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平成22年度第2回新座市立図書館協議会
平成22年8月26日(木曜日)
午後1時30分から午後3時30分まで
新座市立中央図書館2階会議室
竹内勘次委員長、鎌田喜子副委員長、梅田充子委員、小川裕岐子委員、田中眞由美委員、原繁委員、皆川美恵子委員(7名)
樋口真智子館長、浅田宏副館長、小堀塩子専門員兼奉仕係長、増田順子専門員、小泉鈴音主任(5名)
公開
(傍聴者0人)
欠席:児玉裕子委員、清水靖夫委員、吉越啓子委員
本編が2部制となりますので、第1部の総論から説明いたします。
第1章では、計画策定の趣旨として、計画の目的、計画の期間、計画の構成を示しています。
第2章では、第1次計画期間における取組・成果と課題について述べています。第1次計画で示された「基本的な方針」の4項目に沿って、主な取組とその成果、さらにその結果明らかになった課題を整理しています。
「新座市子ども読書活動推進計画」の新旧の比較ができる、対照表があればよいのではないですか。
→次回には用意したいと思っております。
児童奉仕担当とはどういう意味ですか。奉仕とはボランティアのことですか。
→規則上、図書館の事務分掌は庶務係と奉仕係の2係に分けられています。この奉仕係の中で、主に児童関係を担当する者を児童奉仕担当と称しています。
表記ですが、「ヤングアダルト」の前におおむね13歳から18歳まで、「子ども読書の日」には4月23日、「フェスティバル期間」には4月から5月の2か月間というように、数字を入れた方が分かりやすいと思います。
次に、第2部の各論について説明いたします。各論では、第1部総論の4つの基本方針に沿って第1章から第4章までの構成になっています。
第1章は、家庭、地域、学校での子どもが読書に親しむ機会の提供と充実です。家庭や地域、幼稚園、保育園、小・中学校等子どもの成長段階に応じて、子どもが読書に親しむための様々な具体的取組を述べています。
第2章は、子どもの読書活動を推進するための環境の整備・充実です。子どもの読書活動の推進の中心となる図書館や学校の資料面、設備面、そして人的配置面での整備・充実について述べています。
第3章は、子どもの読書活動に関する啓発・広報の推進です。子ども読書活動を推進するための図書館や学校においての様々な啓発活動について述べています。
第4章は、子どもが読書に親しむための推進体制の整備です。新座市の子どもの読書活動について、総合的に推し進めていくための推進体制について述べています。
具体的な取組と内容が表として作成されているので、見やすいと思います。
内容が図書館中心として動いているので頼りがいがあります。市民総合大学の修了生からなるサポーター等の皆さんがすでに約100名になりました。図書館がこのようなサポーター、ボランティアの人材バンクをつくって催しを行う推進力となってほしい。学校図書館や保健センター等にも子どもたちに本をすすめている方はたくさんいます。こういった皆さんとのネットワークも広げてほしい。人材を動かしたり、いろいろな場所で人材の輪を繋げられるのは図書館だけだと思います。例えば、読み聞かせグループの代表者や図書主任者が集まるサミットのようなものを開催したり、図書館が窓口となってボラ
ンティアの場を広げてほしいです。
生涯学習課にボランティアバンクがあるように、図書館でも作家や詩人等が集まる人材バンクをつくられてはいかがでしょう。市内の作家やボランティアグループの存在を把握はしていますか。
→把握はしています。(仮称)第2次新座市子ども読書活動推進計画の素案19ページから21ページの図書館、学校、ボランティア団体等との連携・協力の具体的な取組の一つとして、ボランティア団体等とのネットワークづくりを盛り込んでいます。
学校には、学校応援団というものがあり、PTAの皆さんが朝読書等で読み聞かせをしていますが、経験を積んだボランティアの皆さんに読み聞かせをしてほしい。そうすることで、ボランティアの皆さんの活動の場が増えると思います。活動をして、その活動の喜びを味わってほしいと思います。
老人ホームでも読み聞かせはできると思います。
読み聞かせサークルとして20年前から活動していますが、サークルのネットワークづくりは以前から提言していました。お互いの活動方法が学べるとさらにステップアップができるので、交流会があるとよいと思います。
学校によっては、保護者が中心となっているので、保護者以外の人は活動しにくい状況があると思います。図書館が窓口になってもらえると、地域の人が活動しやすくなると思います。
以前は、絵本講座を公民館でも開催していて、その時の聴講生がグループをつくり、公民館で活動していましたが、現在は公民館から図書館が撤退してしまったり、公民館自体がグループの育成までに手がまわらないようです。
→子どもが少なくなり、利用も減少したことから図書館が公民館から半分撤退してしまったのは事実です。
西堀・新堀コミュニティセンターで「ちょっとこわいおはなし会」として実施したところ、お父さんの姿が多く見られました。講座名を工夫するとお父さんの参加が増えると思います。
6ページの子どもの読書活動を推進するための環境の整備・充実ですが、本年度から中学校にも図書整理員さんが配置されました。このことによって、子どもたちが喜び、図書の貸出しが増えました。図書整理員さんがいるだけで利用が増えるのは喜ばしいことです。
17ページの施策の方向の「一斉読書」を「朝の一斉読書」に統一してください。また「学校図書教育」を「学校図書館教育」に修正してください。
→これ以外にも、表記の変更、修正がありましたらお願いします。
小学校で「おすすめの本」リストの作成が始まりましたね。幼稚園では、「親が推薦する本、親が読んでほしい本」のリストを作成しています。
25ページの学校図書館図書標準とは何ですか。
→公立義務教育諸学校の学校図書館に整備すべき蔵書数の標準で、平成5年3月に制定されたものです。例えば、1学級では2,400冊、2学級では3,000冊というように、学級数により学校図書館に蔵書する標準数が示めされています。
24ページの障がいのある子どものための諸条件の整備・充実ですが、全学級に対して、要望があれば読み聞かせに行っていますか。
→そのとおりです。学級訪問で読み聞かせをしています。
用語解説は付けますか。
→はい、付けます。
本日は、取組数の多い図書館部分の説明のみとなってしまいましたが、説明できなかった部分や全体としての御意見や御要望があれば、9月15日(水曜日)までにFAXや郵送で回答をお願いします。それをまとめたものを次回の会議に資料として提出いたしますので、審議をお願いしたいと思います。
なし