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令和3年8月20日(金曜日)
書面会議
篠原美穂子、脇田愛介、関磯次、石川雅彦、片岡秀樹、湯澤珠美、高石紫、鈴木由佳、小山朋子 全9名
1 議題
(1) 令和2年度 新座市歯科保健事業実績について
(2) 令和3年度 新座市歯科保健事業の取組について
(3) その他
1 会議次第
2 令和2年度新座市における歯科保健事業(報告)
3 令和3年度新座市歯科保健事業の取組について
4 令和2年度歯科健診結果(中学1年生)
5 令和3年度新座市小学1年生歯科健康診断結果
なし
(1) 令和2年度新座市における歯科保健事業実績について
1.質疑
委員 :親子歯科健康診査について、例年に比べ受診率が高い。かかりつけへの定期健診等が減少しているため、この事業に頼った結果だろうか。
事務局:昨年度は新型コロナウイルスの影響により、通園先での歯科健診が秋以降になった園が多く、園の健診前に5歳児歯科健診の受診を希望された方が多くいたことが受診率上昇につながったのではないか。また、小児対応の歯科医院が増えかかりつけ医を持つ方が増えてきたことや、実施期間中は新型コロナウイルスが停滞していた時期であったことも影響したと考えている。
委員 :親子歯科健康診査について、令和2年度は周知方法を変更するなどの工夫をしたのか。
事務局:令和2年度は対象者への事前通知の際、同封している案内についてナッジ理論を取り入れた内容へ変更した。先ほど回答した要因に加え、多少なりとも対象者への受診行動につながったと思われる。
2.意見
委員 :1歳6か月児健康診査について、これまでは順調に1人当たり虫歯数の減少傾向がみられたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため集団健診を個別健診へ変更した影響もあるかと思われるが、1人当たり虫歯数がやや増加した。また、小学1年生歯科健康診断のう歯罹患率も近年下げ止まりである。口腔への意識が低下すると、う歯だけでなくインフルエンザ、さらには新型コロナウイルスへの感染・重症化などが起こるということを、行政は市民へ訴えた方が良いと考える。
委員 :コロナ禍のため2歳児歯科健康診査・3歳児健康診査の受診率が下がっている。決められた期間内かつ対象誕生月毎に申込みをしなければならないこともあり、市民は申し込めないでいるのではないか。親子歯科健康診査のように、新座市・朝霞市・志木市および和光市の合同実施であれば受診率が高い。事業実績を基に考えると、2歳児歯科健康診査・3歳児健康診査もそのような実施方法を検討した方が良いのではないか。
委員 :小学校1年生歯科健診結果を見ると、全体的には減少傾向にあるもののう歯罹患率は20%前後で停滞していることが読み取れる。う歯罹患率、治療率の改善を推進したいところだが、新型コロナウイルス感染症の影響で歯みがき指導を行うことが難しい現状である。対面ではない方法で、保護者・児童生徒への啓発活動を考案しなければならず、試行錯誤している。
(2) 令和3年度新座市歯科保健事業の取組について
特になし。
(3) その他
特になし。