ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市政運営 > 審議会等 > 新座市緑化推進協議会 > 平成30年度第1回新座市緑化推進協議会

本文

平成30年度第1回新座市緑化推進協議会

ページID:0069423 更新日:2018年8月28日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成30年7月25日(水曜日)
午後2時から午後4時まで

開催場所

市役所 本庁舎3階

出席者

新座市長 並木傑

委員 伊藤信太郎、鈴木明子、平松大佑、工藤薫、赤坂信、遠藤敏子、井口輝雄、土屋幸一、川橋康次、長谷川博正、大塚力也、渡辺哲也

事務局職員

都市整備部長 広瀬達夫

都市整備部副部長 上村勇治

みどりと公園課長 井澤正則

みどりと公園課副課長 櫻井正博
 
みどりと公園課みどりの係長 新井崇子
 
みどりと公園課主査 田谷宏
 
みどりと公園課主任 小山元気
 
みどりと公園課主任 三浦健
 
みどりと公園課主事補 下田尚希

会議資料

1 次第
2 名簿
3 平成29年度第2回緑化推進協議会の会議録
4 資料1 緑の基本計画アクションプラン実施状況報告書
5 資料2 協議事項の検討状況報告書
6 資料3 樹木剪定状況の写真
7 資料4 野火止フォレストパーク位置図

公開、非公開の別

公開(傍聴者なし)

その他の必要事項

欠席委員 宮崎正浩、永尾郁夫

審議の内容

⑴開会

⑵あいさつ

市長挨拶

⑶議事

会長)議事に入る前に確認したいことがあります。事前に頂いたアクションプランの平成29年度事業実績報告書を見ていたら、一連の中に欠番があります。抜けている項目はどういうことなのか説明をお願いします。

事務局)アクションプランでは平成19年から平成32年までの事業計画を定めていて、それらの事業内容に応じて実施時期が3つに区分されています。平成19年から平成23年に実施する短期計画、平成24年から平成28年に実施する中期計画、平成29年以降に実施する長期計画というように区分されているものです。そのため、現時点で欠番のものは短期計画もしくは中期計画に位置づけられていて、一応の達成を見たものとなっています。

会長)分かりました。そのような経緯はどこかに記載するようお願いします。

   それでは、議題1について事務局から説明をお願いします。

 議題1:新座市緑の基本計画アクションプランの実施状況について

  配布資料を基にみどりと公園課長による説明

会長)前回の会議でも、アクションプランの話があり、それに基づく植生調査をしているということで植生調査報告書を頂きました。詳細な調査結果でしたので、そのデータをどのようにアクションプランに生かしていくのか。そして、将来の林相をどのようにしていくのかについて、データに基づいて構想を練ることができるはずです。植生調査は本多の森で実施されているとのことですが、他の憩いの森等では実施していないのでしょうか。

事務局)植生調査班活動は、月に2回、1日2時間程度のボランティア活動で実施しています。本多の森での活動もありますし、植生調査以外にも様々な活動に協力を頂いていますので、更に活動場所を広げることは難しいと考えています。

委員)グリーンサポーターが活動している本多の森は新座市の三大樹林です。本多の森、妙音沢緑地、平林寺はとても貴重な森です。そのため、グリーンサポーターが活動している本多の森がどんな森なのか現状分析をするために、設立10周年を記念して植生調査班を立ち上げました。初代班長として1年半、基本方針を設定して木本調査、草本調査をしてきました。しかし、現状分析だけで終わるとは考えてもいませんでした。それから先が重要なんです。私は活動方針に違いがあり、現在活動には参加していませんが、分析した結果をどうするのか、今後どうあるべきかということを緑化推進協議会で議論することが必要だと思っています。 例えば、5、6年前に比べてヤマユリが激減しています。それはなぜなのか。そういう分析をしない活動は意味がありません。まして、木本、草本の調査だけで、昆虫や鳥類の調査をしようとしていません。このような基本的なことを緑化推進協議会で具体的に協議する必要があります。雑木林の植生はどういうものなのか。昔ながらの雑木林はどんな木本で、草本で、昆虫で、鳥類でということを議論する必要があるのではないでしょうか。

