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平成27年7月2日(水曜日)
午前10時から午前11時30分まで
中央図書館2階 会議室兼視聴覚室
坂本純子委員長、梅田充子副委員長、田中眞由美委員、原繁委員、児玉裕子委員、大宮明子委員、石川敬史委員、仲山絵美委員 全8名
金子教育長
教育総務部大熊部長、渡辺副部長
中央図書館:廿楽館長、増田副館長、谷山主査(司会)、窪寺(書記)
福祉の里図書館:日暮館長
生涯学習センター:田部井館長
公開
(傍聴者0人)
坂本委員よりビブリオバトルのチラシ配布あり。
図書館規則の規定に従い、委員の互選により決定。
坂本委員を委員長に、梅田委員を副委員長とする。
⑴ 平成26年度事業報告について
ア 事務局説明(資料1)
※資料に沿って説明
イ 審議経過
・ 音訳テープの所蔵数が平成25年度から平成26年度にかけて減っているのはなぜか。
→ 経年劣化により除籍した物が多い。テープという性質上、劣化によりデッキの故障原因となる恐れがある。
利用者からの希望により小説などを音訳した物が多いが、最近では新座市未所蔵の音訳資料に希望があった際は、
県立図書館などから借用することで対応している。
・ 所蔵資料のうち絵画(複製)とはどんなものか。
市内の著名な画家による原画があったらどうか。地元の作家の絵に触れる良い機会となるのではないか。
→ 壁掛け型の絵画で、主に学校に貸し出している。図書館所蔵の絵画は古いものが多く、整理が必要と考えている。
保管場所の確保などの問題があり、新たに受け入れるのは現状では難しい。
・ 資料にある利用者数というのは、入館者数のことか。
→ 入館者数ではなく、貸出者数である。同日に複数館で貸出を行う利用者もいるため、延べ人数となる。
⑵ 平成27年度予算及び事業計画について
ア 事務局説明(資料2及び資料3)
※資料に沿って説明。
イ 審議経過
・ 図書館費、図書購入費が減額となっている理由は。
→ 市の財政状況によるものである。また、昨年度は中央図書館の改修工事により収容量が増えたため、
前年度比約400万円を図書購入に充て蔵書の充実を図った。今回の減額は約400万円であり、昨年度の
増額分とほぼ同じである。
・ 6月の蔵書点検における不明資料が210点とのことだが、数としては多いのか。
また、不明資料の内訳(一般書、児童書等)は。
→ 不明率は高い方ではない。不明資料の内訳は把握していないが、不明となる理由は2点考えられる。
1点目は図書館の窓口で、貸出処理時に資料ID(バーコード)のスキャン漏れがあり、在庫状態のまま利用者に
貸し出されたケースである。
2点目は利用者が、貸出手続をせずに持ち帰ってしまうケースである。
どちらの場合も、蔵書点検後に返却があれば不明状態が解消されていくので、実際の不明率は低くなると思われる。
・ 蔵書点検では、破損している本なども確認しているのか。
→ 図書館では、利用者から返却を受けた時点で本の破損等を確認している。
蔵書点検でも本の状態を確認するが、破損は見当たらなかった。
・ 「図書館カフェ」とはどのような事業か。運営はどこがするのか。
→ 図書館前広場にテーブルといすをセットし、コーヒーや菓子等を用意する。図書は貸出手続済のものをカフェで
読んでいただく。雨天の場合は市民会館2階の会議室を予定している。
カフェの運営、出店の事業所等は検討中。和光市での事例等を参考に、障がい者福祉課や社会福祉協議会等と
調整する予定である。
・ 学校図書館でも蔵書点検をしているが、複数年にわたり不明となった資料についてはどのように処理しているか。
→ 複数年にわたり不明になった資料は、3年連続経過で自動的に除籍としている。
・ 平成27年度事業計画について、2点お聞きしたい。
1点目は7月の教員の研修受入れ、2点目は2月のボランティア委嘱について、詳細を教えてほしい。
→ 1点目の教員の研修受入れについては、まず5年経験教員社会貢献活動体験研修があり、こちらは指導課主導で
実施しており、研修対象となる施設は図書館以外にもある。主にカウンター業務や調べ学習に役立つ内容を
実習していただく。20年経験教員研修については、教員自身が研修先を選び、直接問合せがあって
受け入れるものである。
2点目、ボランティア委嘱については、12月に終了する子どもの読書ボランティア養成講座を修了した方に対し
行うものである。図書館で活動するボランティアについては、「新座市立図書館ボランティア」と「新座市子どもの読書応援
サポーター」という2本立てとなっており、市民総合大学を修了したサポーターが、ブックスタートやブックトークなどの養成
講座を経てボランティアとなる。図書館ボランティアは、サポーターが発展したイメージである。
・ 以前、保健センターでの健診の際、健診後に読み聞かせをするということがあったように思うが、現在はどうか。
→ 保健センターでの3~4か月児健診時、健診後に1対1で本を紹介する「はじめてブック」事業として実施している。
その場で読み聞かせをすることもあり、絵本に対する赤ちゃんの反応を、保護者の方に見ていただける機会となっている。
⑶ 諸報告
ア 事務局説明
・ 7月1日付け人事異動について
(1)中央図書館 専門員兼奉仕係長 足立尚子
→福祉の里図書館 専門員兼奉仕係長
(2)福祉の里図書館 専門員兼奉仕係長 村山倫子
→生涯学習センター(にいざほっとぷらざ) 専門員
(3)生涯学習センター(にいざほっとぷらざ) 専門員 小堀塩子
→中央図書館 専門員兼奉仕係長
・ 大和田公民館図書室の開館時間変更について
これまで、午後1時から午後5時までの開館(図書館職員による貸出)であったところを、
平成27年7月1日から、午前10時から午後5時までとした。
図書館だより7月号表紙下部にも掲載している。
イ 審議経過(その他質問等)
・ 現在話題となっている本、「絶歌」(太田出版)は購入するのか。
→ 購入検討中である。他市の状況を確認していく。利用者からのリクエストは入っている状態である。
・ 大阪府立大学が進めている「まちのライブラリー」について、図書館としてはどのように考えているか。
春日部市や練馬区でも活動例がある。市内の文庫活動状況について知りたい。
→ 集会所に本を置くなど、町内会と協力して活動するのはどうか。
・ 新座市の文庫活動については詳細を把握していないが、各集会所には50冊程度団体貸出しをしている。また、
商店会の事業所に対し、商店会連絡会で団体貸出しを紹介した。事業所の人に自身で本を選び、借りて頂き、
事業所で図書コーナーとして利用して頂くものである。事業所において個人への貸出しはできない。
中央図書館帳から委員長へ諮問文書を交付。
ア 事務局説明(資料4)
今後の策定スケジュールについて、資料に沿って説明
午前11時30分閉会