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令和5年度第1回新座市立図書館協議会会議録

ページID:0131565 更新日:2023年8月20日更新 印刷ページ表示

 

 

開催日時

令和5年7月25日(火曜日)
午後2時から午後3時30分まで

開催場所

中央図書館 2階 会議室兼視聴覚室

出席委員

坂本純子委員長、石川敬史副委員長、大宮明子委員、鈴木芳宗委員、櫻谷香代子委員、結城美千代委員、新保藤子委員、見世瑛子委員、田部井利江委員、浜田祐加委員(10名)

事務局職員

金子教育長、齋藤教育総務部長、金子教育総務部副部長、中央図書館:山崎館長、小泉副館長兼奉仕係長、島田専門員(司会)、木下(記録)、福祉の里図書館:岡田館長

会議内容

1 開会
2 教育長挨拶
3 発令通知交付
4 委員自己紹介
5 職員紹介
6 委員長及び副委員長選任
7 委員長及び副委員長挨拶
8 議題
 ⑴令和4年度事業報告について
 ⑵令和5年度図書館予算について
 ⑶令和5年度事業計画について
 ⑷その他
9 閉会

 会議資料

1 令和4年度事業報告(資料1)
2 令和5年度図書館予算(資料2)
3 令和5度事業計画(資料3)
4 新座市立図書館協議会委員名簿(資料4)
5 図書館だより令和5年7月号(資料5)
6 としょかんこどもだより令和5年夏号(資料6)
7 ブックリスト令和5年夏号(資料7)
8 図書館だより令和5年8月号(当日配布)

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人) 

その他の必要事項

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

2 教育長挨拶

3 発令通知交付

4 委員自己紹介

5 職員紹介

6 委員長及び副委員長選任

 図書館規則の規定に従い、委員の互選により決定。

 坂本委員を委員長に、石川委員を副委員長とする。

7 委員長及び副委員長挨拶

8 議題

(1)令和4年度事業報告について
ア 事務局説明

資料1 →資料に沿って説明

・利用者数が前年度より190人の増となったのは、令和4年8月にオープンしたビブリア(栗原五丁目サービススポット)の利用者が増えたことが一因ではないかと思われる。
・資料貸出点数が前年度に比べ、減となった理由は、システム更新及び蔵書点検のため、令和4年11月8日から30日まで長期休館をしたことと、電子図書館の利用が増えたことが一因ではないかと思われる。
・資料別予約受付点数の減少は、上記の理由に加え、図書館ホームページの休止によるものと思われる。
・電子図書館については、令和4年度は、登録者数が3,630人、貸出点数が7,416点、予約件数が1,115点となっている。

イ 審議経過

委員 事業報告について、数字が全体的に減っているのは、11月の長期休館によるところが大きいという事務局の見解があった。所蔵館別の欄に「ビブリア」が掲載されていないのは、蔵書がないサービススポットの扱いであるためか。

事務局 その通りである。

委員 ほっとぷらざの閉室からしばらく経つが、利用者の声があればおしえてほしい。また、資料の「種類別所蔵状況」と「利用状況」から、新座市では、「児童書・絵本」と「紙芝居」について、蔵書冊数における貸出延べ回数が多いことが分かった。特にこの2点貸出の回転率が非常に高いと感じた。

事務局 令和3年にほっとぷらざが閉室し、同年、東北コミュニティセンターサービススポットが開設された。2年ほど経過し、東北コミュニティセンターサービススポットが利用者に定着してきていると感じている。ほっとぷらざの閉室直後は利用者から多くの意見をいただいたが、最近は落ち着いている。まだ計画段階ではあるが、三軒屋公園等複合施設整備事業として、施設内に図書室が入る計画があるため、意見が落ち着いてきたのは、利用者の皆さんが新しい施設に期待していただいているためであると受け止めている。

委員 新座市の図書館は立地の問題を常に抱えてきた。ほっとぷらざの閉室は様々な事情から残念であったが、新たに建設予定の三軒屋公園の施設も立地が良く、多くの利用が見込まれると思うので、より良い施設になるように期待している。

委員 事業報告については、例えば、貸出数の他市との比較など、もう一歩踏み込んだ統計があるとわかりやすいと感じた。

事務局 令和3年度の県内実績となるが、新座市の図書購入費は県内4位で42,825千円となっている。また、貸出冊数は県内12位で710,164冊、人口一人当たりの貸出冊数は4月29日冊で県内34位となっている。

委員 了解した。その報告も併せて、先ほどの報告に加えても良いと感じた。

委員 自分自身もボランティアをしているが、新座市は他市よりも活動しやすいと感じている。新座はボランティアの活動の場が多くありがたい。ボランティアで実施しているイベントにも多くの幼児が集まっていると感じており、読み聞かせをする側にとってもそれを聞く側にとっても充実しているのではないかと思う。

委員 学校でも、ボランティアの皆さんにはたくさん読み聞かせをしていただき、感謝している。

委員 幼児教育の立場からどのように考えるか。

委員 新座市の図書館は児童書が充実していると感じている。自分がよく利用する中央公民館図書室は利用率が良さそうだが、決まった利用者がいつも使っているように感じており、地域でも、よく使っている方とそうでない方の差がありそうだと感じている。

委員 新座市の図書館らしい特色のある蔵書形態にして、新たな利用者を取り込む必要があると思う。

委員 学校でも月1回または週1回、読み聞かせを行っている状況であるが、紙芝居は特に高学年の児童も大変喜んで聞いている。また、学校では外国にルーツがある児童も増えており、絵本がその児童たちの日本語教育に役立っている。教科書に掲載されている「スイミー」は、絵本で読むほうが挿絵が多くわかりやすいので、絵本を活用して楽しく日本語を学んでいる。

