ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし > ごみ・衛生・環境・動物 > 自然・環境 > 新座市緑化推進協議会 > 令和3年度第2回新座市緑化推進協議会(書面会議)
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市政運営 > 審議会等 > 新座市緑化推進協議会 > 令和3年度第2回新座市緑化推進協議会(書面会議)

本文

令和3年度第2回新座市緑化推進協議会(書面会議)

ページID:0117490 更新日:2021年12月15日更新 印刷ページ表示

開催日時

書面開催のため、委員への開催通知年月日
令和3年12月15日(水曜日)

出席委員

書面開催のため、意見等の提出があった委員

谷地田庸子、小野由美子、上田美小枝、小野澤健至、赤坂信、宮崎正浩、石井修、井口輝雄、西牧 善信、平片五十二、長谷川博正、山本 実

事務局職員

都市整備部副部長兼みどりと公園課長 久米田英之

みどりと公園課副課長 櫻井正博 

みどりと公園課専門員兼みどりの係長 新井崇子

みどりと公園課主任 木村俊介

みどりと公園課主任 下田尚希

会議内容

1 令和3年度第1回緑化推進協議会の意見等に係る修正について

2 その他の修正について

3 新座市みどりの基本計画(改定素案)第6章について

公開・非公開の別

書面開催

その他の必要事項

なし

審議の内容

1 令和3年度第1回緑化推進協議会の意見等に係る修正について

⑴ 事務局から質問・意見等提出書を送付する。

⑵ 委員の質疑及び意見の概要(→は質疑に対する事務局の回答)

・ 市民憩いの森でウォーキングやイベントを開催し、緑とふれ合う機会を作ってはどうか。

→ 市民憩いの森は、雑木林の保全が主な目的でありますので、みどりの役割や重要性を近隣住民に認識していただけるような「みどりと触れ合える機会」の提供方法を検討していきたいと考えております。

・ 身近な公園(都市公園)で、地域の人が花植えできる花壇スペースを作ってはどうか。

→ 現状、花を植えることができる花壇スペースがある公園は多数存在しており、ボランティア活動(新座市公園パートナー「花の広場」)として、花壇の維持管理等を行っていただける団体を募集しております。

・ 公園入り口には子どもたちが乗ってきた自転車が置かれていて、ベビーカー等で来た方が入りにくい事があるため、公園入り口付近に自転車やベビーカーを置くスペースを設ける事を提案いたします。

→ 駐輪場等については、要望などを踏まえ公園のスぺ―スを考慮しながら整備をしてまいります。

・ まずは駐車場を用意するか、現地までの公共交通機関の充実が必要と考える。また、緑地の一部にアスレチック施設等の遊具を設置できると、子ども連れの家族が利用されるようになると思う。

→ 市内に点在する管理緑地につきましては、近隣にお住まいの市民の皆様に、身近な生活の中で緑とのふれあいに親しんでいただくといった考えから、駐車場の設置は考えておりませんが、現在計画している新座セントラルキッズパーク(道場一丁目)や(仮称)大和田三丁目公園といった比較的大規模な公園については、駐車場や遊具の設置を検討しております。

・ バリアフリー化・ユニバーサルデザイン・親子が安心安全に楽しめる大型遊具・広々とした芝生があり、ボール投げやサッカー、バドミントンなどが自由にできる広大な多目的公園をつくるのが一番だと思う(予算や候補となる広大な敷地がない現状は理解しています)。

現在、新座市には小規模の公園・緑地が多く、手入れも行き届いていないように思われる。

・多目的トイレの整備

・駐車場、駐輪場の整備

・案内板や道路案内図を大きく、分かりやすく

利用者に周知させる工夫がほしい。

→ 公園及び緑地の管理については、小規模の公園等を含めると257か所あり、遊具の定期点検等といった、先ずは安全第一を優先に考えた管理をさせていただいております。

なお、御指摘の大型遊具や駐車場を備えた公園につきましては、現在、新座セントラルキッズパーク(道場一丁目地内)、(仮称)大和田三丁目公園を計画しているところです。

利用者への周知につきましては、HPの更新や案内看板の見直し等、すぐに対応可能なものから進めていきたいと思います。

・ 妙音沢特別緑地保全地区に三角形の空地があるが、登山地域で使われている「バイオマストイレ」があると利用者が増えるのではないか。

→ 妙音沢横の三角地用地の整備につきましては、妙音沢緑地整備計画案の中で、トイレや四阿(あずまや)、ベンチ等のほか、様々な要素を盛り込んだ修景施設の整備を計画しており、第5次新座市総合計画においても、整備の位置付けを検討しております。

