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SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組の推進について

ページID:0100471 更新日:2021年4月14日更新 印刷ページ表示

SDGs(持続可能な開発目標)とは

 SDGs(エスディージーズ / Sustainable Development Goals・持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットにおいて、全会一致で採択された2030年までに経済・社会・環境の三側面のバランスが取れた社会を目指す国際目標です。SDGsは、2015年までに達成すべき国際社会共通の目標であるMDGs(ミレニアム開発目標)の後継として作成された目標ですが、MDGsよりも環境・社会の両面のバランスが取れた、先進国の問題も包括的に捉えた目標となっています。

 このSDGsでは、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指し、貧困や飢餓、地球温暖化などの気候変動など、世界が抱える様々な課題を解消するため、17の目標と169のターゲット、232の指標(重複除く)が定められています。

 目標達成に向けては、国際機関や政府のみならず、一人ひとりがそれぞれの立場で行動することが求められています。

SDGsが掲げる17の目標

SDGsが掲げる17の目標

 
目標1 貧困をなくそう
目標1 貧困をなくそう あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標2 飢餓をゼロに
目標2 飢餓をゼロに 飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する
目標3 すべての人に健康と福祉を
目標3 すべての人に健康と福祉を あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標4 質の高い教育をみんなに
目標4 質の高い教育をみんなに すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
目標5 ジェンダー平等を実現しよう ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標6 安全な水とトイレを世界中に
目標6 安全な水とトイレを世界中に すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに すべての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標8 働きがいも経済成長も
目標8 働きがいも経済成長も すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう 強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る
目標10 人や国の不平等をなくそう
目標10 人や国の不平等をなくそう 国内および国家間の格差を是正する
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標11 住み続けられるまちづくりを 都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする
目標12 つくる責任 つかう責任
目標12 つくる責任 つかう責任 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
目標13 気候変動に具体的な対策を
目標13 気候変動に具体的な対策を 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
目標14 海の豊かさを守ろう
目標14 海の豊かさを守ろう 海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する
目標15 陸の豊かさも守ろう
目標15 陸の豊かさも守ろう 陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
目標16 平和と公正をすべての人に
目標16 平和と公正をすべての人に 持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう 持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

【リンク】
外務省HP 「JAPAN SDGs Action Platform
国連開発計画(UNDP)HP 「持続可能な開発目標

なぜSDGsに取り組む必要があるのか

 近年、世界は急速に発展を遂げ、生活は便利になるなど、人類に多大な恩恵を与えた一方で、エネルギー消費が増加し、二酸化炭素の排出が増えたことで温室効果ガス濃度が上昇したため、地球温暖化が進行するなど、環境への負荷は大きく、異常気象が頻発しています。他にも、貧困や地域間不平等、過度な消費など世界中で様々な問題を抱えており、このままでは人間は安定した暮らしを送ることができないと言われています。

 また、日本においては、人口減少や人口・経済・文化の東京一極集中、第一次産業の衰退などにより、地域コミュニティの衰退や地域経済の縮小などの課題も抱えています。

 日本では、2016年5月に持続可能な開発目標(SDGs)推進本部が設置され、同年12月にビジョンと優先課題などを示した「SDGs実施指針」を示しました。その後、SDGsの達成に向けた先駆的な取組を表彰する「ジャパンSDGsアワード」の創設や「SDGs未来都市」構想の提言(2017年11月)、「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」の選定等、日本国内でもSDGs達成に向けた取組が広がっています。

 人間の生活は環境や社会の状況から大きな影響を受けるため、これらを変革し、結果として生活自体をより良いものにする必要があります。そのためには、世界の抱える問題を解決するSDGsの達成に向けて政府や地方自治体が取り組むだけでなく、民間企業や家庭、個人などの全ての主体が目標を共有し、それぞれの立場から取組を実行する必要があります。

新座市の取組

 SDGsの掲げる「誰一人取り残さない」という理念は、子ども、高齢者、子育て家庭、障がい者など、あらゆる世代、支援を必要とする方々に向けてのものであり、市民サービスを実施する自治体にも共通する理念です。そのため、市においてもSDGs達成に向けた取組を推進します。

