学習の遅れやお金がなくて塾に行けない人たちが勉強できるところを作ることは、行政の喫緊の課題であると認識しているので、必要な情報をそのような子たちに発信し、背中を押してあげられるような環境を作ることも含めて提言してほしいと思う。

 音楽活動についても、私が音楽をやり始めたのは中学生の時であった。中高生はエネルギーが有り余っているので、どんどんそういうことができればよいと思う。

 発表の場という点についても、昨年開催された大江戸まつりでは、道路上がメイン会場で、サブ会場としてステージを2か所作っていた。また今年はふるさと新座館のホールも使っていくということなので、より発表の場というのは増えて行くと思う。ぜひそういう場で子どもたちに発表させてあげたい。ダンスや音楽をやっている子への発表できる場の情報提供に適しているのは、やはり学校になってくると思う。

 当然お金のかかるものであるし、市長に提言するものであるので、市長が今後の課題という場合は、我々が議会の場等で市長にお願いをしていければと思う。

委員

 私は議会で中高生の居場所づくりを何回か取り上げてきた。

 西東京市では保谷駅の近くに新しい児童館ができたが、そこでは若者がバンド活動などもできるようになっている。

 若者が自由に出入りし、楽しそうに過ごしている様子などを視察した。

 公民館の音楽室もそのような形で開放できるようになればよいと思ったこともあるが、今利用している方々もいるので、なかなか難しいというようなお話もあった。青少年のためにこういう形で提言できればと思う。

 ソトプレは一度見てみたいと思う。新座市は地域が広いので、例えば新座や野火止の方で行われる行事に野寺に住んでいる方々は交通もあまりよくなく、行けない。せっかく良いものをやっていてもきっかけもつかめない、知らないで終わってしまうということもあると思うので、色々な場所で展開していけるようになるとよい。

 中高生は、「大人」には壁がある。自分に身近な人がいるとより自分を開放できる。公民館等のロビーを開放してやっている三鷹市では、年上だけれど気軽に相談できる世代の方に協力いただき、上手くつないでいる。このように学生の協力が得られれば、本市でも上手く展開していけるのではないかと思う。

 意見具申(案)にも色々とよいことが書かれているので、市長に提言できたらと思う。
副会長

 先日ソトプレに参加させていただいた。色々な所でソトプレはやっているが、なかなか人手がないと、運営している子育てネットワークの代表は言っていた。

 行政からもある程度町内会や子ども会など地域の団体などに働きかけ、協力しながら市内の公園を使って活動できればと思う。土台を作っていかなければ盛り上がらない。

 新聞などで6人に1人が貧困といわれている。また、先ほど言った現役を引退された優秀な方々が埋もれているという話も聞くので、このような方々に子どもたちに勉強を教えてもらうことで、よりよい住みよいまちにいざにできるのではないかと思う。

 今あるものを使いながら充実させていければよいと思う。

委員

 皆さんの意見と同意見である。

3 その他

  ・ 次回会議は6月に予定しており、日程が決まり次第通知を送付する。

 4 閉  会(山口副会長)

 

 


新座市青少年問題協議会