「バイオマストイレ」については、具体的な整備計画を策定する際に検討させていただきます。

 

2 その他の修正について

⑴ 事務局から質問・意見等提出書を送付する。

⑵ 委員の質疑及び意見の概要(→は質疑に対する事務局の回答)

・ 再整備された志木駅南口には、樹木が少なく利便性先行の広場になっています。高い木は小鳥の宿となり、糞害、鳴き声の騒音等が問題視されるのであれば、低い樹木を植林したらどうか。

→ 志木駅南口駅前広場につきましては、「新座市みどりのまちづくり条例による公共施設の緑化基準」に基づき、道路延長の50%以上の植樹帯が設けられております。また、高木(成木としての樹高が350cm以上のもので、植栽時の樹高が1.0m以上のもの)につきましても、タクシー待機場付近に6本植えられております。

・ 東北二丁目の三軒屋公園及び東北コミュニティセンターの建て替えについて、多くの案が有ると思いますが、緑樹の有るスペースの確保の対策をしていただきたい。(例:屋上の利用等)

→ 三軒屋公園及び東北コミュニティセンターの建替えにおける緑樹につきましては、今後、具体的な計画を進めていく中で検討をしてまいります。

・ ガバメントクラウドファンディングについて、ウッドチップを散策路に撒き、散策したくなる、訪れたくなるような雑木林にしていただきたい。

→ ガバメントクラウドファンディングについて、目標金額に達しなかった分を補って予算に計上し、チッパー(粉砕機)を購入する予定となっております。

  ウッドチップを活用し「新座市グリーンサポーター」の協力のもと、魅力ある雑木林づくりを目指していきたいと考えております。

  また、ガバメントクラウドファンディングについての項目の追加を検討してまいります。

・ このコロナ禍を理由に色々なイベント(親子木工教室等)が中止になり、親子・親同士の交流ができる機会がどんどん減っている状況である。コロナが収まれば復活するのか。

→ 当課で実施している事業では、親子木工教室をはじめ、フラワーリメイク事業、新座駅南口公園ふれあい花壇事業、妙音沢クリーンアップ作戦がありますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、現在、すべて休止とさせていただいております。今後につきましては、コロナ禍の状況を見極めながら、事業規模を縮小して実施するなど再開に向けた検討をしてまいります。

また、計画への掲載につきましては、事業再開の見通し等を考慮し、検討をしてまいります。

・ まちづくりの指導が緩い規制で計画性もない。

→ 本市では、新座市みどりのまちづくり条例に基づき、一定規模以上の開発行為等を行おうとする事業者等に対して、緑化を義務付けています。以下、近隣市の開発行為等に伴う緑化基準等の状況ですが、努力義務規定や戸建て住宅に対する緑化義務がないなどの状況が見受けられ、本市の緑化に対する指導が著しく緩いという認識はございません。

 

近隣市の開発行為等に伴う緑化基準等の状況概要

表1

 

新座市

朝霞市

志木市

和光市

緑化面積等

事業区域面積の5%以上

開発区域の面積の10%以上

敷地面積の5~10%以上

開発行為等を行い区域の面積の10%以上

※ただし、一戸建ての住宅の用に供することを目的とする開発行為等を行う場合は緑化義務なし

規定等

義務規定

努力義務規定

努力義務規定

義務規定

 

※用途地域の区分や区域の面積等に応じ、必要緑化面積が変わるため、詳細については、各自治体のHP等で確認してください。

計画性については、都市緑地法に基づく「地区計画等の活用」や「緑化地域制度」などの活用が想定されますが、現在のところ活用するには至っておりません。今後の調査・研究課題として、ご意見を受け止めさせていただきます。

・ 地権者から土地の返還を求められたら返すしかなく、緑地確保の目標が崩れる。

→ 「憩いの森」については、地権者と協定を結び、市が管理させていただいておりますが、地権者からの要請により、協定を解除する状況が考えられます。対策として、公有地化を図ることにより保全していくのが一番の方法ですが、それには多額の費用が必要となります。

今後につきましても、返還を求められた際は、先ずは引き続き市が管理できるよう地権者と交渉させていただきます。

・ リサイクルシステムが悪く、枝等をチップにする機械もない。

→ 本市では、「残したい雑木林循環プロジェクト」と銘打ち、ガバメントクラウドファンディングを利用してチッパー(粉砕機)の購入ができるよう、ご協力をお願いしてまいりました。