委員 学校の多文化コミュニケーションの場で、絵本等が活用されているとわかり、大変参考になった。

(2)令和5年度図書館予算について

ア 事務局説明

事務局 資料2→資料に沿って説明

主に新規や大きく変更のあったものについて説明
・中事業03図書館資料整備の「電子図書館使用料」が前年比551万7千円の増額となっているのは、令和3年度購入分が2年でライセンスが切れるため、その補充分として、予算計上したものである。
・ 中事業04図書館施設管理の「図書館システム保守管理委託料」が増となっているのは、前年度は、図書館システムの入替えを11月に行い、12月から3月分までを予算計上していたが、今年度は1年分を計上したため増額となっている。
・ 中事業05図書館整備は、令和5年度23万5千円の皆増となっているが、これは新規に図書館内のWi-Fiの設置を行うための費用となっている。

イ 審議経過

委員 電子図書館について、サービスが開始された令和3年度は国の補助金を利用して対応していたとのことだったが、今年度はどうか。

事務局 令和5年度は市の予算での支出となっている。

委員 電子図書館はどのように購入しているか。リクエストは可能か。

事務局 新規のリストから、司書が選んで購入している。本の種類が少ないこともあり、リクエストは受け付けていない。

委員 視聴覚機材とはどのようなものか。

事務局 プロジェクターやスクリーン等がある。市内団体に貸出している。

委員 公共図書館でも電子書籍の取扱いが進み、Wi-Fiの導入も必須となってきたと感じている。両立できる施設が増えると良い。

委員 全国の新しく建替えをした図書館にはWi-Fiが導入されており、利用者に必要なサービスであると感じている。

(3)令和5年度事業計画について

ア 事務局 

資料3→資料に沿って説明

新型コロナウィルス感染症拡大防止のための規制が概ね解除されたことから、少しずつ事業の再開をしている。通年事業では、新座総合技術高校現場実習が6月に、7月には赤ちゃんタイムが再開された。学級訪問は2学期から再開予定で、現在12の学校より特別支援学級を含めた63クラスから依頼がきている。福祉の里図書館でも今年度も多くの事業を計画している。11月には新座総合技術高校とのコラボ企画や年明けには、かるた大会(百人一首)を計画している。

イ 審議経過

委員 通年事業が再開され嬉しく思う。新座市の図書館は、レファレンス能力が素晴らしいと感じている。先ほども、学校で使う予定の「食育の本」について相談したところ、迅速に対応していただけて大変助かった。事業報告等の資料の数字には載らないが、このような良い点も知ってほしい。

委員 図書室のない畑中公民館などの施設にも、本を置いてほしいと思う。リサイクル図書などをさらに活用すればと思う。

委員 学級訪問が再開され嬉しく思う。中央図書館と福祉の図書館が担当する学校ではブックトークの内容は違うのか。

事務局 内容は同じである。現時点で、12校の学校より、特別支援学級を含めた63クラスから申込みがあり、中央図書館が6校、福祉の里図書館が6校を担当する。学級訪問については、令和5年度は研修も兼ねて職員が行うこととなっており、ボランティアの皆様には、令和6年度以降に御協力をいただきたいと考えている。

委員 福祉の里図書館の通年事業の中に記載のある「どうぞのいすコーナー」と社会科見学の内容をおしえてほしい。

事務局 「どうぞのいすコーナー」は、「どうぞのいす」という絵本にちなんで、利用者参加型のおすすめ本を紹介するという事業である。そのコーナーに置いてある他の利用者が選んだおすすめ本を借りる代わりに、自分のおすすめの本を置くというものとなっており、職員が他市の事例を参考にして始めた取組みである。社会科見学は、学校の要望に応じて、図書館の見学等を受け入れるというものである。

委員 承知した。

委員 福祉の里児童センターで、経済的に苦しい家庭の子ども向けに、フードパントリーを行っているが、その取組みの中で福祉の里図書館から、子ども向けのリサイクル図書を提供していただいたことがあった。少々古い絵本であったが、それを福祉の里図書館で可愛くきれいにプレゼントのようにラッピングしていただいたおかげで、利用者から大変喜ばれ、感謝している。

委員 ビブリア(栗原5丁目サービススポット)の近くを通ったが、探しづらく通り過ぎてしまった。もっと利用者にわかりやすく工夫できればよいと思う。

委員 広報の図書館特集などで、再度宣伝すると効果があると思う。

(4)その他

ア 事務局説明

(1)令和4年度に、令和5年から令和9年度の5か年を計画期間とする「第4次新座市子ども読書活動推進計画」を策定した。策定にあたり、委員の皆様に御協力いただき感謝申し上げる。

(2)令和4年4月に、西東京市図書館の利用の協定が終了となったため、その代替施設として、令和4年8月に、栗原5丁目サービススポット(愛称:ビブリア)が設置された。現在、利用者も定着してきており、5,930点の貸出及び6,043件の予約の利用があった。

(3)令和4年11月に図書館システム入替えを行った。主な変更点は、これまで中央図書館内のサーバ室内設置していたサーバを外部のインターネットデータセンターに移した点で、これによりさらに管理が強化された。また、図書館ホームページに読書記録(貸出記録)の機能が加わり、蔵書検索画面では「本の書影」の掲載、「関連キーワード」や「関連資料」が表示されて、検索がさらに便利に行えるようになった。

イ 審議経過 (特になし)

事務局 第2回図書館協議会は令和6年2月を予定している。改めて、本年12月頃に委員の皆様に予定をお伺いするので、よろしくお願いしたい。

9 閉会 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新座市立図書館協議会