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令和5年度第2回新座市立図書館協議会会議録

ページID:20240214 更新日:2024年2月28日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和6年2月14日(水曜日)
午前10時から午前11時まで

開催場所

中央図書館 2階 会議室兼視聴覚室

出席委員

坂本純子委員長、石川敬史副委員長、大宮明子委員、櫻谷香代子委員、結城美千代委員、見世瑛子委員、田部井利江委員、浜田祐加委員(8名)

事務局職員

齋藤教育総務部長、金子教育総務部副部長、中央図書館:山崎館長、小泉副館長兼奉仕係長、島田専門員、木下主任(司会)、相馬(記録)、福祉の里図書館:岡田館長

会議内容

1 開会
2 教育総務部長挨拶
3 委員長挨拶
4 議題
 ⑴令和5年度事業中間報告について
 ⑵その他
5 閉会

 会議資料

1 令和5年度講座等実施事業(資料1)
2 令和4・5年度貸出点数・予約受付件数比較(資料2)
3 令和4年度市町村図書館活動調査結果一覧(資料3)
 ※「令和5年度 埼玉の公立図書館」より
4 としょかんこどもだより令和6年冬号(当日配布)
5 ブックリスト2023秋号(当日配布)
6 ブックリスト2023冬号(当日配布)

公開・非公開の別

公開
(傍聴者0人) 

その他の必要事項

なし

審議の内容(審議経過、結論等)

1 開会

2 教育総務部長挨拶

3 委員長挨拶

4 議題

(1)令和5年度事業中間報告について
ア 事務局説明

資料1・2 →資料に沿って説明

・令和5年11月の資料貸出点数及び予約受付件数が全館で増となった理由は、令和4年度はシステム更新及び蔵書点検のため、11月に長期休館をしたことによると思われる。
・休館日が前年度より少ないものの、資料貸出点数が減となった理由は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、今まで図書館の本を借りて自宅で読んでいた利用者が、外出するようになったことが一因ではないかと思われる。また、一人当たりの1回の貸出冊数が減ったのではないかと考えられる。

イ 審議経過

委員 講座等について、募集人数が多いものと少ないものがある。募集人数に対する参加人数の割合はどれくらいか。読み聞かせの間、子どもは集中して楽しそうに聞いている。子どもが本に触れる機会を多く提供してもらいたい。

事務局 コロナ禍が明け、広報等に掲載すると、すぐに定員になる講座が多いと感じている。令和4年度は、定員を減らし、回数を増やして実施していたが、令和5年度は定員を増やして実施している。募集人数は、講座の内容によって決めている。

委員 募集人数が少ない講座は、先着順で受け付けると、どの講座も同じ人が参加することにならないか。福祉の里図書館ではどのように受け付けているか。

事務局 福祉の里図書館では、講座の2週間前の午前9時30分から、先着順で受け付けている。受付時間前の申込みは断っている。短時間のものは、回数を増やして実施するなど、参加機会を増やす工夫をしている。

委員 リピーターの参加が多いのではないか。公民館では抽選にしているところもある。特に定員が少ない講座は、様々な人に参加してもらえると良いと思う。

委員 学級訪問等のアウトリーチ活動が多く、とても良いと感じた。図書館の活動を支えるボランティア人材も充実していると感じる。学校でも、外で遊ぶ子どもが増えるなどして、本の貸出冊数は減っている。

委員 公民館で絵本作家による講座があり、絵本をきっかけに読書を始めることもあると、改めて認識した。

委員 学校での貸出冊数の減少については、ICTを活用し、読書の機会を確保できないか、図書委員等と試行錯誤している。講座等は、先着順ではなく抽選だと、申込みを急ぐ必要がなく安心する。

委員 市民会館や各課との連携事業は、具体的にどのように実施しているのか。福祉の里図書館の奉仕関係事業の「ぬいぐるみのおとまり会」の内容も知りたい。また、東北コミュニティセンター及びビブリアについて、資料貸出点数が全体の約1割、予約受付件数が全体の約3割を占めている。図書館に実際に来て本を選ぶ方法以外に、自分で予約した本を受け取るという、サービススポットをピンポイントで利用するやり方が定着してきていると感じた。

事務局 連携事業については、各課から依頼を受け、実施事業や記念週間に合わせた展示を行っている。事業内容のパンフレットも設置し、市民への広報を図っている。「ぬいぐるみのおとまり会」は、子どもがぬいぐるみと一緒におはなし会に参加した後、ぬいぐるみが図書館に泊まり、本を読んだり、職員と仕事をしたりしている様子を撮影して、翌日に渡すという内容である。

委員 学級訪問が再開できてよかった。実施できる学級数が限られていたが、学校側の需要はあるため、実施機会を増やしてもらいたい。 自宅で本を読まない子どももいるので、図書館に引き付け、読書を勧める取組が必要だと思う。

委員 小学校では外国人児童が増えている。そうした児童たちのために日本語に係る本を借りたいが、学校向けの貸出は行っているのか。

事務局 団体貸出を行っている。100冊を3か月間貸し出せるので、利用してもらえればと思う。

委員 学級訪問の内容は、中央図書館と福祉の里図書館で共通なのか。どのような内容で実施しているのか。

事務局 内容は共通である。学年毎に「動物」等のテーマを決め、読み聞かせを含め5冊程度のブックトークをしている。

委員 多様な事業を実施していると感じるが、中央図書館と福祉の里図書館との間で、事業の内容や対象者について調整はしているのか。

事務局 学級訪問等、共通の事業については調整している。個々の事業はしていないが、疑問点があれば都度確認している。

委員 貸出点数・予約受付件数比較については、長期的な数値の変遷がわかるとより良いと感じた。また、10月から12月にかけて予約受付件数が減っている様子だが、原因は分析しているか。

事務局 長期的な数値の変遷については、図書館要覧をご覧いただきたい。予約受付件数の減少については、11月に中央図書館及び福祉の里図書館で蔵書点検を行ったことが一因かと考えられるが、引き続き経過観察していく。

(2)その他
ア 事務局 

資料3→資料に沿って説明

(1)第1回図書館協議会において、貸出冊数の他市との比較等があるとわかりやすいとの御意見を頂いたため、埼玉県図書館協会の統計を用意した。新座市の図書購入費は県内6位、人口一人当たりでは県内27位となっている。蔵書冊数は県内20位、人口一人当たりでは県内54位となっている。貸出冊数は県内13位、人口一人当たりでは県内34位となっている。人口一人当たりの数値では県内平均を下回るものもあるが、ほぼ平均を上回る結果となっている。ほっとぷらざの閉室等があったが、新たにサービススポットを開設するなどして、蔵書冊数や貸出冊数について現状を維持できたと考える。

(2)令和5年11月に中央図書館にWi-Fiを設置した。

イ 審議経過

委員 貸出冊数が多いことは優れている点である。市内各所に公民館図書室などもあり、中央図書館以外のアクセスポイントが充実しており、気軽に寄ることができているのではないかと思う。

委員 今後、高齢の利用者が多くなってくると、身近な場所で借りることができるのは重要である。

5 閉会 

事務局 令和6年度の第1回図書館協議会は、令和6年7月を予定している。改めて、本年5~6月頃に委員の皆様に予定をお伺いするので、よろしくお願いしたい。


新座市立図書館協議会