 SDGsの推進に当たっては、企業、団体などのあらゆる関係者との連携が不可欠です。国や埼玉県では、それらをつなげる取組として、以下のとおりプラットフォームを設立しており、本市も参加しています。

地方創生官民連携プラットフォーム

 地方創生官民連携プラットフォームとは、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的に、地方自治体・地域経済に新たな付加価値を生み出す広範なステークホルダーとの官民連携の場として内閣府により設置されたものです。このプラットフォームでは、普及促進活動、マッチング支援、分科会開催を行っています。

 本市は、令和2年10月に「地方創生官民連携プラットフォーム」に参加し、SDGsに関する情報収集等を行っています。

 【リンク】内閣府HP「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム

地方創生SDGs官民連携プラットフォーム

埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム

 埼玉県SDGs官民連携プラットフォームとは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、あらゆる人に居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる「日本一暮らしやすい埼玉県」を実現することを目的として、2020年9月1日に埼玉県が設置したものです。このプラットフォームでは、SDGsに関連するシンポジウム等の開催や情報共有及び交流につながる事業、分科会の設置等を行っています。

 本市は、令和3年2月に「埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム」に入会し、情報収集を行い、市町村分科会へ参加しています。

 「ワンチームで埼玉版SDGsを推進する」という目的に賛同する県内に本社または事業所を有し、県内でSDGsの達成に向けた活動を行う企業・団体等が随時入会可能です。詳細は、下記よりご確認ください。

【リンク】埼玉県HP 「埼玉県SDGs官民連携プラットフォーム

「SDGs日本モデル」宣言

 「SDGs日本モデル」宣言とは、地方自治体が国や企業、団体、学校・研究機関、住民などと連携して、地方からSDGsを推進し、地域の課題解決と地方創生を目指す考えや決意を示すものとして、平成31年1月30日に開催された「SDGs全国フォーラム2019」において採択されたものです。

 この宣言は、国の「SDGs実施指針」や「SDGsアクションプラン2021」にも位置付けられており、令和3年3月29日時点で405自治体が賛同しています。

 本市も、庁内外にSDGsの取組を推進する意思を示すものとして、この宣言に賛同しています。

SDGs日本モデル宣言

【リンク】神奈川県HP 「「SDGs日本モデル」宣言について

私たちができること

 SDGsと聞くと「難しそう」「よく分からない」と思われがちですが、実は日常生活にSDGs達成に向けた行動を取り入れることは難しいことではありません。また、その一人ひとりの行動を全員が行えば大きな成果となると考えられます。

中小規模の民間企業・事業者の皆様へ

すべての企業が持続的に発展するために-持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド-[第2版]

 環境省では、これからSDGsに取り組もうとする中小規模の企業・事業者に向けて、「すべての企業が持続的に発展するために-持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド-[第2版]」を作成しています。

 本ガイドでは、企業を取り巻く社会の変化やSDGsを巡る国内外の動きを紹介するとともに、企業の持続可能性に関わる動き、SDGsに取り組むための具体的な方法を示しています。

【リンク】環境省HP 「持続可能な開発目標(SDGs)の推進

すべての企業が持続的に発展するために-持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド-[第2版]」

埼玉県環境SDGs取組宣言企業

 埼玉県環境SDGs取組宣言企業は、埼玉県内に本社又は支社等を有し、県内において事業活動を行う企業、法人、個人事業主を対象に、環境分野のSDGsのゴール達成に向けて取り組むことを宣言し、一定の要件を満たす企業等の取組を埼玉県がHP等での情報発信など支援を行うものです。

 宣言することで、SDGsの取組のPRや先行事例の情報収取、企業間のネットワークづくりが可能です。
 詳細は以下のリンクから埼玉県HPを御確認ください。

【リンク】埼玉県HP「埼玉県環境SDGs取組宣言企業

市民の皆様へ

 全ての人が小さなことでもできることから行動することが大切です。国際連合ホームページにて、「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド」として、身の回りの小さなことから、誰にでもできる取組を日常生活に簡単に取り入れられる行動が紹介されています。

【リンク】国際連合広報センターHP「持続可能な社会のために ナマケモノにもできるアクション・ガイド

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