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平成27年度第2回新座市立図書館協議会会議録

ページID:0039141 更新日:2015年9月11日更新 印刷ページ表示

開催日時

平成27年8月27日(木曜日)
午前10時から午前11時45分まで

開催場所

中央図書館2階 会議室兼視聴覚室

出席委員

坂本純子委員長、梅田充子副委員長、竹内勘次委員、田中眞由美委員、原繁委員、大宮明子委員、原田由枝委員、石川敬史委員、仲山絵美委員 全9名

事務局職員

教育総務部大熊部長
中央図書館:廿楽館長、増田副館長、小堀専門員兼奉仕係長(記録)、谷山主査(司会)

会議内容

  1. 開会
  2. 教育総務部長挨拶
  3. 委員長挨拶
  4. 議題
    ⑴ (仮称)第3次新座市子ども読書活動推進計画について
    ⑵ 諸報告
  5. 副委員長挨拶
  6. 閉会

 会議資料

  1.  (仮称)第3次新座市子ども読書活動推進計画(第1案)
  2.  (仮称)第3次新座市子ども読書活動推進計画(第1案)新規事業及び第2次計画からの廃止事業
  3.  新座市子ども読書活動推進計画 第2次計画における取組・成果と第3次計画における位置付け
  4.  (仮称)第3次新座市子ども読書活動推進計画(第1案)正誤表
  5.  図書館だより平成27年9月号(参考)
       *1~3は事前送付、4、5は当日配布

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人) 

その他の必要事項

  坂本委員より鎌倉市立図書館のツイッター記事の配布あり

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

2 教育総務部長挨拶

3 委員長挨拶

4 議題

⑴ (仮称)第3次新座市子ども読書活動推進計画について

  ア 事務局説明(資料1)

 第3次計画の構成等については、第2次計画の構成を踏襲しつつ、子どもの読書に関わる動向や、第2次計画の成果など、新しい情報を組み込むとともに、取組については、実態に合わせたものを実施していくこととして作成した。

 総論の第1章、計画策定の趣旨について、子どもの読書に関する基本的な考え方については変更がなく、若干、文言の整理をしたが、第2次計画とほぼ同様の内容となっている。

 1、計画策定の目的については、第2次計画と同じ内容となっている。第2次計画においては第1次計画となっていた部分が、第3次計画の策定に合わせて内容を変更しているだけだ。参考として付けた「国、埼玉県及び新座市における子どもの読書活動推進に関する動向」については、p3目の平成23年以降が新しい情報となっている。

 2、計画の期間については、平成28年度から32年度までの5年間となっている。

 3、計画の構成、4、基本方針については、第2次計画からの変更はない。 

 第2章は、第2次計画期間における取組・成果と課題となっている。

 第2次計画と比べ、家庭、図書館、学校など、それぞれの機関における推進についての成果を詳しく述べている。また、第2次計画ではなかった事業の実施回数や参加人数等、いくつかの指標を数値化し、成果として示している。なお、第2次計画の全ての取組・成果については、「第2次計画における取組・成果と第3次計画における位置付け」に示しているので参考にしていただきたい。

 1、家庭、地域における推進から、⑴家庭における推進について、子どもの読書の推進は、まず家庭が核になることから、家への啓発を含め、図書館や公民館を中心とした関係機関が、様々な事業を実施してきた。

 ⑵図書館における推進について、おはなし会や講座などの館内サービスはもとより、ブックスタートや学級訪問など、図書館職員が外に出てサービスを行う、アウトリーチサービスに力を入れ、年齢やニーズに合わせたきめ細かい事業を実施してきた。また、第2次計画期間中に、あかちゃんタイムなどの新規事業も開始している。

 主な成果として、3つの事業の成果を載せている。特に、出前講座は市民からの申込に応じて行っている事業で、図書館は「はじめて絵本入門」と「おはなし会入門」のメニューを用意している。申込が増えているということで、市民の子どもの読書に対する関心の高さを伺うことができる。

⑶公民館における推進について、読み聞かせ事業や、家庭教育講座において子どもの読書に関する内容を含めて実施するなどの推進を図った。

 ⑷児童センター、保健センター及び地域子育て支援センター・つどいの広場における推進については、それぞれ機関の特色を生かし、子どもの読書に関する事業を実施した。

 ⑸ボランティア団体における推進については、市民大学の修了生が作った自主グループが増え、公共施設等での読み聞かせを実施した。また、生涯学習ボランティアバンクの利用件数も増えている。 

