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令和元年度第1回新座市地域公共交通会議 会議録

ページID:0080977 更新日:2019年9月30日更新 印刷ページ表示

開催日時

令和元年9月27日(金曜日)
午後3時から午後4時15分まで

開催場所

市役所第二庁舎1階 会議室2

出席委員

市長 並木傑(会長)、委員14名(代理出席含む。)

事務局職員

交通防犯課長 今村治美
交通防犯課副課長兼交通防犯係長 高橋秀樹
交通防犯課交通防犯係主任 田中祐樹
交通防犯課交通防犯係主事 米本実央

議事

  ⑴ 第二老人福祉センター移転に伴うルート及びダイヤの変更について 

  ⑵ ひばりヶ丘駅入口バス停の移設について

  ⑶ 今後の予定について

審議の内容

⑴ 第二老人福祉センター移転に伴うルート及びダイヤの変更について

概要

・ 第二老人福祉センターは令和元年12月28日(土曜日)に閉館をして、令和2年1月15日(水曜日)に開所する。

・ 同センターの移転に伴い、北コース及び西コースのルート変更をする。

・ 北コースのルートは、新しい第二老人福祉センターが第四中学校付近に移転することから、「新座団地郵便局バス停」と「新座柳瀬高校入口バス停」との間に「第二老人福祉センターバス停」を移設する。

・ バスの通行ルートは、県道川越新座線(防衛道路)の手押し式信号機がある交差点を曲がって第四中学校の前を通り、第二老人福祉センターのロータリーで転回して元の道に戻る。

・ 防衛道路及び国道254号線の慢性的な渋滞を受け遅延が多くなっていることから、「英橋」及び「第二老人福祉センター」は通過せず、「新座柳瀬高校入口バス停」の次は「大和田バス停」を通過するルートに変更する。

・ 西コースのルートは、「団地センターバス停」の次は「(仮称)カインズ新座店」という新しいバス停を新設し、今まで西コースが通っていなかった「英橋バス停」、「新座柳瀬高校入口バス停」を通過して移転する「第二老人福祉センターバス停」で折り返すルートにする。なお、「(仮称)カインズ新座店」のバス停設置は、第二老人福祉センターのバス停が付近にあったこと及びバス停設置に伴う道路工事費用をカインズ様が御負担していただけることとなった。

・ 北コースのダイヤは、現行の北コースの走行時間は左回り右回りともに1時間5分であるが、新ダイヤは左回りが1時間7分~9分、右回りは1時間7分に延びる。同センターの移転に伴いバス走行距離は短くなるが、防衛道路及び志木街道の慢性的な渋滞の影響を受け遅延が多くなっていることや運転手の心理的ストレスにもなっていたことから、ダイヤの見直しを行う。

・ 西コースのダイヤは、現行の西コースの走行時間は市役所と第二老人福祉センターの往復時間で45分であるが、新ダイヤでは53分と8分延びる。同センターの移転に伴い、バスの走行距離や走行時間を延長することになるので、運転手の休憩時間等を考慮し、新座市役所から老人福祉センターを経由して清瀬駅入口までの往復便の最終便、現行の第5便の減便を行う。

質疑応答

・ 議長 西コースの市役所から清瀬駅入口までの往復第5便の廃止について、説明を求める。

・ 事務局 西コースの市役所から清瀬駅入口までの往復第5便の平成30年4月から平成31年3月末までの月平均の乗客数は一般利用の方が93名、無料乗車証を利用の方が50名なので、1日当たり5名程度の利用と非常に少ない状況である。また、移転する第二老人福祉センターにコースが延長になり、1便当たり往復で約8分運行時間が伸びることから、5便合計で約1時間運行時間が延びることになる。市役所から清瀬駅までの1便の往復は約70分かかるので、運行本数としては1便減になるが、1日の走行時間としては同じであると御理解いただきたい。

・ 委員 乗務員は4時間の運転で30分以上休まなくてはいけないという決まりがあるため、今までと同じ時間内で今まで以上の走行距離を走るのは難しいため、便が減るのはやむを得ない。

