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令和元年度第4回新座市総合計画審議会会議録

ページID:0084105 更新日:2020年2月27日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和2年1月31日(金曜日)
午後6時から午後7時30分まで

開催場所

市役所本庁舎 5階 全員協議会室

出席委員

星野 敦子(会長)、坪原 紳二、藤井 敏信、高橋 遼太、村上 俊之、赤川 治男、山野辺 範一、石井 英子、高野 光雄 、刈田 友枝、伊藤 まり子、納谷 眞、内藤 幸代、津川 清美、鈴木 芳宗、香川 弘樹、会田 晶子 全17名

事務局職員

総合政策部長 永尾郁夫、総合政策部副部長 平野静香、政策課長 工藤邦裕、政策係長 長瀬大輔、同係主任 河東竜太、同主任 松村勇輝、同主事 石郷久美歩

会議内容

  1. 開会
  2. 基本政策1 誰もが幸せを感じるまち【福祉健康】の修正について
  3. 基本政策2 生きる力と生きがいを育むまち【教育文化】について
  4. その他
  5. 閉会     

 会議資料

【当日配布資料】

  1. 新座市総合計画審議会 次第/委員名簿 (別ウィンドウ・PDFファイル・211KB)
  2. 資料1 基本政策1の修正について (別ウィンドウ・PDFファイル・289KB)
  3. 資料2 基本計画の検討資料(案) (別ウィンドウ・PDFファイル・1.06MB)
  4. 資料3 基本計画の検討資料(案)の一部修正について (別ウィンドウ・PDFファイル・573KB)

関係部署出席職員

教育総務部長 渡辺 哲也、学校教育部長 梅田 竜平

欠席委員

副会長 原田 晃樹、委員 肥田 菜美子、委員 前田 穂奈実

傍聴

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1   開会

午後6時開会

2 基本政策1 誰もが幸せを感じるまち【福祉健康】の修正について

⑴ 事務局説明

資料1 「基本政策1の修正について」に基づき事務局から概要説明を行った。

⑵ 審議経過

  •  基本政策1の修正については、事務局案のとおりで問題ないのではないか。
    → 委員了承。

2 基本政策2 生きる力と生きがいを育むまち【教育文化】について

⑴ 事務局説明

資料2 「基本計画の検討資料(案)」に基づき事務局から概要説明を行った。

⑵ 審議経過(・は委員の発言を、→は市の発言を表す。)

<基本政策2 全般>

  •  基本政策2は、1段落目に「誰もが」とあるので、全ての世代を対象としているとの認識だが、2段落目は「このため、子どもたちが」との文言から始まるため、子どもを対象にした政策となり、さらに3段落目は再度全ての世代を対象としているので、整理した方がよいのではないか。
    → 文章の構成について検討する。
  •  「子どもたちが、家庭や地域でのびのびと学ぶことができる機会の充実を図る」との文言があるが、どの施策領域を指すものか。
    → 基本政策2の複数の施策領域に係るものであり、広く捉えることができる表現として記載したものである。
  •  基本方向において「みんなで子育てを応援し」とあるが、基本政策にその要素が含まれていないのではないか。
    → 指摘の内容について確認の上、対応について検討する。

<テーマ1 就学前教育>

  •  主な施策展開にある「これから親になる世代や、子どもを見守ることが期待される世代」は具体的に何歳くらいを指すものか。
    → 具体的な年齢は指定していないが、これから親になる世代としては、主に10代後半~40代を、見守ることが期待される世代については特に制限がなく、高齢者や親世代、保育士等の幅広い世代を示すものである。
    → 包括的に政策を進める上での概念であり、年齢的な制限はないものと捉えてよいと考える。
  •  他自治体では中高一貫教育に取り組んでいるところもあるが、本市においては小中一貫への取組だけでなく、中高一貫も推進してほしいと考えている。また、小中一貫教育が円滑に進んでいない現状を見ると、幼稚園・保育園と小学校の連携は、より課題があると考える。
    → テーマ1では幼稚園・保育園と小学校の連携について記載しているものである。小・中・高の連携についてはテーマ2に位置付けている。就学前としては、小学校へのスムーズな接続が可能となるよう取組を進めている。
  •  学校教育の中に「特別支援教育の充実」について記載があるが、就学前教育にも同様の記載をするよう検討してほしい。新座市児童発達支援センター「アシタエール」では、障がいの区別なく就学前教育を実施している実績があり、利用者からの好評の声を聴いているため、記載すべきと考える。
    → 基本政策1のテーマ3「障がい者福祉」において、「障がい児の地域における日中活動や生活の拠点となる施設の充実」を位置付けている。このように分野をまたがる施策については、主となる施策領域の項目に記載することとしている。
  •  他の施策領域と比較して内容が少ないように感じた。人口を増やすことを目標としている中で、子育てをする世代にとっては重要な観点であると考える。
  •  市内の幼稚園は、民間の法人が運営しているため、行政の計画への位置付けが難しいものと考える。市として、各園の活動を連携・支援することは子育て世代を中心とした人口増加に向けたアピールになると考える。
     教育は費用がかかるが、公民館等を活用することで、低コストで学びの場を作ることも可能である。あわせて、発想力を育てることも重要と考えるため、型にはめられた教育だけでなく、自由に学ぶことができる場を作ることがよいと考える。また、平林寺等の歴史や四季折々を感じられる新座の特色を基本政策の中で示してもよいのではないか。