 次に、2、学校等における推進から、⑴小学校・中学校における推進について、朝の一斉読書活動などの取組がなされた。成果として学校図書館の貸出冊数を載せているが、小中学校とも、児童・生徒一人当たりの貸出冊数が増えている。

 ⑵幼稚園・保育園、障がい児施設及び放課後児童保育室における推進については、読み聞かせ等の事業を実施した。 

 3、図書館、学校及びボランティア団体等との連携・協力については、図書館において、ボランティアが一堂に会する機会や、おはなし会マラソンのような団体の交流の機会を作った。また、図書館ホームページには、読み聞かせ団体の活動を載せている。

 これらの取組・成果を踏まえ、課題としては、第2次計画と同様に、各機関の事業を充実させるとともに、連携の強化の必要性を挙げている。なお、第2次計画で課題としていた学校図書館と市立図書館の図書データベースの一元化の実施と、図書館及び学校図書館の配送のシステムについて、第3次計画では取組事項から外すこととし、課題としては削除した。このことについては、のちほど、具体的な取組の中で説明する。

 2、子どもの読書活動を推進するための環境の整備・充実の、取組・成果について

 1、図書館の整備充実については、特に、平成24年度から25年度にかけて実施した、中央図書館の改修工事により、館内のリニューアルや授乳室を新設した。また、図書の整備を充実させるとともに、平成26年度には、子育て支援コーナーを設置した。

 その成果として、児童書の購入冊数や貸出冊数が増えている。

 2、学校図書館については、中学校の学校図書館図書標準の充足率が向上している。また、学校図書館の改修についても、第2次計画のスタートである23年度に、小学校5校について実施してから、平成26年度までに、合計、小学校9校、中学校3校の改修を実施した。

 これらを踏まえた課題として、図書館においては、図書の充実、学校においては、学校内での推進体制の確立を挙げている。

 なお、第2次計画では、中学校の学校図書館図書標準の向上を挙げていたが、小中学校とも98%に達していることが良い状況ととらえ、今回は盛り込んでいない。また、⑷として、新たに学校図書館及び図書館の連携強化を挙げたが、これについては、具体的な取組の中で説明する。

 3、子どもの読書活動に関する啓発・広報の推進の、取組・成果について、特に、⑵学校において必読図書が完成し、児童・生徒の読書活動に資している。

 課題については、⑴、⑵は第2次計画と同様だが、⑶として新たに、図書館において、基本図書リストと中高生向けブックリストの作成がまだできていなかったので、課題として取り上げた。 

 最後に、4、子どもが読書に親しむための推進体制として、第2次計画と同様の内容としているが、「窓口を設置しました。」という文言は第1次計画の成果だったので、第2次に適した文言を検討する。

イ 審議経過

 ・ 総論、第2計画の取組と成果についての意見質問はあるか。図書館の改修工事が行われたが、計画に載っていないにしても、その足跡を書き記した方が良いのではないか。コラム的に入れても、後々参考になるのではないか。

 → p9 1 図書館の整備・充実で、「中央図書館では、平成24年6月1日から(中略)授乳室を新設しました。」とあるが、それ以外にということか。休館中は、業務を全く停止していたわけではなく、リクエスト資料の臨時窓口での受け渡しや、ボランティア養成講座を場所を変えて行ったり、市民総合大学を行ったので、成果に入れるか、具体的な取組に入れるか検討することとする。

・ 新座市の子どもの読書活動中で、これだけ数値が上がっていることに感銘を受けた。 p1 1 計画策定の目的の中で、「子どもの読書活動の推進に関する法律」の基本理念から引用をしている箇所があるが、引用部分の出典を明記した方がよい。 p4~5は、第2次計画と変わらないということだが、新座市の教育ビジョン、教育方針の中で、子どもの読書、子どもの読書計画がどのように位置付けられているかを図などで明確にした方がよいと思う。 p6~8の取組・成果、課題について取組・成果の分量に比べ、課題がp8にあるだけだが、2次計画の時はそれぞれにあったので、家庭や学校についての課題も載せた方がよい。

→ 法律の基本理念からの引用については、明記します。新座の教育ビジョンとの関連については、「新座の教育」にもあるとおり市の教育行政重点施策と関連付けながら、表現を検討させていただく。第2章における取組・成果、課題については、今回成果の方にボリュームを置いてしまったので、課題の部分が少なくなってしまった。1、2、3の推進項目ごとに取組・成果、課題を載せていく方向でよいか。

