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睡足軒

ページID:0053034 更新日:2016年11月25日更新 印刷ページ表示

睡足軒

概要

睡足軒

表1
名称 睡足軒
読み すいそくけん
指定の種別 国登録有形文化財(建造物)
製作時期 江戸時代
所在地 野火止一丁目20番12号
所有者 宗教法人平林寺
 指定年月日 平成28年8月1日

解説

  睡足軒は、もともと飛騨高山周辺に建てられていた江戸後期の民家と推定され、松永安左エ門(耳庵)が昭和13年に当地へ移築し、草庵としたと伝えられています。松永安左エ門は、「電力の鬼」としても茶人としても著名で、睡足軒に親しい友人を招き、「田舎家の茶」を楽しんでいました。
 睡足軒の構造形式は、木造平屋建、鉄板葺(茅葺き屋根にトタン掛け)で、内部は梁間一杯のイロリノマの東西に2室ずつ配置しています。木太い軸部構成や、チョウナ梁の架構、両妻への股柱の採用などに、飛騨地方の民家の特色が表れています。
移築時の造作の意匠には、松永安左エ門の嗜好が反映されています。
 なお、睡足軒とその園庭は、平成14年に平林寺から新座市へ無償貸与されており、体験学習や日本伝統文化の活用の場として利用されています。

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