会長)ヤマユリの話がありましたが、選択的に残すということであれば残っていきます。どういう森にしていくのかを考えて、それを一つの範例として、他の憩いの森等にも当てはめるということがいいのではないでしょうか。小委員会のようなものを作って、10年から50年位の単位で計画を立ててはどうかと思います。その計画の材料になるのが今回の調査結果です。新座市の緑について将来の構想が必要です。

委員)過去の議事録を見ると同じような内容が繰り返されていることが分かります。もっと深堀りして話をする必要があります。一般的に考えると新座市の緑地が増えることは考えられません。そういう現実的なことも含めてどうするのか。例えば、保谷朝霞線という27メートル道路の計画があります。そこには、野寺緑地、野寺憩いの森、野寺親水公園がかかっています。このように道路や住宅によって雑木林や生産緑地は減るばかりです。そんな中で、管理の手間がかかるからと雑木林を増やさないという考えはおかしいと思います。

事務局)日常のように宅地造成が行われて、雑木林や畑が減っている状況です。できる限り緑地を保全しようと基金を使って買取ってきました。平成29年度には妙音沢緑地の一部を買取っていますので、現在の財源は約4,400万円になっています。基金ができた当初は開発指導要綱というものがあり、宅地造成によって減ってしまう緑地を買い戻すための寄附を募っていた時期がありました。これまでに18億円分の緑地を確保しておりますが、現在はその寄附というものがなくなってしまったので緑地を現金で買うことが困難になっています。ただ、開発行為を行う際には、敷地面積の5%以上を緑化してもらうことを条例で定めているところです。

会長)緑地に関して言えば、どこの街も減っています。しかし、残された緑地をブラッシュアップするという方法もあります。しっかりと調査した本多の森をモデルにして素晴らしいものが出来上がれば、押されっぱなしというのではなく、売り出すという考えもできると思います。都心ではマンションを建て続けていますが、人口減少ということもありますし、空き家を建てているようなことになるかもしれません。新座市には持っているものがあります。こういう協議会もありますし、それを支える市民もいます。首都圏には少ないことだと思いますので、雑木林の存在意義を増す方向に進めてもらいたいです。

委員)緑の基本計画では緑地や都市公園の数値目標がありますが状況はどうなっていますか。そして、計画がうまくいってないという中で、どういう対策を考えているのでしょうか。また、実績報告書の中では漠然とした表現があるので、進捗率を分かるようにしてもらいたいです。保全する緑地の現実的な選別ということについても新しい緑の基本計画では具体的に検討してもらいたいです。緑地は全部保全するということは現実的ではありませんので、優先して残す緑地について方針を定めてもらいたいです。

事務局)平成32年までに100ヘクタールの山林を残すことを目標にしていましたが、あと2年を残す時点で、すでに約86ヘクタールまで減少している状況であります。例えば、生産緑地のように納税猶予などの制度がない山林は相続対策でまっ先に売られてしまいます。基金の活用ですが、設立当初は強制的に寄附をもらっていた時期もありましたが、現在は廃止されていて財源も難しい状況です。市が緑地を取得しているのは特別緑地保全地区を重点的に買っていますが、限られた面積でしかありません。民地を購入しないと残せないというのが実情でして、そのお金は皆様の善意による基金でしかないというのが実情です。クラウドファンディングなどの活用も検討していますが、企業にとっても有益な緑地になるのならいただけると思います。しかし、新座市で民地を残して何をするのかという計画も立てていない状況です。それから、実績報告の中で進捗状況が分かるようにすることについては、次回以降の会議で対応させてもらいたいと思います。

会長)アクションプランの報告を見ても、こういうイベントがあったということしかわかりません。大きく3つの項目に分かれていますが、その中で重要なものは何かということがないと、ただイベントを紹介しているように感じてしまいます。

委員)妙音沢のハタザクラ、新座墓園のキツネノカミソリ、野寺のカタクリ山は黒目川の右岸にあり花が咲く季節にはイベントもあります。そして我々が活動している栄一丁目保全緑地付近でも、薬草園があったという歴史的な文献がありますので、そういう資料を基に付近の農家にもそういうもので盛り上げてもらったらどうかと思います。