・ 体系表のような形はどうか。

→ 体系表については、具体的な取組が固まった時点で、改めて御審議いただきたい。

→ 第2部 各論について、1、家庭、地域における推進のうち、⑴家庭における推進については、第2次計画と変更はない。家庭における読書活動の推進のため、子育てに関わる機関が支援する体制をとっていくこととする。 11ページから12ページにかけて、⑵、図書館における推進 【現状及び課題】については、中央図書館の改修工事によるおはなしコーナーのリニューアルや、あかちゃんタイムなどの新規事業を盛り込んだ。【施策の方向】については変更はない。13ページの具体的な取組については、これまでの取組に加え、新規事業の資料に掲げている5つの事業を追加した。5つの新規事業のうち、3番目、としょかんこどもだよりについては、以前から実施していたが、これまでの計画に載せていなかったので掲載した。2番目のビブリオバトルについては、図書館の新たな試みとして、新座子育てネットワークの坂本委員に御指導をお願いしながら、実施していきたいと思う。ほか、あかちゃんタイム、としょかん一年生事業、読書貯金通帳については、第2次計画期間中に開始した事業となっている。なお、第2次計画においては、はじめて絵本の充実と貸出しの促進を掲げていたが、第2章、図書館の整備・充実に移動したので、のちほど説明する。
 15ページ、⑶、公民館における推進では、【現状及び課題】で、第2次計画では、図書室を併設している公民館・コミュニティセンター4か所だったが、図書室がない館でも実施したので、「図書室を併設している」を取り、「6か所」に変更した。【施策の方向】、具体的な取組に変更はない。
 16ページ、⑷、児童センターにおける推進については、【現状及び課題】【施策の方向】に変更はなく、新規事業として、子どもの読書活動推進に役立てる事業の実施を、内容として、「子どもの読書の機会を提供するため、特色ある事業を企画します。」と盛り込んだ。これについては、新規事業・廃止事業の資料の2ページ目もご覧いただきたい。新座市の児童センターの運営については、平成25年度から指定管理者制度を導入し、現在、坂本委員が代表を務める新座子育てネットワークが運営している。ビブリオバトルなど、読書に関する事業を実施していただいているが、児童センターを所管する市の子育て支援課と調整し、本計画は市の計画であることから、計画期間中に運営形態や事業者が変更しても柔軟に対応できるよう、具体的な取組としてこのように標記した上で、実績調査として、何を実施し、どれぐらいの参加があったかなどを把握していきたいと思う。
 16ページ、⑸、保健センターにおける推進について【現状及び課題】は、配布者数の数字を新しいものに変更している。【施策の方向】に変更はない。具体的な取組について、3番目、保護者を対象とした読書活動啓発事業への参加促進について、文言を変更した。第2計画では、具体的な取組を「読み聞かせ講座等への参加促進」としていたが、これは、ほかの機関の具体的な取組として挙げている「保護者を対象とした読書活動啓発事業への参加促進」と同じ趣旨であることから、記述を合わせることとした。絵本講座や読み聞かせ講座の周知という内容の変更はない。
 17ページ、⑹、地域子育て支援センター・つどいの広場における推進では、【現状及び課題】で、支援センターの数を8か所から12か所に変更している。
 【施策の方向】、具体的な取組に変更はない。18ページ、⑺、ボランティア団体における推進では、【現状及び課題】で、図書館のボランティアの数が、平成27年現在で約170名に変更している。また、第2次計画においては、家庭文庫1か所と記載していたが、この家庭文庫は廃止されたということ、また、図書館としては新たな家庭文庫を把握していないことから、第3次計画では削除している。【施策の方向】、具体的な取組に変更はない。
 次に、新規事業・廃止事業の資料の4ページで、第2次計画では、⑺、ボランティア団体における推進の次に、⑻として「彩の国5つのふれあい県民運動」という、県の事業の推進を載せていたが、この事業が終了したこと、また、市の指導課に問い合わせたところ、現在類似事業は行われていないということで、記述は全て削除した。
 次に、19ページ、2、学校等における推進で、⑴、小中学校における推進では、【現状及び課題】【施策の方向】に変更はない。20ページ、具体的な取組については、新規事業・廃止事業の資料の2ページで、これまでの取組に加え、暗唱大会を追加、また、図書館との連携として、教員と中学生の実習の受入れを、それぞれ挙げている。中学生の実習については、図書館の取組の中で、中高生のインターンシップの受入れとして挙げていたので、(再掲)と付けている。また、文言の変更が2か所ある。第3次計画の位置付けとした資料、(10ページ)1点目、(3)必読図書については、第2次計画において作成したので、第3次計画では、作成ではなく、活用に変更している。2点目は、位置付けの資料11ページ(5)、障がい児の読書活動についての研修会への参加については、実態として、読書活動に特定した研修に参加しているのではなく、特別支援学級の教員を対象にした研修に、障がい児の読書活動についての内容を盛り込んでいるとのことだったので、文言を実態に合わせて変更した。
 ⑵、幼稚園や保育園における推進については、【現状及び課題】で、幼稚園は(認定こども園)の記述を追加、保育園は数が24から29に変更している。【施策の方向】、具体的な取組に変更はない。
 21ページ、⑶、障がい児施設における推進、22ページ、⑷、放課後児童保育室における推進は全く変更がない。
 23ページ、⑸として、全くの新規で、ココフレンドにおける推進を盛り込んた。◆23ページ読み上げ◆
 3、図書館、学校及びボランティア団体等との連携・協力について【現状及び課題】【施策の方向】に変更はない。24ページ、具体的な取組では、4つあるうちの上3つが新規事業で、いずれも図書館が既に実施している事業を掲げた。

