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外来植物にご注意ください

ページID:0046669 更新日:2017年3月3日更新 印刷ページ表示

外来植物にご注意ください

外来植物とは?

 もともとその地域になかったのに、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた植物をいいます。

 その中でも、在来の植物の生態系等に大きな影響を与えるものを「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」により特定外来生物(植物)に指定されています。 市内で見られるものとしては、「オオキンケイギク」があります。

 また、特定外来生物に指定はされていませんが、生態系等に大きな影響を与える外来植物として、「ナガミヒナゲシ」があります。

 自宅の庭でこれらの植物が生育している場合、その駆除について御理解と御協力をお願いします。

オオキンケイギク

 北アメリカ原産の多年草で、高さ30~70センチメートル、5月頃から7月頃に道端や河川敷、空き地などで直径5~7センチメートルほどの黄色い花を咲かせます。とても繁殖力が強い植物で、在来の植物の生態系等に大きな影響を与えます。

 特定外来生物に指定されていることから、植栽や栽培をすることは禁止されています。

「キバナコスモス」とよく似た植物であることから、誤って栽培していることがあります。



オオキンケイギクの花 オオキンケイギクの葉

オオキンケイギク                     オオキンケイギクの葉(ギザギザしていない)

 

キバナコスモス

キバナコスモス(葉がギザギザしている)

ナガミヒナゲシ

 ヨーロッパ地中海沿岸原産の一年草で、高さ20~60センチメートル、4月頃から6月頃に道端や空き地などで直径3センチメートルほどの薄いオレンジ色の花を咲かせます。特定外来生物ではありませんが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、特定外来生物と同様に生態系等に大きな影響を与える植物です。

ナガミヒナゲシ ナガミヒナゲシ

駆除の方法

 自宅の庭で生育している場合、種ができる前に抜き取り、ビニール袋等に密封して可燃ごみに出してください。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。

 また、作業の際は怪我等を防止するため、長袖の服や作業用の手袋等を着用するなど、できるだけ肌を露出しないようにしましょう。