会長)地元の人の地元への理解ということも必要になると思います。

委員)目標の100ヘクタールを下回り、86ヘクタールになっています。アクションプランの実績報告を見ても、目減りするのをただ見ているだけに感じます。

会長)どこまで実施しているのかが、この実績報告だと分かりづらいです。

委員)農家の立場から考えますと、農地は相続税納税猶予制度がありますが、山林ではそういった制度がありません。山林を開墾して農地にし、相続税納税猶予をかける人もいます。農地でみどりを守っていくこともできると思いますので、山林を農地にする場合、市で補助するなどの方法があれば良いと思います。

事務局)本市には憩いの森制度というものがあります。地権者から山林を借りて、固定資産税等を免除しています。また、剪定や下草刈り等の維持管理も市で行っています。しかし、相続税納税猶予に関しては市では対応できませんので、国に対して要望を出しているところです。

委員)何点かお聞きします。1点目は現在のアクションプラン事業計画が平成32年度までですが、それまでに実現したい・重点的に取り組んでいきたい項目がありましたら教えてください。2点目は市指定保存樹木等の指定の拡大に関してです。課題・問題点として地権者の手続の煩雑さだけが際立っているということですが、簡素化をして保存樹木を増やすことはできないのでしょうか。3点目は、始めに会長が話をされた事業実績報告書の中に欠番があることに関してです。欠番は達成を見たものとのことですが、欠番になっているところに対しての市の考えがどうなのかを教えてほしいです。最後に、欠番となっている生け垣設置助成制度の再検討に関してですが、防災対策と緑化推進の両方の意味合いで、現在生け垣が見直されています。これからの中で生け垣設置についての位置づけをアクションプランに載せたほうがいいのではないかと思います。

事務局)生け垣設置助成制度については平成3年度から進めてきた事業になります。一時期はブロック塀を壊して生け垣にされる方が多くみられましたが、最近は道路と建物の間に柵等を立てる人が少なくなりました。そして、ここ2年は申請が無い状況です。これからは、ブロックを撤去する人はいるかもしれませんが、生け垣を作る人はいなくなるのではないかと思います。1点目のアクションプランの課題として現在153項目の事業がありますが、それぞれが課題であり全体として進めているところです。ただ、平成33年以降は新たな基本計画を作らなければなりませんので、そこに係ってくる項目は重要に思っています。2点目の保存樹木ですが、以前は樹木を管理するための奨励金を交付していましたが、現在は厳しい財政状況により休止しています。樹木の維持管理はすべて地権者の負担で行われますので、老木化して危険があったり、大きくなって管理しきれないという理由から地権者の切実な申し出による伐採はやむを得ないものと考えています。3点目のアクションプランの欠番については、達成した結果を分かるように改善したいと思います。

委員)生垣については2年間で実績が無いということは分かりました。先ほどの発言は、地震によるブロック倒壊事故を受けて、新たな位置づけとして生け垣設置補助金があることを広報したほうがよいのではないかという趣旨になります。

事務局)ブロックの撤去はしたいが、生け垣の設置までは考えていないという人が多い中では、みどりと公園課が所管する助成金を利用することは難しい面があります。先日、志木市でブロックの撤去、改修に補助金を出すという制度の新聞報道がありました。新座市でも市道の危険箇所がどのくらいあるのか総点検を行っていますので、その結果に基づいてブロックに特化した補助金を検討したいと思っています。

委員)航空写真をサーモグラフで見てみると、温度が高い赤色の中に緑地部分の青色があります。温度差が大きいということから見ても緑地を残していかなければならないと思います。今後も緑地を残すためには買取らなければならないので、その原資を作るための知恵が欲しいです。市に緑地を残したいという姿勢があれば、例えば緑の税金を作るということもできると思います。多額でなくても一人500円の拠出をしてもらうだけでも相当な金額になります。

委員)できないと言うだけでは何もできません。気付いたら緑地が50ヘクタールを下回っていて、それでも資金がないから何もできません。それで次のアクションプランを作りましょうと言っても、一体何のためのものでしょうか。

