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平林寺境内林とは
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平林寺境内林再生事業の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年3月3日更新

雑木林の伐採作業を実施しています

 平林寺境内林は、本市唯一の国指定文化財として昭和43年5月28日に天然記念物に指定されました(昭和51年5月12日に睡足軒の森が追加指定)。今も首都近郊随一の規模で存在し、かつての武蔵野の雑木林の面影を残しています。しかしながら、指定から約50年が経過した現在、境内林は指定当時から景観の変化、林床植生の貧化が起こっています。
 そこで、かつての武蔵野の雑木林の景観を取り戻し、この貴重な財産を次世代へ確実に継承するため、今年度から雑木林(落葉広葉樹林)の再生を進めていきます。樹木の伐採などにより一時的な景観の変化も生じますが、文化財保護のため、皆様のご理解とご協力をお願いします。

平林寺境内林の現状と本来あるべき姿

 平林寺境内林は、約6割をコナラ・クヌギなどで構成する落葉広葉樹林が占めています。かつては農業の営みとともに農用林として維持管理されてきましたが、生活様式の変化により雑木林は放置され、樹木の高木化やササ類の繁茂などが進行しています。
 本来、雑木林は定期的に伐採し、木材を薪や炭などに利用することで、林が生まれ変わり、武蔵野の雑木林としての景観や高い生物多様性が保たれていくのです。

昭和40年の平林寺境内林(平林禅寺パンフレットより) 昭和40年の平林寺境内林(平林禅寺パンフレットより)

再生事業について

事業期間

 落葉広葉樹林全体の伐採を15年間で一巡させることを目標とし、全体を大きく3期に分け、1期5年の予定です。平成26年度を第1期初年度とします。

事業内容

 伐採による萌芽更新と傘伐(※)による天然下種更新を図り、苗木の補植を組み合わせた手法によって、再生を図ります。
 経過はこちらのホームページで随時お知らせしていきます。

※傘伐(さんばつ)とは
 伐採期に達した林を、親木(母樹)を残して周辺を伐採すること。伐採後は、母樹から落下した種子が親木の傘の周囲で稚樹として成長するところから、’傘伐’という。母樹は稚樹が生長した後、伐採し新しい林を生成する。

ご注意とお願い

 作業場所には看板を設置し、細心の注意を払って作業を行っております。作業場所・内容により、一時的に通行を制限させていただく可能性もありご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。