・p17のつどいの広場は子育て支援センターに変更になった。

→「地域子育て支援センターが12か所、つどいの広場が1か所ありあり」を「地域子育て支援センターが13か所あり」と変更する。

・おすすめの絵本リスト、小学生向けのブックリストを載せてはいかがか。

→ブックリストについては、一般の方々の眼に触れることはないので、次回の協議会で、実際にブック・リストを見ていただき、どのような方法で配布するのがよいのか考えていきたい。
 「はじめてブックコーナー」では、乳幼児向けのブックリストを置いて、できるだけ多くの人の目に触れるようにしている。
 朝霞地区四市の計画には付いていなかったので、読書計画に付けるのか、他市の読書計画の状況を参考にしながら検討させていただきたい。

・p21 障がい児施設における推進について、八石小学校には特別支援学級があるが、特別支援学級へ読み聞かせを入れてはどうか。

→小学校からの要望があれば、図書館職員と読書ボランティアが出かけていく学級訪問の中で行っている。

・市内の障がい児施設には出かけていないのか。

→図書館だよりを配布しているが、図書館の事業を周知して更に活用していただけるようにしていきたい。

・障がい児施設における推進で、平成23年から平成26年まで団体貸出の利用がゼロであるが、現場の先生たちに余裕がない。図書館からの支援が必要なのではないか。

→そう感じる。研修会への参加についても情報がないということなので、県に問合わせる等、情報提供や資料のサポートをしていく必要があると感じる。
 図書館の読み聞かせについても、第3次計画ではもっと積極的にアプローチしていく必要があると感じる。
 ボランティアを紹介するなど、読書活動をコーディネートしていきたい。

・親が子どもの障がいについて理解を深める本を提供する等、バックアップを進めてほしい。
 テーマ別の本を団体貸出する方法もある。

→第2章、子どもの読書活動を推進するための環境の整備・充実 1、図書館の整備・充実 ⑴、図書の整備、充実について、【現状及び課題】は蔵書冊数などを最新の数字に変更した。また、最後に、常設コーナーの充実について触れる記述を追加、【施策の方向】に変更はない。具体的な取組については、「はじめてブックコーナー」の充実について、第1章から移動した。また、新規として、平成20年度に設置したティーンズコーナー、平成26年度に設置した子育て支援コーナーの充実を追加した。

 ⑵、設備等の整備・充実については、第2次計画で大きな課題であった、中央図書館の改修が完了したので、【現状及び課題】【施策の方向】具体的な取組において、今後は、必要に応じて図書館・図書室の改修・修繕を行っていく旨を盛り込んだ。
 27ページ、⑶、司書・児童サービス担当職員の充実について、第2次計画においては、司書の充実としていたが、司書資格を持たない職員においても、人材の育成を図ることができるよう、児童サービス担当職員の文言を追加し、【現状及び課題】についても、その旨を追加している。また、具体的な取組は、研修会等への参加であったのに対し、第3次計画では、第1章のから再掲として、児童サービス担当職員の研修の実施とした。
 2、学校図書館の整備充実 ⑴、図書の整備・充実では【現状及び課題】について、学校図書館図書標準の充足率を最新のものに変更した。【施策の方向】、具体的な取組に変更はない。
 28ページ、⑵、設備等の整備・充実で、学校図書館の改修については、今後も、必要に応じて実施していくこととしている。
 次に、学校図書館と市立図書館の図書データの一元化と、配送のシステムだが、これについては廃止とする。◆新規事業・廃止事業の資料の6ページ読む。◆ そこで、学校図書館と市立図書館の連携の在り方だが、【施策の方向】にあるとおり、既に構築されている図書館ホームページの検索機能と、物流システムを活用し、連携を強化していくこととした。
 29ページ、⑶、学校図書館の活用を充実していくための人的配置の推進で、【現状及び課題】【施策の方向】の変更はない。具体的な取組の「教員の司書教諭資格取得の促進」を廃止する。◆新規事業・廃止事業の資料6ページ読む。◆
 30ページ、第3章、1、「子ども読書の日」を中心とした啓発・広報については、全く変更はない。
 31ページ、2、優良図書の普及については、【現状及び課題】の中ほどに「としょかん1年生パック」におすすめの本のリストを封入している旨を追加した。また、必読図書について、作成を活用に変更している。
 32ページ、第4章、子どもが読書に親しむための推進体制の整備について、【現状及び課題】の4行目、「新座市立図書館協議会においては、」から、7行目、「相互の連携を図っています。」までを追加し、学校図書館と市立図書館の相互の連携について、具体的な内容を示している。【施策の方向】、具体的な取組の変更はない。