目標金額に達しなかったものの、令和4年度にチッパーを購入する予定です。

・ 雑木林に朽ちている枝や立ち枯れの木があり、立ち入るには不安がある。また、人材不足でサポートする人間が老齢化し、手入れが儘ならない。散策路も広くゆったりした趣きが欲しい。

→ 「憩いの森」については、老木や枯損木が存する場所があり、看板等で枝折等の注意喚起、園路の一部閉鎖等の対策を行いつつ、順次、剪定・伐採を進めてまいります。

・ 熊谷市役所では「せんてい枝破砕機」を貸し出しているほか、アライグマやハクビシンの捕獲にも市が協力している。

→ 用具の貸し出しについては、今後の参考とさせていただきます。

本市においても、特定外来生物である「アライグマ」については、生息の確認ができた場合、市が箱罠の設置により捕獲を行っております。

・ 新座市みどりの基本計画(改定素案)第4章及び第5章

P5 4―4計画目標 ⑵緑地確保の目標水準

都市計画区域における雑木林確保の目標(ha)について

令和24年度の「都市計画区域における雑木林確保の目標(80ha)は、現時点で法的に保全されている雑木林(山林)のみの面積であり、民有地の雑木林(山林)は含まれていないとの説明であったが、それでは雑木林の確保の目標にならないのではないか。

緑化推進の観点から雑木林をできる限り残すということが方針なのであれば、民有地の雑木林もある程度残すことを目標に掲げるべきだと考える。

→ 都市計画区域における雑木林確保の目標である80haについては、御指摘のとおり、主なものは、法的に保全されている山林ではありますが、この中には未だに民有地として現存するもの(妙音沢緑地0.2ha)も含まれており、更に本市独自の制度である、緑の保全協定制度として、地権者と協定を結び市民ボランティアの皆様と保全に取り組んでいる民有地の雑木林(市内13か所 約7ha)も含むものです。

以上のことから、都市計画区域における雑木林確保の目標については、引き続き「80ha」の数値設定を考えております。

 

3 新座市みどりの基本計画(改定素案)第6章について

⑴ 事務局から質問・意見等提出書を送付する。

⑵ 委員の質疑及び意見の概要(→は質疑に対する事務局の回答)

・ 新座市みどりの基本計画(改定素案)第6章(以下、「改定素案」とする。)P2 みどりの配置方針6-2⑴4

都市環境を維持するみどりは、市内中央部、北部地域は配置方針図に示されているが、南部地域はどうなのか。

→ 「都市環境を維持するみどり」は商業地や工業・物流業務地、住宅地、沿道複合地など都市的な土地利用が多い地区をイメージして配置していますが、南部地域のひばりヶ丘駅北口周辺に位置する(都)ひばりヶ丘片山線(ひばり通り)沿道は用途地域的にも「近隣商業地域」に指定されているため、現在改定作業中の「都市計画マスタープラン」との整合を図りつつ、「都市環境を維持するみどり」への追加を検討いたします。

・ 改定素案P4 みどりの配置方針6-2⑵1 

日常的に利用できる公園を500m四方に1か所以上設置することについての現在の達成状況はどうなっているか。また、目標計画は何か所なのか。

→ 現在、日常的に利用できる公園(都市公園、準公園、児童遊園)が設置されていない地区は、東一・二丁目地区及び野火止八丁目地区(いずれも朝霞市との境)、畑中一・二丁目地区など、6箇所となっています。目標としては、6箇所すべてに都市公園又は児童遊園の設置が理想と考えておりますが、用地の確保及び遊具の設置には多大な費用が必要となることから、早急な公園整備は難しい状況です。

・ 改定素案P4 みどりの配置方針6-2⑵1

パークマネジメントの手法を具体的に教えてほしい。

→ 「パークマネジメント」とは、従来の行政主導の事業手法から転換し、市民・民間企業等と連携しながら市民の視点にたって整備・管理していくという考えです。

官民連携手法としては、地方自治法に基づく指定管理者制度、都市公園法に基づく設置管理許可等、PFI法に基づくPFI事業などがあります。

「パークマネジメント」の概要につきましては、用語集への掲載を予定しております。

・ 改定素案P4 みどりの配置方針6-2⑵3

小・中学校、また、幼稚園・保育園での学習活動で利用されたところはあるのか、状況を教えてほしい。

→ 所有者と協定を締結し、市で管理している「市民憩いの森」の一部については、「学校教育林」に位置付けられており、自然体験を通して自然の仕組みを学ぶ場として活用されています。