<テーマ2 学校教育>

  •  国内に外国人が増加しており、新座市においても留学生や働き手として増えていくものと考えられる。大学では多文化共生が重要視されており、学校教育の中でも位置付けるべきではないか。
     また、今後は外国籍の子どもが市内の学校に入学することも考えられるため、受入れ体制の整備等の支援が必要ではないか。
    → 指摘のとおり、外国籍の子どもが市内小中学校に就学しており、多文化共生や国際理解教育は必要な教育であるとの認識により、実施しているところである。直接の記載はないが、「施策1 教育内容の充実 ⑵豊かな心の育成」において、外国人だけでなく、障がい者等への理解を含めた施策としている。表現については改めて検討する。
  •  これからの時代に合わせ、ICT教育環境の整備やプログラミング教育の推進はよいものと考えるが、より具体的な内容を記載した方が分かりやすいのではないか。
    → 具体的な事業については実施計画の中で検討したい。
  •  国際化の問題のほかに「教育とは何か」を改めて考える必要がある。いろいろな施策があるが、それらの施策が子どもを縛ることになっていないかが懸念される。例えば、ベトナムや中国では、子どもが多くの本を積極的に読む姿が見られるが、日本においては、教育環境が充実しすぎているため、自ら学ぶことが少なくなっているように感じている。さらに、アメリカにおいては、大学を卒業した人の多くは大企業に入らず、自ら事業を始めることが多い。
     教育に必要な本質は想像力、意欲、発見力、人間力(質)の豊かさであり、現在の教育システムでそれらの力を育むことができるのかと感じている。
     新座独自の教育文化を作るのもよいのではないか。
    → 来年度から導入される新学習指導要領では、「何ができるようになるか」に主眼が置かれている。知識や技能だけでなく、思考力、判断力等を習得することを強く推進しようとしている内容であり、小・中学校における教育の中で、子どもの自立を促したいと考えている。これまでの教育を急に変えることは難しい部分もあるが、これからの社会で子どもたちが生き抜くための力を得られるよう取り組んでいきたい。
  •  子どもへの教育を進める上で、褒めることで自己肯定感を高めることも大切であると考える。
    → 市内の中学校において自己肯定感に関するセミナーを実施したところであり、褒められることが子どもの自己肯定や学びに向かう力を伸ばすことにつながるとの認識はある。記載については、改めて検討したい。
  •  資料に記載されている施策や取組を実施し、実現されれば素晴らしいとは思うが、自立心が高く、自分で自分の責任を持つような子どもを育てることはとても大変である。
     自分で考えて決めるということはとても重要であるが、まずは言われたことをまじめに守るという基本を守った上での話である。言われたことを守るという基本ができるようになった段階で、自分で考える力を育むといった構造が重要なのではないか。
  •  地震や台風などの災害が多発する中、新座市も防災教育について検討する必要があるのではないか。教育の創造の観点から、急な変化に対応できる力(英語:Resilience(レジリアンス))を養う必要があるのではないか。自然災害等への危機感を教育の中に含むことは、子どもたちの自立にもつながるのではないか。
  •  新学習指導要領の中で防災に関する記載もあるため、基本政策には記載しなくとも、基本計画に記載があってもよいのではないか。
    → 防災教育については、今後重要になっていく取組の一つと認識しているが、分野をまたがる施策であるため基本政策2と基本政策4のどちらに記載するか検討する。
  •  環境教育についても記載することはできないか。
    → 環境問題は大きな課題であり、SDGsとして持続可能な開発目標も示されている中で、学校教育でも取り上げられ始めているものである。「~教育」と呼ばれるものが増えている状況の中で、基本計画に記載するものを改めて整理したい。