・ 議長 他に何か意見はあるか。

・ 委員 希望があるのだが、北コースの右回りの第1便が7時54分に市役所に着くが、こぶしの森に通所している子が次に東コースの右回りの8時4分発の第2便に乗りたくても、10分しか間がなく、大和田で渋滞に巻き込まれて北コースが遅れた時に乗り継ぎがうまくいかないことがある。乗れなかった時の対応策はあるか。

・ 事務局 御要望は今すぐには解決できないが、来年、志木駅南口周辺整備が完了すると志木駅南口ロータリー内へにいバスが乗り入れできるようになるため、そのタイミングに合わせてダイヤの変更など配慮していきたい。

・ 委員 了解した。また、今日新座団地からにいバスを利用したが、25分遅延していた。遅延は仕方ないが、バスを待っている間不安であった。何かよい対策はないか。

・ 事務局 遅延の情報については、バス停に東武バスウエストの電話番号が記載してあるため、そちらに問い合わせていただきたい。お時間を頂くが、市役所に問い合わせいただいてもよい。

・ 委員 携帯電話を持っている人は問い合わせられるが、持っていない人はどうしたらよいか。

・ 事務局 民間路線バス会社のバス停では、後何分と表示が出る場所があるが、費用が掛かるものなので、市のコミュニティバスでの実施は現状では難しい。今後の公共交通の見直しの中で、課題として検討していきたい。

・ 委員 了解した。

・ 議長 他に意見等はあるか。

・ 委員 西コースの市役所から清瀬駅入口までの往復第1便はあまり人が乗っていないように見受けられるが、乗車率を教えてほしい。

・ 事務局 西コースの市役所から清瀬駅入口までの往復第1便の平成30年4月から平成31年3月末までの月平均の乗客数は一般利用の方が83名、無料乗車証を利用の方が53名で比較的少ないが、こぶしの森の利用者が乗車するため、福祉的観点で、存続という判断とした。

・ 委員 西コースの第5便を廃止することによって不都合が生じる人たちに対して代替策があるのか。ただ単に予算の都合で廃止したのか、廃止の理由を知りたい。

・ 事務局 運行ルートが伸びたことにより市役所から清瀬駅入口までの往復第5便までバスを運行することができなくなったという状況である。第5便を残すことも検討したが、運転手の休憩時間等を考慮すると、午後6時30分に市役所を出発し午後7時42分に市役所に戻ってくることとなり、この時間に運行する必要性を検討した結果、第5便を廃止する判断とした。

・ 議長 予算が理由ではなく、運転手の休憩時間や、既に老人福祉センターが閉館となっていること等の理由で廃止することとなった。

・ 委員 運転手の休憩時間や、運行ルートが伸びたということは分かるが、現在の利用者の事を考えて残すべきではないのか。

・ 委員 第5便を残すとすると、乗務員が4時間以上運転することとなるため、その前に最低でも30分以上休まなくてはいけないため、少なくとも同じ時間帯で運行することは難しい。

・ 議長  運転手の休憩時間を確保した後の遅い時間での運行なら可能だが、老人福祉センターも閉館している時間であり、老人福祉センター利用者の足の確保がにいバス運行の一つの目的であるため、廃止することを御理解いただきたい。清瀬駅利用者の足の確保の問題はあるが、運転手の都合等を考慮して、今回は一旦廃止し、来年以降の検討課題としていきたい。

・ 委員 今後に期待したいが、バスをもう一台増やすことも検討してほしい。

・ 議長 バスを一台増やすためには、約2,000万円の費用がかかるが、そのようなことも踏まえ、バスを増やすのか、その他の福祉タクシー等の代替策がよいのか検討してきたい。

・ 委員 老人福祉センターの利用者の足の確保という目的では、西コースの第1便の時間では開館していない。時間を後にずらして第1便を8時台にし、第2便を9時台にする方が利便性が上がると考える。

・ 議長 老人福祉センターの利用者の足だけでなく、交通不便地域の足の確保も大事な目的であるため、御理解いただきたい。なお、老人福祉センターの利用者の利便性の向上という御意見として参考にさせていただく。