・廃止事業の(2)学校図書館と図書館の図書データベースの一元化、学校図書館間と図書館の図書の配送で、第2次計画の策定の中で、小中学校との連携と共に大学図書館とも連携できないかという話があったが、その点はどうか。

→この計画の対象者が、概ね高校生までを対象としていることから、大学の部分は割愛させていただいたのではないか。
 図書館の物流については各分館へ資料の配送をしているが、そのシステムを活用して実際にかなりの量を小学校へも配送しており、配送量も年々増えている。それ以外にも公民館の講座で使う資料の配送もある。
 今のところ高校、大学からの要望は無いが、要望が出た場合、配送量、配送距離について検討を要するだろう。

・第3次の計画には難しいかも知れないが、学校図書館の位置付けは大きいと考える。改正学校図書館法で司書の設置規定が変わった。
 (1)新座市の図書整理委員は、教育カリキュラムや生徒の調べ学習とかかわる学校司書になるのか。学校司書の配置についてはどのような状況か。
 (2)学校図書館は児童・生徒の探求型学習、調べ学習を支援する必要があるが、図書館としての方向性を伺いたい。

→(1)については、「学校図書館法の一部を改正する法律」で、学校司書の配置については努力義務になっている。今回の策定に当たり、市の学務課と学校図書館の人的配置について調整した結果、学校司書について、第3次計画には盛り込まないこととした。
 この法律では、学校司書としての資格の在り方、その養成の在り方等の検討を行い、必要な措置を講じることとなっており、学校司書の配置は努力義務になっている。どのような形で設置するのか自治体で考えていく必要がある。新座市は、図書整理員を全校配置しているので、図書整理員の資質を向上させ、司書教諭と連携していくことが望まれる。図書主任、司書教諭、図書整理員をどのようにしていくのか、国の動向を注視しながら進めていきたい。
 (2)の探求型学習の支援については、p28の【施策の方向】で、図書館ホームページの検索や図書館物流システムの活用を載せている。具体的な取組では載せていないがいかがか。

・学校の役割は大きい。学校の役割についてもう少し書いてはどうか。図書整理員になるのに司書資格は必要か。

→必ずではないが、持っているのが望ましい。実際の司書資格の有無については次回の図書館協議会でお示ししたい。
 教員の資格の取得が難しいのであれば、図書整理員の資格取得向上の道もある。図書整理員のステップアップ、資格取得のサポートが必要だ。

・「探求型学習」の文言を入れるとよい。国の読書推進もアクセルが入っている。新座の読書推進としても、学校現場やボランティアの会議を設けるなど、新しい場を作る機会があればよい。
 子どもの読書にインターネット情報が入ってきているので、本とインターネットの垣根が無くなってきている。情報リテラシーの教育は、新座市ではどこがやるのか。
 計画の期間が5年間と長いので、今回は無理としても、次回はあってもいいのではないか。

→情報リテラシー教育の必要は感じている。3次の計画には盛り込めないかもしれないが、国と県の最新の上位計画を見て内容を精査し、今後の事業として検討していきたい。

⑵ 諸報告

 ア 事務局説明(資料2及び資料3)

 (1)梅田副委員長が全国図書館協議会で表彰された。おめでとうございます。

 (2)第3回の候補日について

 10月15日(木曜日)、10月20日(火曜日)、10月21日(水曜日)、10月21日(木曜日)を予定している。
 改めて予定を伺うのでよろしくお願いしたい。

 

5 副委員長挨拶 

6 閉会

午前11時45分閉会


新座市立図書館協議会