会長)原資をどうするか考えていきましょう。税金という話がありましたが、そこに市の本気度が出るのかもしれません。

委員)協議事項の検討状況にも記載がありますが、雑木林から伐採木を燃料として買取っている業者もいます。トラックで回収に来る業者もあるようです。ボランティア活動で一生懸命活動していても、大木が転がって朽ち果てているような状況もあるので、ぜひ活用していただきたいです。

会長)しいたけのほだ木としての活用も難しい状況で、伐採木を燃材としてはける場所があるというのはいいことです。伐採した木を利用することで収入も考えられます。森林で仕事する若い人達が増えて、流通ができてきているというような話も目にするようになりましたので活用してもらいたいです。

会長)それでは次の議題に進みます。議題2について事務局から説明をお願いします。

  配布資料を基にみどりと公園課長による説明

委員)雑木林の維持管理が大変であるということが前面に出されています。会長にお願いしたいのですが、次回の会議では雑木林を増やすための財源をいかに確保するかの知恵の出し合いをしてはどうかと思います。

会長)会議を実のあるものにするため、繰り返しの話は避けたいと思います。資料の伐採の写真を見てもこんなぶつ切りにしてもいいのかなと疑問に思います。管理にお金がかかっていることはよく分かりますが、お金がかかって大変だというだけではなく、森林を持っていることをプラスになるようにしていきたいです。経済的な意味でも回っていくように検討してもらいたいです。優れた緑地を持っているのが新座市の特徴であって、かけがえの無いものです。予算を使う余計なものというのではなく、生み出すものとしてどうすればいいのか案を出してもらわないといけません。また、アクションプランを見ても分かるように、たくさん事業をやっていますので、可視化することによって達成感のあるものにしてもらいたいです。

委員)ひばりヶ丘駅の南側と北側とでは都会の駅と田舎の駅というくらい違います。都側の道路は木立があり景観が良いのですが、こちら側は漠然と飲食店が連なるだけで、住みよい新座に向かう駅という雰囲気ではありません。そして、市民から見た雑木林に対する印象は魅力的というほどのものではありません。ただ林があるだけで散歩するために通るくらいのもので、子どもたちや市民から見て、ここに雑木林があって良かったというような感覚ではないと思います。そのため、税金で一人いくら払うということには理解してもらえないと思います。雑木林の近所に住む人からは下草や虫の発生について悪い面の話も聞きます。どうすれば魅力ある雑木林として受け入れてもらえるのかと考えているところです。

委員)雑木林も残す以上は整備をしなければなりません。話は変わりますが、憩いの森が借りている土地であることを知らない住民はたくさんいます。そのことを話すと、みんな雑木林が無くなることを心配します。雑木林があるから近くにすんでいる人もいますので、雑木林の魅力を活かすことが必要です。ただ残すだけでは駄目だということには同感です。

委員)新座市は雑木林とせせらぎのあるまちづくりということで、地方創生検討委員会でも謳っています。国でも復興特別税が森林環境税に変わりますので、新座市でも市民から寄附を頂くということは一つだと思います。新座の魅力につながるのであれば、そういう方向性も良いのかと思います。

会長)市民を巻き込むという意味では、責任のある話になります。その方向性で後戻りができなくなります。

委員)アクションプランの実績報告書の中で、実績なしという項目があります。それは過去に実施したものであったり、来年実施する予定であったりするとのことですが、そういう点を見やすくしてもらいたいです。

会長)実施内容を率直に書いてもらえればいいと思います。

委員)農地の保全ということで生産緑地の解除に関しての質問です。指定日が異なるのですが、それぞれについて案内が届くのかどうか教えてください。

事務局)平成4年に指定された生産緑地は、間もなく30年の期間を迎えることから、改めて特定生産緑地に指定するための手続があります。その特定生産緑地は地権者の意向を確認した上で指定することになりますので、事前にご案内を差し上げます。