<テーマ3 青少年健全育成>

  •  現状と課題に「青少年」と「子ども」との文言が出てくるが、その使い分けについて伺いたい。
    → 青少年は主に未成年を、子どもは主に小・中学生を示しているものである。
       現状と課題の4点目については、小・中学生の放課後の居場所に関する事業を示しているものである。現状の取組として、このような子どもの安全・安心な居場所づくりに高校生や大学生がボランティアとして協力していただいている。

<テーマ4 生涯学習>

  •  本市にある公民館やコミュニティセンターは暗いイメージがあり、必要がなければ足を運ばないものと感じている。武蔵野市には、明るい雰囲気のコミュニティセンター等の公共施設があり、用事がなくても市民が立ち寄れるような場となっている。
     例えば、武蔵境駅前にある複合施設では、図書館を中心にカフェが併設されていたり、市民活動や生涯学習を支援する機能を有していたりして、市民が立ち寄りやすい施設になっている。新座市ではそのように明るく開かれた施設を設置する計画はないのか。
    → 公民館やコミュニティセンターは利用者の高齢化やサークルの減少という課題を抱えており、今後、若い世代が気軽に立ち寄ってくれる場にしていきたい。学習スペースを作り、子どもたちが勉強できる環境を整えたいと考えている。例えば、ふるさと新座館は比較的新しい施設として、人が多く立ち寄っている場となっており、子どもの遊ぶ姿や勉強している姿もよく見受けられる。全ての公民館等がこのようになっていくことを目指していきたい。
  •  地域の支え合いや子どもの居場所づくり等、福祉や教育、生涯学習の各分野は縦割りの事業となってしまっており、横ぐしを入れる必要がある。
  •  資格を持つ市民等がその知識を広げることができる場を設け、人材を活用するとよいと考える。新座市は比較的市民活動が盛んだと思われるので、そういう場と結びつけられれば、高齢者の生きがいの創出にもつながるのではないか。
    → 市では、ボランティアバンクを設置し、約120名の方に登録いただいており、個人の持っている資格や能力を地域の中で活用していただいている。この制度をより活発化させ、人材を活用していく必要があると考えている。市民総合大学においては、学習された方が卒業後、サポーターとして市の取組に御協力いただくなど、地域の方々が活躍している実績もあり、今後も活発に展開していきたい。
  •  今後、新座市は近隣の市区町村の中でも高齢者が多くなると捉えている。市内で介護施設が建設されると、入居者として東京から多くの方が来ている印象である。今後、老々介護等の問題はますます増加すると考えている。
     市内3大学の学生の力を活用することについては、他の施策領域でも挙げられているが、高齢者の抱える課題に対して外国人の力を活用することも方策として有効ではないか。また、こういった活用が新座らしさにつながるのではないか。
  •  新座らしさは人によって捉え方が異なるものであるため、集約し、各論に反映することは難しいものと考える。

<テーマ5 文化芸術>

  •  施策1 文化芸術活動の振興 ⑵文化芸術活動振興のためのネットワークづくりにおいて、「ネットワークの形成を支援する」との記載があるが、具体的にはどのような施策を想定しているか。市では団体との関わり方を見直している中で、ネットワークづくりを推進することは現状では難しいのではないか。
    → 文化祭については、多くの団体が所属する文化協会を中心に実施していただいており、このように各団体が自主的に運営していくことが望ましいと考えている。一方で、文化協会内での団体間の調整や非加盟団体との情報共有などを実施することは、市の支援事業として実施すべきであると考えている。現時点では、具体的な事業内容として確立していないが、情報を集約して提供する等の相互連携や情報共有を実施し、団体間のネットワーク化を図っていきたい。
     また、文化施設には指定管理者制度を導入しているが、指定管理者は他自治体の文化施設も管理・運営している実績があるため、施設間での情報提供や連携事業の実施なども進めていけたらよいと考えている。

<テーマ6 スポーツ・レクリエーション>

  •  意見等特になし。

3 その他

 第5回会議について

 第5回の審議会を開催する。

4 閉会

午後7時30分閉会

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新座市総合計画審議会