・ 委員 了解した。

・ 議長 それでは議題⑴について、承認される方は挙手を願う。

・ 全委員挙手

・ 議長 それでは、議題⑴については、委員の皆さまに承認されたので、関東運輸局埼玉運輸支局へバス停変更の届け出を行う。

⑵ ひばりヶ丘駅入口バス停の移設について

概要

・ ひばりヶ丘駅入口バス停は、西武バスが所有しているひばりヶ丘駅北口折り返し場ににいバスのバス停を設置させていただけることとなり、令和2年1月に移設予定である。

・ 平成31年3月16日(土曜日)から、ひばりヶ丘駅北口にバス、タクシーの乗り入れが開始されたことに伴い、にいバスもロータリー内に乗り入れを希望していたが、西東京市からロータリーのスペースの問題で、乗り入れはできないとの返事であった。

・ 今回の移設によりひばりヶ丘駅入口バス停から駅までの距離は450mから350mになる。

・ 現在もにいバスは同折り返し場で転回をしており、東武バスウエストからは移設に対して、事前に問題なしとの報告を頂いている。

質疑応答

・ 議長 事務局からの説明があったが何か意見はあるか。ないようであれば議題⑵について、承認される方は挙手を願う。

・ 全委員挙手

・ 議長 それでは、議題⑵については、委員の皆さまに承認されたので、関東運輸局埼玉運輸支局へバス停変更の届け出を行う。

⑶  今後の予定について

概要

・ 令和元年度12月から、より専門的な検討を行うため、交通コンサルタントを導入しての公共交通の検討を始める。

・ 交通コンサルタント導入後は、市民アンケート等を実施し御意見を集めたいと考えているため、委員の皆さまには、再び御意見、御要望を頂戴したい。

・ 最終的には、令和4年度中に、新しい公共交通システムの運行を開始できるよう、準備を進めたいと考えている。

・ 来年度、現在工事中の志木駅南口周辺整備が完了するため、ベルセゾンの向い側にある「志木駅南」のバス停をロータリー内に移設したいと考えている。

・ 完成時期は秋頃を予定しているため、完成に合わせてロータリー内へ乗り入れができるよう、再び軽微なダイヤ及びルートの変更等について、地域公共交通会議で御審議を承りたい。

質疑応答

・ 議長 志木駅のロータリー工事は、当初令和2年4月からの供用開始予定であったが、工事が予定よりも遅れているため、秋頃の完成を予定している。その際ににいバスの「志木駅南」のバス停をロータリー内に乗り入れるが、それについて御審議いただくための公共交通会議はいつ頃になるか。

・ 事務局 6月か7月頃には陸運局へ変更申請をする必要があるため、その前の4月から5月頃に公共交通会議を開催したいと考えている。

・ 議長 今後の交通コンサルタント導入についての流れを説明してほしい。

・ 事務局  公共交通の見直しについて、プロポーザル方式で業者を決定する予定である。1年目の委託内容としては、市民アンケートや市の現状分析、公共交通機関へ関連性等を分析し、新座市のより良い公共交通のプランとそのために必要な経費についても算出していただく予定である。新座市で実現できるプランを選んでいくところまでを予定している。それを踏まえて、2年目は、令和4年度中に新しい公共交通システムが運行できるようさらに検討を進めていく。

・ 議長 何か全体を通して意見はあるか。

・ 委員 東久留米志木線へバスを運行してほしい。

・ 委員 現状、バスの運転手の人手不足が深刻な問題となっており、現状の路線を維持していくことも難しくなってきている状況である。実際に、東京都の方で減便せざるを得ないところも出てきている中で、すぐに新規路線を増やすことは難しいことを御理解いただきたい。 バス以外の新しい公共交通網を模索していくことが求められる。

 以上をもって、令和元年度第1回新座市地域公共交通会議は終了となった。

【資料1】新座市内循環バス「にいバス」ルート図 (別ウィンドウ・PDFファイル・1月12日MB)
【資料2】令和元年度第1回新座市地域公共交通会議 (別ウィンドウ・PDFファイル・1月6日MB)
【資料3】公共交通に関するスケジュール (別ウィンドウ・Excelファイル・27KB)
【資料】次第 (別ウィンドウ・Wordファイル・10KB) 地域公共交通会議委員名簿 (別ウィンドウ・Wordファイル・25KB)

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