委員)妙音沢緑地の下の三角地の空地はどのように整備していく予定なのでしょうか。

事務局)東屋とトイレを作り、妙音沢の流れを活かしたビオトープを作る計画です。以前からの計画から変更はありません。

委員)平林寺の雑木林は約43ヘクタールありますので、新座市の雑木林の多くを占めている状況になります。平成26年度から平林寺の再生事業計画を進めていますが、管理には色々な手法があり、非常に難しいものです。特にお金がかかることについては平林寺でも苦労されているようにつくづく感じるところです。また、市内には雑木林だけでなく、建物や民俗芸能などたくさんの文化財があり、それらを残していかなければなりませんが、継承していくにはコストがかかることが所有者のジレンマであり、補助していく市の苦しい立場かと思います。そういう意味で財源の確保というのは非常に大きな課題で解決しなければならない課題です。他市の事例も含めて考えていきたいです。2025年には4人に1人が後期高齢者になり、さらに財政が厳しくなる中、新座市の財政レベルでどういう管理ができるのか、面積も含めて検証していく時期ではないかと思います。これからも雑木林を子どもたちの教育林、ぱわーあっぷくらぶ等でも活用していきたいと思っています。

会長)市の予算だけでは難しいということは何度も聞いていますので、ぜひお金の出どころを考えていきたいです。先ほどは税金という話も出ましたし、山林から生み出すものを原資に充てることも出来ると思います。木を使いたいという人はきっと出てきます。原資について次回までに知恵を出し合おうというのは賛成です。ぜひ皆さん、よろしくお願いします。新座の雑木林を残すための魅力も、緑と言うだけでは弱いかもしれませんので、引き込むような仕掛けについても次回までに考えてきてください。若い人たちも参画できるやり方、雑木林の管理は色々な作業がありますから、学生などに声をかけると来てくれます。やってみたいという人はいますので、グループも生まれるかもしれません。それから、色々な事務をやっているということを可視化する。要約版などを作って、大事なことと問題点はこれで、どこを悩んでいるということが分かれば会議でも話ができるようになりますのでお願いします。

委員)雑木林の維持管理にどれだけ費用がかかっているのかを知りたいです。

会長)維持管理の費用が分かると、これだけの費用がかかるからこうしましょうという話が出来ます。次回まで期間がありますので、大まかな費用の算出をお願いします。

委員)都市計画事業として大和田二、三丁目の開発が行われて、カインズ、ベイシア等がオープンします。公園、緑地計画がどうなっているか教えてもらいたい。事業面積50ヘクタールに対してどれだけの緑地を確保しているのでしょうか。

事務局)公園については区画整理法で地区の3パーセントの公園を設ける基準があるのでそのように進めています。緑地をどうとらえるかにもよりますが、樹木のある公園を緑地と見るなら3%となります。また、地権者の意向によって増減はありますが、生産緑地として残る部分もあります。

委員)滑川町、川島町はカインズホームやベイシア等の大きなロードサイド型の店舗がありますが、その敷地内には緑地がありません。広い駐車場があり、コンクリートジャングルです。まさか新座市にこんなロードサイド型の店舗ができると思うとがっかりします。新座市は緑を大切にしている市だから協力してもらうことも必要ではないでしょうか。資料によりますと、49.5ヘクタールのうち緑地面積は1.37ヘクタールしかありません。

事務局)区画整理事業で整備する公園は3%ですが、開発事業者にもそれぞれの事業地内に5%以上の緑地を設けるよう指導しています。先ほどの1.37ヘクタールというのは区画整理事業で生み出す公園の面積であり、それ以外にも緑地は確保されることになります。

会長)新座市に作るからには、こういう風に作って欲しいという要望を出してもいいと思います。他の自治体と違ってもいいと思います。

委員)アメリカのショッピングモールでは緑地保全計画があるのかは分かりませんが、緑地がしっかり確保されています。開発行為で5%以上の緑化という基準があるのは知っていますが、それだけにこだわっていては困ります。

会長)開発行為等があった場合、新座市を売り出すという意味でも他の自治体と違う対応をしていいと思います。子どもの教育にも緑は大切だと思います。10歳の子が緑を体験してから10年後にはもう成人します。楽しみを覚えた子どもたちは緑を愛してくれると思います。

事務局)ありがとうございました。

以上をもちまして、平成30年度第1回緑化推進協議会を閉会します。

 

以上


新座市緑化推進協議会