  現在、「学校教育林」についての掲載がないため、文言の追加を検討してまいります。

表2

学校名

学校教育林

西堀小学校

西堀二丁目憩いの森

新堀小学校

新堀一丁目憩いの森

東野小学校

東野緑地(都市公園)

 

 

 

 

 

 

 

 

・ 改定素案P4 みどりの配置方針6-2⑵4

レクリエーション利用効果を高めるためのネットワークとは具体的にどのようなものか。

→ 「レクリエーション利用効果を高めるためのネットワーク」については、主な緑地や公園を結ぶ道路の緑化や、緑道・遊歩道等を整備し、みどりの連続性を確保することをイメージしています。ウォーキングなどの運動機会の提供、心身のリフレッシュ、景観の向上などの効果が期待できます。

・ 改定素案P6 みどりの配置方針6-2⑶1

現在、土砂災害が懸念され、防止措置が急務と考えているところはあるのか。また、何か所を想定しているのか。

→ 当課が管理している緑地・公園等について、土砂災害の予防対策が急務と考えている場所はございません。

妙音沢特別緑地保全地区の一部について、急傾斜地崩壊危険区域に指定されておりますが、埼玉県において平成14年度に対策工事を行っております。

・ 改定素案P8 みどりの配置方針 6-2⑷3

みどりの質・量の確保について、数値的な目標は決まっているのか。

→ みどりの量の数値目標については、「新座市みどりの基本計画(改定素案)第4章4-4計画目標」のとおりです。みどりの質の数値目標はございません。

・ 改定素案P4 みどりの配置方針6-2⑵

住宅が密集していない辺りでのバーベキューなど、火の扱いができる緑地があると、利用者に喜ばれるのではと思う(ルールとして、自然保護のために直火禁止でバーベキューコンロを使い、ゴミは持ち帰りとする)。

→ レクリエーションの一つとして、バーベキューなどができる緑地があれば、2広域圏を対象とした緑地や3自然と触れ合える緑地に結びつき、多様化するレクリエーションの需要に応えることができると考えます。しかしながら、現在市が管理している緑地等は、住宅が密集または近接している場所がほとんどであり、また、火の始末について、他市では、火災防止と安全面から、火種の消化をスタッフが確認するなどのルールを設けており、煙害対策も踏まえ、本市での実現はなかなか難しい状況であります。

・ 改定素案全体

配置方針は市民の利用があって、初めて存在価値を発揮するものである。ユーザーとしての市民の利用導入を概略で結構なので、一項(例えば6-3として)設ける必要があると考える。

→ 「市民の利用」をテーマとした項目の追加を検討してまいります。

・ 改定素案全体

本文と図との関係を分かりやすくするために、図の凡例にも番号(本文の1、2など)を入れたらどうか。

→ 本文と図と凡例が全てリンクせず(番号が重複するものや番号が振られないものがある)、また、凡例内の文字数が多くなることにより、視認性が下がることから、番号の挿入は考えておりません。

なお、第6章については、文章と図が見開きで確認できる構成としています。

こちらの意見につきまして、委員の皆様の意見を次回会議時に伺いたいと思いますので、ご検討をお願いいたします。

・ 改定素案P10 みどりの配置方針6-2⑸

2「みどりのネットワークの形成」について、骨格となる緑地と市街地に残る樹林地や生産緑地などのみどりの拠点となるような、とあるが、生産緑地は拠点となり得るか。実際、整地はされているが、一部は更地のままであり、もったいない。道路に面したところに花や野菜類を植えている方もいるが、法律的になんとかならないのか。

→ 生産緑地については、第1章1-3「対象とするみどり」で法による地域性緑地と位置付けており、また、生産緑地法第三条第1項に「公害又は災害の防止、農林漁業と調和した都市環境の保全等良好な生活環境の確保に相当の効用があり、かつ、公共施設等の敷地の用に供する土地として適しているものであること。」とあり、市としては多目的保留地機能を有するみどりとして考えております。

また、同法第七条では、「生産緑地について使用又は収益をする権利を有する者は、当該生産緑地を農地等として管理しなければならない。」とありますが、休耕地(何らかの理由により一時的に耕作されていない状態)であっても、定期的に耕すなど適正に管理されている状態であれば、上記条文中の「農地等」に含まれると国土交通省から指針が示されております。

以上


新座市緑化推進協議会